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野中一二の議会質疑応答の記録

平成22年12月2日(木)

質問予稿を掲載済みです。テーマは以下の通りで一問一答式で行ないました。中見出などは議事録本文にはありません。

1.環境問題について
1−陶磁器リサイクルについて
2−小電リサイクルについて
2.まちづくりについて
1−まちづくりをソフトで考える

2010.12.02 : 平成22年12月定例会(第2号) 本文

54 : ◯副議長(荻原隆宏君)
◯副議長(荻原隆宏君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 上程議案全部に対する質疑及び市政一般質問を続行いたします。
 新政クラブの代表質問を行います。
 野中一二君。
                (野中一二君 登壇)
55 : ◯野中一二君

◯野中一二君 早速質問させてもらいますが、その前に、先ほどに比べて暖かくなりましたですね。これでちょっと熱が入って、質問に迫力が出るといいかなと思います。  質問に入る前に、まず、市長、本日はまことにおめでとうございました。山梨広告大賞で、甲府市が北口に設置した看板が入賞なさったそうで、何かすばらしい盾をいただいたそうですね。おめでとうございます。甲府市も少し芸術の薫りがしてきたなというふうに思います。
 最初の質問をさせてもらいます。

1.環境問題について

 最初の質問は、環境問題についてのその1番として、陶磁器リサイクルについて質問させていただきます。

1−陶磁器リサイクルについて

 NPO法人のOne Dish Aidという団体があります。この言葉の意味は、人をあらわすのに器量という言葉を使うようですが、その器という、そのことをディッシュであらわしております。1人1人の優しい心の豊さ、器ができることとしていますと、そういうふうにしてこの方々は活動しているのですが、そもそも事の始まりは、ある主婦が大好きなプリンをお菓子屋さんに買いに行って、毎回毎回、器に入ったままプリンを買ってくるわけですね。器が残ってしまう。これが何かに使えないともったいないなと思っていたのが、この団体が生まれたきっかけとなったそうです。その主婦は、おいしくプリンを食べ終わった後、そのプリンカップをきれいに洗って、そのお菓子屋さんに持って帰って、また使ってくださいというふうに言ったところが、プリン屋さんではそれはできませんというふうに丁寧にお断りされたと。これは非常にもったいないなと思って、その主婦がいろいろ陶器のリサイクルということを考えていったということです。そこが発端です。おいしいものが絡んだ発端だというのはいいことですね。

 そのNPOの活動は大きく4つありまして、陶磁器の循環型社会を目指し、デポジット制と容器回収を導入した菓子容器の提案をするということだそうです。それは再生土、つまりリサイクルした陶器を20%含んだリサイクル陶磁器菓子容器をつくって、デポジット制として容器回収を導入して、One Dish Aid菓子容器を広げる運動をしているのがまず1つ。

 その次に、ごみを減らすための3R活動。現状、食器は最終処分地に埋め立てられています。それを改善すべく、多治見の技術研究所というのがあるそうですが、そこと組んで陶磁器食器のリサイクル、リユース運動をしているということだそうです。

 3番目に、基金運動として、再生陶器を販売した収益のうち、収益というか、1つ50円で販売するんだそうですけれども、何で50円かというと、しょせんただなものには価値がない、ただでもらったものはそのまま粗末にしてしまう。ただだから、持って帰ればいいじゃないかという感覚で人々がまた不要なものをうちの中に置かないようにするために、1つ50円。こんな大きなお皿でも、こんな小さなお皿でも1つ50円で販売するそうです。それが再生陶器を販売した収益となって、そのうち1個につき2円を基金として植林活動をやっているNPO、NGO、そういう団体に寄附をしているそうです。その寄附がもとで、マングローブの森をつくるとか、桜の木を植えるとか、そういう活動が広まっていければいいな、こんなふうにその主婦はおっしゃっていました。

 最後の4番目が環境教育。環境講座や子供たちに再生土を使った陶芸教室などを行って、世のためになっているそうでございます。

 我が市でも、環境センターで処理する廃棄物のうち、昨年はおよそ4.5%が陶磁器片を含む、いわゆるちり、灰、あくたと呼ばれている部分であったという結果が公表されています。甲府市の環境センターで年間処理するごみがおよそ10万トン、そのうちの約5%といいますと5,000トンということになりますが、それを処理するのにかかる費用が、これは最終処分場へ運ぶだけですので、1億6,000万円、これだけの費用がかかっているわけです。

 私も以前よりこのことは何かもったいないなという気持ちでいっぱいだったんですが、ぜひ我が市でも先端都市に倣って、このような陶磁器を回収するという事業を取り入れるべきではないかと思いますが、どのように甲府市は判断なさるんでしょうか。お答えください。

57 : ◯環境部長(中村 茂君)

