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野中一二の議会質疑応答の記録

平成25年6月13日(月)

質問予稿を掲載済みです。テーマは以下の通りで一問一答式で行ないました。中見出などは議事録本文にはありません。

1.新庁舎での業務について
  従来の環境を引きずっていないかどうか
  免震建築ではあるがそれ以上の備えは万全か
2.甲府の街の活性化について
  市外・県外から来た人にやさしい街かどうか
  市内人口を増加させることは第二義的要素ではないか
  観光客にやさしい街か
2013.06.13 : 平成25年6月定例会(第2号) 本文
49 : ◯議長(佐藤茂樹君)
これより代表質問を行います。
 次に、新政クラブの代表質問を行います。
 野中一二君。
                (野中一二君 登壇)
50 : ◯野中一二君

◯野中一二君 この発言残時間というのが、あそこにも見えますけれども、手元にもありまして、非常にこれがプレッシャーになります。新議場が開設されて2人目の質問ということで、新政クラブを代表して代表質問をさせていただきますが、私の名前に伴って質問事項は2つです。番号も2番、よろしくお願いします。

1.新庁舎での業務について

 最初の質問でございますが、5月7日から始まった新庁舎での業務、これは初めは戸惑う職員も多く見られたようですが、約1カ月が経過する中で非常に落ち着きを見せてきたと、このように私も見ております。

 市長は、この新庁舎の使い心地はいかがと感じておられるのでしょうか。感想をお聞かせください。
52 : ◯市長(宮島雅展君)

◯市長(宮島雅展君) 野中議員の新庁舎の使い心地についての質問にお答えをします。  待望の新庁舎の開庁から1カ月余りがたちました。

 この間、多くの市民の皆様に新庁舎においでいただき、その多くの方々から、窓口での手続の便利さや職員の親切・丁寧な対応、また、施設面におきましても、10階の展望ロビー、1階でのくつろげる空間などについて好評をいただいているところであります。

 私自身も、市民の協働と参画を実現する開かれた施設、親しみやすい施設として、市民の皆様が気軽に集える市民コミュニティホール、中心市街地の活性化にも寄与するイベント広場として使用できる来庁者駐車場、甲府市の町並みや周辺の山々の景色が楽しめる展望ロビーや、利用しやすくわかりやすい総合案内や総合窓口の設置、また、日射量豊富な甲府市の特性を生かした太陽光発電や、市民の財産である奥御岳市有林の樹齢200年を超えるミズナラ、ブナ、カラマツの自然木の採用などにより、甲府市らしい庁舎が完成したものと思っています。

 しかしながら、実際に執務をしてみますと、施設面や運用面において改善の必要な点があることや、市民の皆様からも御意見、御要望もいただいておりますので、今後、こうした内容をまとめ整理した上で、できることには順次改善に取り組み、より一層使い勝手のよい、市民の皆様から愛され親しまれる庁舎となりますよう努めてまいります。

 御理解を賜りたいと存じます。
54 : ◯野中一二君

◯野中一二君 そういう意味では、私も実はこの庁舎に入りまして、すごく驚いたことが何点かございます。まず一番に驚いたのは、職員が全然違うんじゃないかと。どこかからそっくり入れかえたような感じがいたしました。私どもに対して挨拶がきちんとできていたり、話す態度も非常にしっかりとしていたりして、これが本当に今までの甲府市の職員なのかなと。きっと今までの職員は俗に言うでもしか公務員で、今度の職員は優秀な公務員だと。それが新庁舎へ移転するときに、引っ越しの最中にさっと入れかわったのかなと、そんなふうに思えてしようがありません。

