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野中一二の議会質問

平成20年6月定例会一般質問(予稿)

登壇して行う質問については事前通告制です。6月定例会は9日(月)に開会し野中一二の登壇は6月16日(月)の予定です。
 公式議事録から質疑応答の記録を編集掲載しました。

1.トイレットペーパーを使ったゴミ減量推進について
2.昇仙峡を活性化することについて
3.甲府市のホームページのあり方について

1.トイレットペーパーを使ったゴミ減量推進について

私はその処理に多額のお金と手間がかかるごみ処理問題は、地方自治体の固有の責務の中でもことさら厄介なものであるという認識を持っている一人です。日常であちらこちらに出かける時も、知らず知らずのうちにその地域のごみ処理の様子や回収状況などに目が行ってしまう事がよくあります。
我が甲府市ではミックスペーパーの回収に力を入れているところで、少しでもごみ減量化につながるようにという事で数値目標を立てて取り組んでいますが、私が見たところいまいち効果が上がっていないと思えます。さらには1日当たり550gという目標数値を掲げてごみを減量化してほしいというお願いをし、期限内に達成できない場合には有料化もやむなしという決意を見せ、市長の自宅から出るごみの量を毎月量ったりもしていたようです。

そんな中で過日大阪府泉佐野市を訪れた際、街頭で配布している面白いものを見つけました。トイレットペーパーなのですが、「しりべんトイレットペーパー」という名前の付いた商品で、知って便利な(しりべん)トイレットペーパーという意味だそうです。すでにトヨタホーム、ボーダフォン、ヤマダ電機、本田技研工業、松下電器産業、イセキ農機、NTT西日本、リクルート、TOTOといった企業が販促用ツールとして採用していて、こちらもなかなか好評のようです。
もちろん定番として環境編というのもあるようですが、この様な事態の中で私が12月に質問した「ミックスペーパー回収強化及びごみ減量に対して、甲府市独自のエコポイント制度を創設し、これによって市民の一層の協力をお願いする」ということに対するエコポイントバックとして、減量が進んでいたりミックスペーパーの回収が順調に推進している自治会などに対し、より一層協力していただけるようなセールス商品としてこのトイレットペーパーもしくはポップアップタイプのティッシュペーパーを利用しながらより一層市民にご協力いただくという事はいかがでしょうか。

現在甲府市は太陽光発電に対して一定の補助金を出し、地球温暖化対策を進めていることは十分理解できるものです。ただしその補助額が年々減ってきているのにはちょっとがっかりしている一人です。今年は洞爺湖サミットも開かれ、わが日本が議長国として世界に対して一層厳しい数値目標などを掲げなければならない現在、太陽光発電のみならず現在でも国からの補助金システムがあるヒートポンプ利用の温水器や、マイホームでの発電システムなどの高効率エネルギーシステムに対しても支援の幅を広げ、環境首都甲府を目指すべきと考えますが市長のお考えをお聞かせください。

たとえば目下協議会で議論されている甲府市指定ごみ袋ですが、私が平成12年3月議会で質問した通り、「この半透明ごみ袋というのは、現実には新しい原料を使ってつくられている、ただ燃してしまうための袋です。従来使用していた黒いごみ袋というのは、ポリエチレンリサイクルの最後の段階で、一番強い黒という色をつけてリサイクルされたポリエチレンを袋として使っていた事実がございます。このことは、ポリエチレンという一つの素材に対する循環を断ち切ってしまうことになり、再三提唱している循環型社会に対してくさびを打ち込むことになってしまいます。一部先進都市においては、既にこのことに着目し、リサイクル原料使用の半透明ポリエチレンの袋を指定袋として使っております。私がポリエチレン製造業界団体や先進自治体から入手した商品は、当然リサイクル品でありますから、半透明が少しくすんだグレーまたはうす茶色になっております。使用に絶え得る強度は十分にあり、中の新聞紙も十分活字が読める程度の半透明があります」。