◯環境部長(中村 茂君) 陶磁器リサイクルについてお答えをいたします。

 本市では、新たなごみ減量施策の一環として、本年6月から家庭で不要になった再使用可能な遊休陶磁器製食器の回収を試行的に開始し、10月までに約1トンを回収いたしました。回収した食器につきましては、先般11月のリサイクルフェアにおきまして、もってけ市と銘打ちまして、市民の皆様に無料配布したところ、ほぼ午前中に展示した食器を持ち帰る状況で大変好評であったものと考えております。

 食器をごみとして排出する場合は、不燃ごみとして破砕して埋め立て処分となりますが、回収して再使用されることにより、ごみの減量と処分費の削減につながることから、今後も引き続き遊休食器の回収を継続するとともに、来年度は新たに陶磁器の再生土としてのリサイクルにつきましても、試行実施に向け、回収方法や選別方法などにつきまして検討を進めているところであります。

 以上でございます。

59 : ◯野中一二君

◯野中一二君 来年度は新たに陶磁器の再生土も考えていくということになりますと、欠けたものとか割れたものとか、そういったものも環境部にかかるとまたもとへ戻ってしまう、またもとの商品になってしまうというふうなことで、非常にいいことだと思っております。

 先般のもってけ市ですか、環境フェアのときにやりましたですね。あれに私も行って、もってけ市の様子を見てまいりました。すばらしいなと思ったのは、ちゃんときれいに洗ってあって、多分あれは市の職員が洗ったんじゃないかと思うんですけれども、きれいに洗ってあって、同じ皿なら同じ皿ごと重ねて置いてあったというふうに理解していますけれども、あれを市民の方に洗って持ってきていただくということが非常に大切なことだと思います。というのは、特にきれいなやつはそのまま第三者に行ってしまうわけですね。今まで自分の使っていたものをただごみに出すんだからいいやといって、ぽいっと投げてしまうと陶磁器は割れてしまうわけですね。それを商品としてまただれかに使ってもらいたいということで、価値を生み出してほしいという、その優しい気持ちがこれからの3R活動、ごみ減量活動の中で一番大事な部分なんで、ぜひ洗って持ってきてくださいというお願いを市民にすると同時に、持っていって使っていただく人は1個50円を下さいと、こういう双方の入れ込みがないと、この事業というのは長続きしないと思いますし、最終的に本当の意味のごみ減量、環境運動という形にはならんと、そういうふうに思います。先ほど私が、1個50円で販売しているということを言いましたけれども、あれも50円という価値を物につけるから、自分の本当に使いたいものだけをもってけ市で持っていってくれる、それからまた大事に使ってもらえるということにつながっていきます。50円を取らなかったら、持って帰って、そのまま横へ置いておいて、忘れちゃった、いいやといって、またごみに出しちゃうわけですね。それが50円の価値だと思います。

 もう1つ、陶器で有名な瀬戸市の現状では、瀬戸市周辺に瀬戸物用の土があと20年しかないそうです。20年で終わってしまうんです。そう考えると、20%混入する再生土、これが非常に重要な資源というふうな形にもとらえられますし、甲府市としてはごみが減る分ありがたい。また、埋め立てをしない分ありがたい。こんなふうになってくるんではないかと思います。

 どういう形で回収したらいいのか、例えば各地区の公民館とかそういうところで回収したらいいのか、既に1トンの実績のある甲府市ですから、環境部でその辺は十分、新たな方針、方策も考えていると思いますが、またその辺をもう1度、どのような形で回収していくのか。それから、全市にそれを広げるとなると、どのような形でもって市民にわかりやすく説明していくのかを、また別途、本日教えていただけるとありがたいと思いますが、大事なことは、お金を取って渡してくださいということですね、1つには。それから、洗ってきて持ってきてくださいと。欠けたものは欠けたものでしようがないので、それは再生しますというふうにはっきり市民の方にうたって回収していってほしいと思いますが、そのあたりはどのようにしていくおつもりでしょうか。お答えください。

61 : ◯環境部長(中村 茂君)

◯環境部長(中村 茂君) 2点の質問でございます。

 まず1点の無料配布の関係ですよね。これにつきましては、今御指摘がありましたけれども、今回出したのは、私どもが見て古いものはすべてはじきました。家庭で眠っている、まだ未使用の箱へ入って、木箱へ入ったとか、そういうものについて出したということでございまして、洗う洗わん、もったいないということもありますので、そこのところはまだ来年継続しますので、検討させてください。

 それから、お金の関係でございますが、今回初めてだということで、私どもも今回やるときにお金をどうだ云々という話は出たんですが、意識づけということもあって、今回は無料でどうだということで判断をさせていただきましたけれども、議員さんおっしゃるとおり、まさにただであるということに対して何の還元もないということでは多分まずいなと思いますので、例えばお金を取って、それを今、私どもがやっているCO2の削減につながるような施策に財源を充当するとか、そのようなことは考えていきますし、また、無料提供していただいた方には、私どもミックスペーパーで再生化を行っていますので、それを1個でも2個でもやるとか、そんなふうな検討をさせてください。