 実際、そういうことを直前にも随分感じておりまして、ここのところ何年か感じておりまして、例えばある部署で私が燃料電池の話をしたんですね。そのときに、CH4のHをとって、空中からOを8つもらえば、それで十分H2Oができるよねと。その水の化学分解の逆をやったのが燃料電池なんだという話をしたら、答えが分子で返ってきちゃったんですね。普通、ある程度の知識がないとそういうことをできないんですよね。それだけ公務員としての自覚と、基礎能力が非常に高くなった。今の課長、係長クラスの基礎能力は、本当に驚くぐらい高くなっているというのを私は実感しています。

 既に10年ほど前から私は、懇親会と称しまして、ほぼ月に1回ぐらい職員と交流をしております。各部署の職員とずっと交流しています。その席でも、10年前の始めたころとは全然違う職員の様子に驚かされております。これはその上にいる上級の皆さん、部長職の皆さんはもっと大変なんじゃないかなと。かなりのところで時差を感じて職員と対応していると思います。ですから、基礎能力がそれだけ高い職員があふれているということをもう1回ここで考え直すと、まだまだ甲府市としての力が出せる範疇にあるなと。まさに市長の言わんとする人に優しい市役所、もっともっといい、優しい市役所ができるんじゃないかなと、そんなことを私は思っています。

 そこで、今の市長のお答えに対して聞きたいことがもう1つありますので質問しますが、市有林を使った家具、これに対する市民の感想はいかがだったのか、そこだけもう一度お聞かせ願いたいと思います。

 それからもう1つは、例えばこれが奥御岳でとれた市有林なんだよということを言わなかった場合、すばらしいですねとか何とか、話があったのかなかったのか、それと、市長が再三おっしゃっていましたけれども、ユニバーサルデザインに配慮された市役所ということを言っていましたね。それがどなたか実際に体の不自由な方がいらっしゃって、今度の役所は便利だねとか、いいねとか、優しいねとか、そういうことを言われたかどうか、そこの2点だけをお聞かせ願いたいと思います。
56 : ◯市長(宮島雅展君)

◯市長(宮島雅展君) お答えをします。2点ではありませんよ、3点ですよ。

 まず、市有林のことですね。これは確かにすごいねという話をしていますね。こんなものを持っていたんでしょうか、我々はというような感想を漏らしてくれた方が多い。でも、黙っていた人は何にも感じてくれないみたいね。ただそのまま通り過ぎていくという感じですね。あれほど新聞に出たり何だりしても、興味があるとないとでは違うんじゃないでしょうかね。

 それから、そういう黙っている人に対しても感じてもらいたいから、今度は市有林を切り出しているところとか、それを運び出して積んである貯木場とか、そういうのの写真もみんなにわかるようなところへ張り出して、何年もかかったものなんですよというようなことをわかるように、読めるように、目からも入るように、そんなようなことを工夫したいと考えています。

 それから、3点目、ユニバーサルデザインです。このことについては、まだ身体障害者の方から直接私に言われたことはありません。ただし、健常者の方でそういうことの目端がきく人がいて、その方がよく配慮をしましたねと言ってくれたけれども、実際、身体に障害のある方が使って言ったわけではないので、ある期間を定めて、そういう検証をする会をやってみたいと思っています。そして、先ほど申し上げましたように、順次できるものは改良をして、なおなお使い勝手のいいものに変えていきたいと、そんなふうに考えています。

 以上です。
58 : ◯野中一二君

◯野中一二君 非常に丁寧につくられたこの市役所とはいっても、ハードの部分でも完全なオーダーメイドということはあり得ないんですね。そのときによって、例えば夏の暑さが非常に強かったり、冬の寒さが厳しかったりということもあります。そういうことによって一つ一つ全部違う条件、それから、こんなに会議がたくさんあったのかと思うように会議が重なるときとか、そういうときで庁舎の使い勝手、さまざま今から出てくると思います。そうあってしかるべきだと思うので、そのときにはぜひ市長さんの英断をもって、ある程度まとめておいて、どんと直していただきたいと、こんなことを思います。