甲府市は、ぜひこのような商品を利用し、循環型社会の中で胸を張って全国に発言できる環境を整えるべきでしょう。

この6月からは山梨県内数多くのスーパーマーケットがレジ袋を有料化する運動が始まっています。それに呼応すべくたとえばマイバックをエコポイントとして配布するという事も行ってきたようですが、これからは少し事情が違うようです。つまりマイバックは当たり前で、その後のごみをどのようにして出すかという世界が待っている気がしています。その折に本市のエコポイントグッズはゴミ袋だった、しかも石油由来の原料を使っていないものだったなど、これから考えるべき事柄はまだまだたくさんありそうです。それらを含め、市長の環境施策をお示しください。

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2.昇仙峡を活性化することについて

この問題も12月議会で取り上げさせていただきましたが、いよいよシーズンという事で再び昇仙峡について取り上げさせていただきます。

この一帯は昇仙峡グリーンラインという今現在は無料になってはいますが、有料道路が建設されてから観光客の動線は一変しています。つまり、それ以前は長潭橋からスタートする観光客がほとんどで、滝上までいきなりあがってゆくという方は少数だったと聞いています。また、まれに旧敷島町経由で清川線を使い滝上へ出る方がいたくらいで、観光客は長潭橋仙ヶ滝間を徒歩でのんびりと散歩しながら渓谷美を堪能するという方でにぎわっていたようです。古い写真によるとトテ馬車にもすずなりの乗客がいて、歩行者を上手によけながらゆっくりと進んでいる、その傍らをこれまたすり抜けるように自転車で荷物を上げている人が映っていました。また渓谷の河原へ降り、水辺で記念撮影をしている情景も映し出されていました。いわゆる良き時代の観光地としてずいぶんもてはやされたようです。しかしグリーンライン開通後は一気に様子が変わり、長潭橋から上がってゆく人はおそらく数パーセントしかいないでしょう。そしてほぼ半分の方はグリーンラインの駐車場で車を降り、そこから遊歩道を使って仙ヶ滝を目指し、また同じ道をもどってくるというコース。あとは滝上の市営駐車場に車を置き、仙ヶ滝までの階段を降り、また戻って帰ってゆくという状態です。

これではせっかくの昇仙峡のそれぞれ半分づつしか楽しんでいないことになってしまい、「なんだこれが渓谷美日本一なのか」という不満だけが鬱積して帰路についてしまうこととなります。私はこれらの観光客は二度と昇仙峡へはやってこないと感じてしまいます。つまり観光地にあっては極力避けなければならないのが「ピストン」という動きなのですが、今までの観光対策ではこれを当然のごとく続けてきてしまっていることになっていたのです。たとえばスキー場でもリフトは無いですが素晴らしいゲレンデですと言ってもだれもお客は来てくれないでしょう。南の小さな島でのんびりしてはいかがですかといううたい文句だけあっても、ただし船は週に1便だけですというのならば誰も訪れないでしょう。このように昇仙峡にあっても下から歩いて登ったら、その道を歩いて下ってきてくださいという形で今までよくこれだけの観光客が来てくれていたと表彰状を出したいくらいです。

現在行われている「週末は山梨にいます。」という「山梨デスティネーション観光キャンペーン」や、昨年放映があった大河ドラマ「風林火山」によって山梨が注目されている今こそが観光客に「また来よう」という動機付けを行える数少ないチャンスととらえ、新たな視点でとらえた昇仙峡をもっと多くの観光客により一層理解していただくように観光行政の在り方を考えるチャンスは今年です。

そのためにはクリアしてゆくべき数々の条件などがあると思えますが、まず今年はグリーンライン駐車場から滝上までの循環バスを走らせるべきだと考えます。もちろんシーズンを通しての運行ではなく、とりあえず今年は社会実験としてその利用度、観光客の利便性に寄与するかどうか、満足度が向上するかなどの情報収集を行う必要があると考えますがいかがでしょうか。このような社会実験から、来るべき新しい時代に向けての昇仙峡の在り方などが映し出されることとなり、より効率的な行政による支援の方法や地元観光協会などが取るべき動きについても見えてくるのではないかと思えます。