 それから、今度は欠けたものですよね。これは今、検討を進めているわけですけれども、とりあえず陶磁器の中でも再生粘土として何でもかんでも出されてもらっては困ると。粘土として再生されるものとされないものがありますので、その辺を市民にどういうふうに周知をしていくのか、あるいは職員がそれをどうやって見きわめるのかというような課題がありますので、その辺も検討させていただく。

 それから、再生が可能かどうかというものをどこへ持ってきてもらうんだと。例えば集積所、あるいは有価物回収なんか、あるいは拠点回収、回収ボックスを置きますと、やたら出されてしまうというようなこともございますので、ですから、私どもが今考えているのは、環境センターへ直接持ってきていただいて、そこで見きわめて、だめなものはお持ち帰りしていただくとか、あるいはうちのほうで破砕のほうへ回すとか、そのようなことを検討しております。

 それから、今どこへリサイクルをしていくんだというようなことも検討しておりまして、コスト面もありますから、一番直近で近い岐阜県の土岐市が再生粘土のリサイクルが進んでいるようですので、ここが一番コストが安いだろうというようなことで、それらも検討していると。

 以上、こんなようなところを具体的に検討しております。

63 : ◯野中一二君

◯野中一二君 よく勉強なさってきていると思います。実はこの質問の陶磁器のリサイクルというのは、昨年の秋になりますけれども、私が環境部の職員の方と話をしていて、こういう陶磁器リサイクルというのをテレビでやったよと。NHKテレビだと思いましたね。テレビ番組の中で、埼玉県の所沢市でやっていた事例を、所沢の市役所の職員の映像もあったり、いろいろな角度から撮って、非常にこれはおもしろい事業だなと思って、私が質問するからよく勉強しておいてねと言ったんですけれども、質問する機会がなかったんですね。なかったところへ持ってきて、環境部の職員さんは非常に熱心な方が多いですから、前回の環境リサイクルフェアでいち早く先取りして、モデル事業というか、トライアル事業としてもってけ市をやったと。そうしたら非常に好評だった。ふだん、職員さんから議員が話を聞いて、それをあたかも自分でつくった質問のようにぽっと言っちゃうということは多々あるんでしょうけれども、なかなか議員さんが考えて、あるいは思ったりなんかしていることを職員の方がすっと先に手を挙げたというのは非常にいい結果だなと、進んできたんだな、これはお互いに切磋琢磨するのに非常にふさわしいいい事例だったんじゃないかと、こんなふうに思っております。

 あと、陶器のリサイクルですけれども、今、外で使われている碍子というのがありますね。電線と電柱をつないだりなんかする白い瀬戸物の碍子というのは、ほとんど現在はリサイクル碍子なんだそうです。リサイクル碍子をつくるほうが新しい土から新しい碍子をつくるよりも2割ぐらい安くできる。粉砕費用を入れても2割ぐらい安くできるということで、リサイクル碍子が圧倒的に多いそうです。あとは衛生陶器、あれもリサイクルのほうが安いんだそうです。これもリサイクルでやっているというところも一部ではあるようです。これは日本の事例ではないんですけれども、そんなのもありますので、世界的に陶器、陶磁器のリサイクルというのは進んでいますので、ぜひこれは一歩先を行きたい、未来の甲府が輝く甲府にしたいと思っている宮島市長の新政策にもぴったり合っているんじゃないかなと。「わ」という字がありましたね。環境の環というのが入っていますから、ぜひこれを取り組んでいただきたいと思います。

[↑]

2−小電リサイクルについて

 次の質問に移ります。

 次の質問も環境部関係の質問ですが、小電リサイクル。小電リサイクルの小電というのは何かというと、正式には小型家庭用電子電気機器というんだそうです。私どもは昨年、秋田県大館市を視察しました。まさに小電リサイクルの現場を見たかったということもあるんですけれども、そこでは家電リサイクルのリサイクル工場も見られるということで、両方一緒に見てきたんですが、現実、見学させていただいたのは東北大学、DOWAホールディングス、秋田県と共同で行っている小型家庭用電子電気機器の回収事業というのが正式なフル名称ですが、その現場を見てまいりました。

 この小型家庭用電子電気機器、特に使用済みの電子電気機器、特にハイテク機器にはレアメタルがたくさん使われております。レアメタルとレアアースは、後ほど化学の授業みたいになるんですけれども、別に話をしたいと思いますけれども、もともと地球に存在する量が非常に少ない希少な金属なので、貴重な資源としてリサイクルする必要があります。もう1つには、このレアメタル、レアアースもそうですが、不適切な処理による環境汚染が非常に予防しやすい物質だと聞いております。これらの害を防ぐためにも、既にヨーロッパなどでは回収が始まっております。今回の回収実験は、小型電子電気機器に含まれるレアメタル類の回収システムを考える上での予備実験ということで、全国に先駆けて秋田県大館市で行ったものを研究してまいりました。そこでは、非常に手間がかかりますが、回収した機器の品目、量、製造年代などのデータを収集して、レアメタル回収システムを構築し、役に立てると同時に、これらの金属が環境に与える影響を軽減することにもつながっていると考えられて、この事業は進められているようでございます。