 それから、障害者に対するバリアフリーか否かということでございますが、これは一度そういう会を催してみるのも非常におもしろいんではないか。ぜひそれは福祉部所管だと思いますけれども、やってみていただきたいと思います。

 この質問は終わります。
 次ですが、新庁舎の話でございますが、少し読みますね。

 新庁舎に移転して業務を再開するに当たって、以前私が申し上げたコピー機を減らせということに関しては、移転の最中に一定の成果が出ているようです。46台あったものが20台になったとか、各フロアに1台ずつぐらいで十分じゃないかと私は思っているんですが、少なくとも私が各階を見てきた限りでは、新庁舎、どこへ行ってもプリンターだらけと。それが気になって仕方ありません。いっそのこと、多分全部リースだと思いますが、リースの期限が来次第、少しずつ台数を減らしていって、必要な台数というものをきちんと把握して、最少台数にして、なおかつその機能は効率のいいファクスに切りかえるべきだと。いずれコピーもファクスも、庁舎へ入った途端に全ての機械が待機電力を使っているんですよね。あれだけのプリンターが並ぶ必要は全くないと信じています。まさに事務の非効率化だと思います。それについていかがお考えでしょうか。考えを聞かせてください。

60 : ◯総務部長(長田一弘君)

◯総務部長(長田一弘君) 新庁舎のプリンターについてお答えいたします。

 庁内のプリンターの配置に関しましては、情報関連機器の配置基準に基づき、各課1台を原則としておりますが、仮庁舎時の課の分散や、使用人数等を考慮して複数台を配置したこともあり、新庁舎に移転した現状におきましても、リース契約期間内であることから、継続した形で配置しているところでございます。

 御指摘のプリンターの配置台数の調整や高速プリンターへの変更による業務の効率化につきましては、現在のリース契約の更新時を見据える中で検討してまいります。

 以上でございます。
62 : ◯野中一二君

◯野中一二君 これは必ず検討していただきたい、検討するんじゃなくて、絶対減らしていただきたいですね。ワンフロアに1台というのはコピーです。プリンターというのはワンフロアに2台ぐらいあれば十分なんですね。なぜかというと、そこまで行っている間に事務作業の効率が下がるとかいうことが必ず出てくるんで、そこまで厳密にやる必要はない。ただ、民間企業へ行きますと、ワンフロアにプリンター1台というのは当たり前です。コピーも1台というのは当たり前です。それが基本的な常識である限り、庁内のプリンターは何台ぐらい必要なのかというのが出てくると思います。

 これは次の問題にもかかわるんですが、次の問題にしたほうがいいかなと思っていますので、一応プリンターの件はそこまでにして、次の質問へ行きます。

 新庁舎へ移転して、各自の脇には新しいごみ箱が非常に目につきます。聞くところによりますと、近所の100円均一のごみ箱が全部売り切れちゃったと。甲府市役所は何をやってくれたんだという怒りの声が上がったということも聞いておりますが、それも甲府市内の活性化に1つはつながったのかなと。ごみ箱が活性化になると思わなかったですけれども、この新庁舎に移ることをきっかけに、ごみの見える化を図ったらいかがかと。甲府市役所から排出するごみの量を削減することも非常に必要なことだと思いますけれども、ごみの見える化についてお答えください。
64 : ◯総務部長(長田一弘君)

◯総務部長(長田一弘君) 新庁舎からのごみの排出量削減についてお答えを申し上げます。

 庁舎から排出されるごみにつきましては、従前から既印刷物の裏面利用や、排出ごみを分別して再資源化することなどにより、減量化に取り組んできたところであります。  また、新庁舎におきましては、各フロアに設置したダストボックスで、可燃物、ペットボトル、缶と瓶、ミックスペーパーの4種類に分別を行い、地下のごみピットではさらに細かく8種類に分別して、一層の再資源化を推進することとしています。