過日甲府市観光課では、山梨県観光部と共同して「遊歩道沿いの樹木伐採」を環境省にお願いし、環境省から自然保護官を招き、現地調査を実施したところです。私も立ち会わせて頂き、自然保護官に対してこの場所が渓谷美日本一と謳われていて、それを見に来た観光客が立派に育った立ち木に阻まれ音はすれども渓谷は見えずだったら「詐欺」になってしまいますと本音で話をさせていただいたところです。このように少しでも遊歩道を歩く楽しさを取り戻す動きをしている今、これらに拍車を駆け、より多くの観光客に来ていただき、楽しんでいただけるよう努力する必要があると思います。

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3.甲府市のホームページのあり方について

私は常々甲府市のホームページはわかりにくいと感じている人間の一人です。ほとんどの場合県外の方が甲府市の様子をホームページで見てみようと考え、このページへたどり着くことでしょう。それが証拠にはページ右端にミニアンケートがあり、5月29日12時29分現在観光情報が38,8パーセントを占めていることでもわかります。ただしここでは「何を探しにきましたか?」の設問に「市議会」は含まれていません。「その他」に含まれているとは思いますが、リンク項目として設定されているものと設問とを一致させておくのが通常ではないでしょうか。

甲府市ホームページを初めて見にきた人がびっくりするのは、「市政の動き」を開いた時に本文ページが空白なことです。これは他の左目次大項目も全て同じ、そんな中でも市議会のページは本文があり、これが普通の作り方です。最初に開いた時に、何だ何も情報が無いのかと誤解して、左側の目次に気が付いて中を開いたらそれなりに掲載されていたという事実、ここまで気がつく人は半数いて下さればありがたい状態でしょう。
それぞれの本文ページに、トピックスに記載できなかった記事のリストも含まれているとか、イベント案内があるとか、ホームページとしてもっともっと色々と活用できるはずです。県内では増穂町のサイトも甲府市と同じWebプログラムが使われているようですが、甲府市の担当者が増穂町のサイトと比較してみたことがあるかどうかはわかりませんが、もし見ていればこの事については気が付くはずです。県外他都市のホームページも参照しながら常に向上させていくという意識が、甲府市からは見えません。ここではもっと他都市の事例を参考にして、より見やすく、より人にやさしいホームページを作るべきだと思いますがいかがお考えでしょうか。

甲府市サイトのサーバー管理者の手元で、アクセスログの分析による読者の居 る場所や閲覧者の年齢構成などデータの整理が出来ているのでしょうか、出来ているならば結果表示として見せると面白いかも知れません。どこから見に来ているのかといった情報がいち早く収集出来、その結果を行政事業の中へと反映できることになります。ただしその情報を公開するかどうかは別にして、内部的に職員のあいだで検討されているのかどうかお尋ねいたします。

細部になりますが組織体系図があり、これで一目瞭然なのですが、それぞれの組織の業務分掌がわかりません。少なくとも県庁サイトで書かれている個々の組織の業務内容が書かれている程度までは組織図に付け加えるべきだと感じています。

甲府市でも当然のごとく各部課に全てページがある事が望ましいと考えます、なかでも教育委員会は一通り揃っていますからやって出来ないことはないと思えます。たとえば都市建設部では甲府駅周辺整備課のページが無いから新北口駅前広場の構想図などは記者会見記事にリンクするしか無かったのでしょう。

甲府市の場合はホームページでの各部署の広報活動について、一定の指針や枠が決められていないのではないかと感じてしまいます。だから各部署でそれぞれ勝手な自分のページ作成マニュアルのようなもので発信してしまうといった、 ブログの寄せ集めのようなバラバラな発信でしか無いという状態です。

今後、このような状態からの脱却を進め、人がつどい 心がかよう 笑顔あふれるまちにふさわしいホームページに変えて頂きたく思いますがいかがでしょうか。

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