 どのようにしているかといいますと、秋田県の事例はともかく、石狩市ではこういうことを言っております。壊れた音楽プレーヤーや使わなくなった携帯電話などを家にため込んではいませんか。指定ごみ袋で燃えないごみとして排出するのではなく、回収拠点の回収ボックスへ入れて資源の有効活用を実施し、ごみの最終処分場の延命化に御協力をお願いしますということで、石狩市ではそういううたい文句をつけてこの事業をやっているようですが、拠点に置いた回収ボックスへそれを入れていただく。回収ボックスの大きさ、秋田県大館市でやっていました秋田県の事例では、20センチ掛ける15センチという四角い穴があいた回収ボックス。例えばこの演壇が回収ボックスとしますと、上にその穴があいているものを置いてありまして、置いてある場所が一部のスーパー、市役所の出張所、あるいは支所、甲府でいうならば、例えば北東公民館であるとか、北公民館であるとか、青沼支所であるとか、中道、上九の支所、出張所であるとか、そういうふうなある程度人が集まりやすいような場所に置いてあって、そこで回収しているそうです。

 昨今のレアアース輸出停止にかかわる事件、本当に全く遺憾な事件でありますが、これらの事件に対処するためにも、環境問題をもっと世界的な資源の問題としてとらえるためにも、我が市もその先駆けとなって、このような小電の回収事業をスタートさせるべきではないかと思いますが、いかがお考えでしょうか。

65 : ◯環境部長(中村 茂君)

◯環境部長(中村 茂君) 小型家電リサイクルについてお答えいたします。

 使用済み小型家電からのレアメタルの回収及び処理につきましては、昨年度から経済産業省と環境省のモデル事業として、地方公共団体と連携して調査研究を開始したところであり、本年度もモデル事業を継続し、リサイクルシステムの経済性評価やリサイクルシステムの構築に向けた課題整理、また、小型家電の適正処理技術や有害物質のリスク評価等の調査研究が進められている状況であります。

 本市では、家電リサイクル法の対象家電や資源有効利用促進法により、指定再資源化製品として指定されているテレビ、パソコンなどを除くデジタルカメラやDVDプレーヤーなどの家電については、一部は資源物、有価物として再利用し、一部は不燃ごみとして、処理後、最終処分場へ埋め立て処分をしております。

 廃棄家電に含まれるレアメタルは都市鉱山とも言われ、資源有効利用と最終処分量の削減の観点から、限りある希少なレアメタルの回収とリサイクルの実施は循環型社会形成に向けての重要な検討課題であると認識をしております。

 こうした中、今年度のリサイクルフェアにおいて、試行的に不要になった携帯電話の回収を実際したところ、35台の回収実績を得たところであります。

 御提案のありました小型家電のリサイクルの取り組みにつきましては、先般、モデル都市であります八王子市を視察したところ、本市においては特に回収量の確保や安定した回収方法、さらには回収後の中間処理方法について課題もありますことから、今後、十分な調査検討を行ってまいりたいと思います。

 以上でございます。

67 : ◯野中一二君

◯野中一二君 今後、調査検討じゃなくて十分な検討ということでしたね。どういうふうに違うんでしょうか。それはいいとします。

 小型電気電子機器の中で、誤解しやすいのは、レアメタルとレアアースってどう違うんですかって、この質問をするときによく聞かれたんですけれども、総体的にはレアアースというのが地球上希少なものだということで、希土類というんですね。レアアースの中の一部がレアメタルなんだそうです。ここから化学の授業みたいで申しわけないんですけれども、そうなってくると、例えば今回中国で輸出禁止になったという影響は一体どの程度のところにいっちゃうのかということも非常に問題なんですけれども、確かに中国しかとれない資源というものでもなさそうなんですけれども、ほとんど世界中は中国に現状依存しているのが事実。レアアースのほうから言いますと、レアアースは日本の場合には90%中国から入ってきているそうです。そうなりますと、尖閣諸島の問題という1つの大きな国際的な問題も、日本の生産そのものに障害があるようなことになってしまう。そんなふうなことも考えられますので、これも捨ておけない問題なのかなと。

 今回の質問のレアメタルを回収してはいかがですかと、こういうことの質問の内容ですが、一体、小型家庭電子電気機器ってどんなものがあるんだろうかということなんですが、15センチ掛ける20センチの箱へ入る大きさのものというと、例えばデジタルカメラ、ビデオカメラ、DVDデッキ。パソコンはだめですね。ゲーム機、携帯電話、携帯音楽プレーヤーとか、電子手帳であるとか、無線LANであるとか、電話端末内臓ハードディスクドライブだとか、USBのメモリですね。あんなふうなものがたくさんあるらしいです。ところが、実際やってみると一番数が多いのはどうやら充電器、家電を買うとほとんど充電器がついていますよね。コードがついていて、四角いこのぐらいの変電器がついていて、12ボルトに変電してくれたり、6ボルトに変電してくれるやつ。あれがかなり多いそうですが、実はあの中にも貴重なレアアースがたくさん使われていまして、レアメタルもかなりですが使われておるようです。

 何でそんなにレアメタル、日本は都市鉱山だというかというと、皆さん方、小型家庭用電子電気機器を回収して何がどのぐらい入っているんだといいますと、簡単にいいますと、レアメタルは金、銀、プラチナ、パラジウム、この4つです、非常に簡単に言うと。金、銀、プラチナ、パラジウムの中で、金だけ例にとってお話しさせていただくと、この地球上に眠っている金の量というのは50メートルプール2杯なんだそうです。地球という物質を考えると、それしかないそうです。そのうち50メートル1杯分は人類の歴史の中で掘っちゃったそうです。今までは掘ったけれども、いろいろな装飾品に次から次へと化けていったり、あるいは一部、御遺体と一緒に埋められたりという程度で、地上で流通していたんだそうです。それが昨今のIC時代になったときに、いきなり金属部品として、金が価値のあるものじゃなくて、導電性が非常にいいとか柔らかいとかいうことの金属部品としてどんどん小型電子電気機器の中に使われるようになって、消費がぐんと速まってしまった。そうすると、どうなるかというと、残りの50メートルプール1杯分なんて使い切るのはあとわずかしかないんですよね。だから、もったいない。もう資源がそれで地球上は終わってしまうという現実があるから、それは回収しなきゃいけない。これがレアメタルの回収する必要があるという大きな要因なんだそうです。

 ちなみに小電の中に入っている金の量というのは、1トンで200グラムだそうです。今、金の価格でグラム当たり2,300円でしたか。概算でわかりますよね。四十五、六万円ですかね。ところが、金鉱山から出してくる金の量ってどのぐらいかというと、世界で有数な金の含有量の鉱山は実は日本にあるんです。三菱金属の菱刈鉱山、九州にありますね。あそこが大体1トン当たりの鉱石から18から20グラムだそうです。ということは、その10倍も小電の中には金が入っている。もちろんプラチナが入っている、パラジウムが入っている。レアアースと言われる17種類の希土類も入っている。これを考えると、これは捨ておけないな、地球のためにもこんなものを捨てちゃだめだ、燃えないごみと一緒に出しちゃって、そのままくしゃくしゃにして捨てちゃうとか、あるいは燃えるごみの中にこそっと紛れ込ませておいて、一緒に燃しちゃってなくなっちゃう、どうしたらいいんだろうかというところが、私がこの問題を一生懸命取り上げたかった本音でございます。

 ちなみに先ほど副議長さんと立ち話をして、皆さんも御存じの有名な電気メーカーで昔出したテレビがあります。キドカラーという商品名でしたね。そのキドカラーのキドというのは、希土類、レアアースの希土なんです。レアアースがない時代というのは、ブラウン管をきれいに赤く発色させることができなかった。しかし、その会社では希土類の中の一元素を使って、それが赤くきれいに発色するということを利用して、それをブラウン管に使ったために、輝度、輝きの度数を上げたためにキドカラーを使ったそうです。

 そんなのはいいとしても、もう1度、今おっしゃった環境部長さんに聞きたいんですが、数々の問題はあると思います。回収方法、回収の量が定まらないと非常に難しいということもありましたが、実際、秋田県の事例では、平成21年度に秋田県全体で年間4万1,017個、そのうち秋田市が9,788個、大館市は過去の実績があるので非常に回収がいいそうです。1万5,026個小電を回収しているわけです、1年間ですね。大館市のような量があると十分ペイできるという話もこのとき聞いてまいりました。先ほど言った環境省、経済産業省でモデル事業として出したのが、この近くでは八王子市、江東区、名古屋市及び津島市、京都市、水俣市、まだ全国にこれだけしかない。これはぜひ甲府の名前を、とりもつ隊だけでなく、このごみの部分でも、環境の部分でも全国に広めるべく、ここへ応募したらいかがかなと思いますけれども、部長、いかがですか。どのように回収するかというのは、それのヒントもあったし、こういったこともできると思います。ぜひこれを事業化していってもらいたいと思いますが、決意をもう1度お聞かせください。

69 : ◯環境部長(中村 茂君)

◯環境部長(中村 茂君) 今、議員さんが言った秋田県大館市とか、そういうところは私どもは調査をしてございませんが、先般、持続可能な循環型社会の構築というのはまさにそのとおりでございます。したがいまして、私どももそれをやらないとかではございません。既に先進モデル都市であります八王子市、ここらを視察をしております。国が今7市、モデルでやっていますけれども、それらはすべて特色ある、例えば八王子市は東京で物が集まるとか、情報が入ってくるとか、学園都市とか、そういうような都市形態、いわゆる特色ある都市形態をモデルとして国が指定をしてやっているわけでございまして、それを私どもの甲府市のバージョンで比較したんですが、そうしますと、八王子市は人口五十数万人、甲府市は20万人です。そうすると、八王子市も余り個数では集まっていないんです。甲府市をそれに置きかえますと、シミュレーションしますと、340キログラム、1年間で1,190個ぐらいかなと。そんなようなこともありますし、そういうことになりますと、いざ事業を開始したけれども、物が集まらない、集まってきて、それを今度は中間処理をするわけですね。中間処理をするに、私どもが今考えているのは、授産施設、福祉施設なんかも活用していったら、取り込んでいったらもっと事業とかいろいろ多角的にいいんじゃないかと。それから、それを今度は中間処理をしてリサイクルでレアメタルを抽出をしていくというようなこともございますので、今、国も一生懸命やっております。その研究結果を待って、私どももやっていかないということではございません。携帯電話もそういうことで一応試行しておりますので、ぜひその点、御理解していただいて、もう少し調査検討する時間をいただきたいと思います。よろしくお願いします。

71 : ◯野中一二君

◯野中一二君 小電って携帯だけじゃないですよね。ぜひ小電を回収してほしい。携帯だけの回収だったら、そんなものは販売者責任ですから、携帯電話会社に持っていけばみんな処分してくれますし、ボックスもありますし、ぽっとみんな入れてきちゃうのかなと。それでも個人情報が漏れるのが嫌だとかいって出さない人もいるけれども、小電というのは携帯だけの問題じゃないです。だから、さっき言った大館市が1万5,000個、これだって大館市の市民は2万人ちょっとですから、小電リサイクルだったら毎年毎年市民のほとんどが携帯を買いかえていることになっちゃうんで、そうじゃないということですね。小電というのはもうちょっと幅の広いもので、もうちょっと幅を広くして考えていただければいいなと。理想的に言うと、小電リサイクルの中でも携帯リサイクルが本当はもっといいそうですよ。携帯リサイクルになると今の倍ぐらいになっちゃうっていうんで、金も恐らく鉱石1トンから500グラム、もっととれるかもしれませんね。そうなると、これは市の仕事というか、もうけになっちゃうのかなと、そんなふうに思います。ぜひその辺もよく考えていただいて、小電をリサイクルしてほしい、回収してほしい、そういうふうに思います。

[↑]

2.まちづくりについて

 最後の質問に行きます。まちづくりについて質問させてもらいます。

1−まちづくりをソフトで考える

 まちづくりをソフトで考えてください。こういう質問です。従来、とかくまちづくり事業とは、都市基盤整備などのハード事業が主体と考えられ、そこに暮らす人々の生活など、ソフト面は余り考えられなかった嫌いがあります。ここでは何かというと、すぐに都市計画道路を延長するとか延長しないとか、そういう話にすぐになってしまう。そうでなくて、その道路を歩く人々、あるいは使う人々の身になってくださいと、こういう意味です。しかし、一定の範囲で充実した都市になってくると、自分たちの住むまちづくりというテーマに対しては、そこで何を感じて何を目指して、どのような日々を過ごしているかといった、いわゆるソフト面が今まで以上に大切になってくると私は感じております。この私たちが暮らす甲府のまちでも、このことが重要な要素として考えられてきているのではないかというふうに今感じているところです。

 B−1グランプリで優勝したとりもつ隊も、甲府をもっと知ってほしいといういわゆるソフト面から出発しているのではなかったでしょうか。それに対して、報道でも言及している、どこでもだれでも鳥もつ煮という安易な発想は、時代を逆行したいわゆるコンビニ文化であり、時代を経た重厚な感じはみじんも出てこない、ハード優先の思考そのもののように思います。

 都市文化というのも同様で、長い時代を経た流れがどこかに感じられるような要素が必要であり、初めてその中に文化という言葉が生まれてくるのでしょう。甲府のまちにふさわしいと感じられるまちづくりを推進していくに当たり、今後の方向性をどのようにとらえようとしているのか、まちづくりのソフト事業をどのように支援しようとしているのか、お答えください。

73 : ◯市長(宮島雅展君)

◯市長(宮島雅展君) 野中議員の御質問にお答えをします。

 まちづくりについてです。

 近年の急速な少子高齢化の進行による社会構造の変化は、自治体におけるまちづくりにも大きな影響を与えています。本市においても、将来的な人口の減少が見込まれる中、平成20年に策定した甲府市のまちづくりの基本方針である甲府市都市計画マスタープランでは、これまでの成長と拡大を基調としたまちづくりから、効率的で魅力あふれる持続可能なまちづくりを目指すことといたしました。

 こうした考えのもと、都市基盤ストックの有効活用やまとまりのあるまちづくりを進めると同時に、本市の広い市域の中でそれぞれの地域の特色に応じたまちづくりを進めることで、市域全体のバランスのとれた発展に努めているところであります。

 また、都市の成熟度や住民意識の変化などの観点から、まちづくりにおけるソフト面の重要度は増し、ハードの整備に当たっては、完成後の運営や利活用など、ソフト面を十分意識することが必要であるものと認識をしています。

 甲府駅北口周辺整備では、ペデストリアンデッキ等の施設整備におけるユニバーサルデザイン等への徹底した配慮をはじめ、多目的広場を含めた施設の維持管理や運営につきましても、指定管理者制度による民間活力を導入するなど、ソフトとハードを両輪としてバランスよく連動させるための方策を取り入れたところであります。

 今後におきましても、行政と市民がともに知恵を出し合いながら、協働してまちづくりが進められますよう努めてまいります。

 御理解を賜りたいと存じます。

 以上です。

75 : ◯野中一二君

◯野中一二君 考えてみますと、ソフトのまちづくりということですが、市長が当選当初から掲げている「“わ”の都」のすべての文字というのは全部ソフトなんですよね。ハードのものはないんですね。でも、やはりインフラというのはある一定の水準までは整備しないと、人が非常に暮らしにくい部分があります。その辺をぜひこれからも必要なものは整備してほしい。しかし、そうでないものは、もしソフトで対応できるものはソフトで対応してほしい、そういうふうに私は常に考えております。

 例えば一例を挙げますと、都市計画道路の見直しを今やっている最中です。そのときに、16メートル道路でないと都市計画道路としてならないんですけれども、実際には16メートル道路を後期高齢者と言われる75歳以上の方が渡り切るのにどのぐらい時間がかかるかといったら、40秒かかるんですね。普通の高齢者の歩行速度が40秒、信号は大体25秒から30秒で変わるようにセットされているんです。絶対に渡り切れないんですよね。果たして渡り切れないけれども、車が走るには16メートル道路が都合がいい。その道路をつくった。一体だれのためなんだ。それは通過する人たちのためで、そこに暮らす人たちのためじゃないですね。私はむしろ、交差点は改良すべきだと。なぜならば、交差点というのは左から来る車もあれば、右から来る車もある。対向車もある。それをさばくためのポイントだから、交差点は改良すべきだろう。ところが、普通に走る部分の真ん中の線路というのは、もしかしたら人が渡れる渡りやすい幅のほうがいいんじゃないか。むしろ8メートル道路のほうがいいんじゃないかというふうに考えるんですよね。  国の道路構造令ですか、それにのっとって16メートル道路をつくると、たしか国庫補助が2分の1来るというような話も聞いています。そうすると、2分の1来るということは、8メートル道路だと国の補助は来ない。8メートル道路だと、2分の1以上お金がかかってしまうのか。例えばメートル100万円でできる都市計画道路が、半分の8メートルにしたら50万円かかるのかと思ったら、実は8メートル道路は国の道路構造令に入ってないから、33万円でできるんですね。それで元の長野県の田中知事は、田おこし、道おこしという道おこしを言い始めた。そんな話を聞いたことがあるんで、これだけは納得できるなと私、そのときに思いました。

 甲府市もその考え方を基本に、いろいろな意味で、すべての公共事業に対して、あるいは市でやる事業に対して、そういったハードを最優先するんではなく、そろそろソフトを優先化させるべきだなと、そんなことを私は道路問題を通じて考えたんですね。市長がこれから新しい庁舎の完成に向かって胸を張って前進していく、そうしないといけないと私は思っています。その折に、ついてくるソフト、これについても今まで以上に考えていかなきゃいけないな、そんなことを考えているんですが、市長、それについて何か思い入れはありますか。

77 : ◯市長(宮島雅展君)

◯市長(宮島雅展君) 今からもう20年くらい前になるんですけれども、もう少し前でしょうかな、例の寿宝地区の区画整理事業、これに一生懸命になって取り組んでいました。そのときに、寿町上阿原線、その道路の幅員が16メートルでありまして、そこに結構広い車線を設けるということで、そういう提示が市の行政からありました。そのときに地域と行政が一生懸命協議をして、結局、16メートルの幅はそのままだったですが、歩道を広げたんですね。両側に歩道をつけて、車道は2車線になっているんだけれども、歩道を広くして、そこをお祭りのみこしが練り歩けるようにしたんです。それを行政側ものみましたので、先ほどの16メートルというのが車道だけの16メートルをいうのかどうかわかりませんけれども、行政はそれをのんで、そして、歩道の広い道路にはなっているんですよ。その歩道の一部には例のグリーンの植栽ができるところがつくってありまして、そのとき私は行政側ではありませんで、地域でみんなと一緒に行政側と議論をした地域側の人間だったんですが、そこで行政側に申し上げたのは、ただただ道路が車が通る利便性だけのものではないではないかと。あのとき、寿宝地区の区画整理のキャッチフレーズというのが、今思えば、よく憶面もなくそういう言葉を使ったなと思うけれども、緑の風の通うまちなんですね。そういうことを申し上げて、そういう中で、ただただ広げて車社会だけのためになってしまうものよりは、文化ホールへ歩いてこれる人や、地域の人が歩道を歩いて、植栽に植わっている花の色を楽しめるようなことが必要ではないのかということでそうなったんですが、今後の行政にはそういう視点が必要でして、先ほど申し上げたし、野中議員のお話の中にも、成長や拡大から、安定して豊で持続可能な地域づくり、これにシフトを変えていかなきゃならんとすれば、ソフト面で我々がどういう思想を持ってそれに取り組んでいくかというのは非常に大事なことではないのかなと、そんなふうに思いますね。

 でありますので、今度つくる庁舎にいたしましても、ただただ大きい建物をつくって、そこへこの珍しい外観で人が来るのではなくて、その中の機能を自分の思想とマッチして使えるような感じで来てもらえるようなものにしたいと、そんなふうに思うんですよね。役所というのが今まで行政のかかわりのある自分の仕事をしに来るところだったけれども、そうじゃなくて、役所を使って自分の趣味のグループが一緒に会合をしたり、あるいは市民広場を使って、そこでフリーマーケットをやってもいいじゃないですか。そういうようなことをやりながら、自分たちの役所を自分たちが参加して使いこしらえ上げたんだという、その思想がこのまちに対する誇りというですかね、そういうものにつながっていくのではないのかと、そんなふうに思いますね。

 だから、金峰山は2,500メートル級の山で、あっちは動物、けものしか住んじゃいないけれども、おっしゃった上九一色には、そんなに高くはないけれども、あそこには何百人もの人が住んでいまして、あそこのまちづくりと甲府の中心市街地のまちづくりと同じようにするつもりはありません。あそこにはあそこの自然との営みの中で、自分らが営々として築いてきたものがあるはずだから、そういうものを大切にしながらやっていくと。それから、中心市街地のほうは、人とのかかわりの中でにぎわいを持ったり、商業が発展したりというようなことを考えていかなければならないかなと、そんなふうに思っていますけどね。

 以上です。

79 : ◯野中一二君

◯野中一二君 市長の思い入れも本当にごもっともだと思います。私自身もまちづくりにずっと携わってきて、何を感じてきたかって、形のあるものは必ず壊れる、形のあるものは必ず傷つく。ならば、形のないものをつくり上げていくほうが頑固なきずなができるんだなと、そんなふうに思いつつ、ずっと私もまちづくり活動に励んできた部分があります。それを思い出すにつけ、今の市長のおっしゃったような話というのは確かに大事なところで、寿町の道路の話なんていうのは非常に参考になる話でしたね。ただ、多分、あれは今だと国から補助が出ないと思うんですね。車道がなくて歩道だけというのはね。でも、それでもむしろそうやって8メートルの道路をつくったほうが安いと思いますね。だから、一体、道路というのはだれのためなんだ、そこに住む人のためか、通過する人のためか、みんなのためですけどね。その辺も考えながら、今度、新環状山梨なんていう北部区間という通過車両をわざわざそっちへ通させてくれるような新しい道ができると、恐らくまちの中は激変すると思います。

 ちなみに、私が所属している経済建設委員会で鳥取市を視察してきたんですが、鳥取市の中心街って、駅前の道路をおりたら、朝8時45分に車が来ないんですよ、4車線道路で。どうしちゃったんですかと言ったら、中心部を迂回する道路ができたら中心街の交通量が激減しまして、渋滞は一切ありませんということで、今は折に触れてお祭りを4車線のうちの歩道側2車線をつぶして、鳥取は芝で有名ですから、そこにロール式の芝を敷いて、その上で芝生広場に一時的にしてお祭りをやっていると鳥取の人が自慢そうに言っていましたけれども、自慢そうに言うんだったら、むしろ4車線道路をつくるときにもっともめたほうがよかったのかなと。郊外迂回型の道路を先につくったほうが全体のまちづくりのコストは安かったのかなと、大きな反省点だなと思いましたね。

 また、その4車線道路があるために、人が道路の反対側へ行けなくて、こちら側にはせっかく鳥取唯一の量販店があるにもかかわらず、反対側真正面に空き店舗があるんです。駅前の一等地です。4車線の道だから歩行者が渡りにくいという、どうもそういうことらしいという分析までしていました。でも、分析を幾らしても、でき上がっちゃったまちはしようがないですから、そろそろ仕上げにかかる甲府市はソフトが大事なんだな、本当に大事だなということを思った次第です。

 以上で終わります。

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