 今後におきましても、新庁舎での業務開始を機に、職員に市役所全体のごみの排出量の現況を示すなど、ごみ減量化への意識づけを行う中で、日常業務を通じてのごみの排出抑制や分別によるごみの排出削減に引き続き積極的に取り組んでまいります。

 以上でございます。
66 : ◯野中一二君

◯野中一二君 ただいまの答弁ですと、ごみの見える化についてどう思うかと、大前提のごみの見える化については一言も答弁されていませんですね。ごみの見える化、やるかどうかということに対していかがでしょうか。もしごみの見える化がわからなかったら説明しますが、ごみの見える化というのは、ごみを数量で把握することで見える化しようと、こういう試みです。簡単に言うと、そこのフロアで出されたごみはきょうは何グラムだったというふうなグラフをつけるわけですね。あるいは各部署ごとにグラフを全部つけて、このグラフによってごみはこれだけ削減しましたという実質的な量をあらわすことによって、ごみの見える化というのが図れると、こういうことなんです。もう既に相当の企業さんではごみ箱を毎日はかりまして、ごみの見える化をしてごみを減量しているというのが現実ございます。それを甲府市役所でもやったらいかがかと。

 市民に対してごみを減らしましょうというときに、甲府市役所は新庁舎へ移ってからこれだけごみを減らしましたという1つのきっかけにもなるんじゃないかということですが、その辺についてはどう思いますでしょうか。
68 : ◯総務部長(長田一弘君)

◯総務部長(長田一弘君) ごみの見える化でございますけれども、市役所全体でごみの一定の量を把握しておりますので、それについてはしっかりと職員にその状況を示す中で意識づけをしてまいりたいと考えておりますけれども、各フロアごとにつきましても、先ほど申し上げましたダストボックスが各フロアに設置してございますので、それを量的に職員に把握できるようなことについても考えてまいりたいと考えております。

 以上でございます。
70 : ◯野中一二君

◯野中一二君 ダストボックスをやるんだったら、そこではかってから落とせばいいことですから、できるということですね。そういうふうな理解でよろしいと思います。ここで切っちゃうと、私、質問する権利がなくなっちゃうんで、次に行きます。今のは回答はいいです。

 最後のところですけれども、この辺が問題になってくるんですが、せっかく新しい庁舎に移りまして、新庁舎は現代の建築術の中でも優秀な技術を駆使して免震構造でつくられております。ですが、全体として見て免震構造、特に室内に入ると低く抑えられている。この議場もそうなんですね。すごく低い。すっと見通しがいいから、お互いの顔が見えて質問もしやすくなってくる、そんなこともあるんじゃないかと思います。

 ところが、各フロアの執務室に行ってみますと、まだまだ棚の上に無造作に物が置かれている。例えば何とかマニュアルだとか、何とか要覧だとか、厚手の本が置かれているところがある。せっかく見通しがよくなった棚の上なんかに書類が目につくというのはいかがなものかと。そういうものって置いただけのものですから、地震が来て、免震だから揺れないとは思うけれども、揺れたら必ず落ちるんですよね。甲府市役所の職員は免震構造になっちゃったということに甘んじているのか知らないけれども、地震が来たらどうしようという初期の部分、自分たちがやらなければいけないこと、日ごろ気をつけなければいけないことの原点ができていないように思いますが、その点はいかがでしょうか。
72 : ◯総務部長(長田一弘君)

◯総務部長(長田一弘君) 執務室における落下物の防止についてお答えを申し上げます。

 新庁舎は免震構造を備え、災害時には総合防災対策本部を迅速に設置し対応する、市民の安全・安心を担保する災害に強い庁舎であります。

 また、執務室内におきましても、ハイキャビネットは原則として転倒防止金具で固定し、ローキャビネットは可能な限り連結して、地震が起きた際に転倒しないような対策を講じております。

 こうした中にあって、御指摘のように、一部収納できない書類などにつきましては棚の上に置かれている状況がありますので、整理整頓を徹底する中で、安全上支障がないよう対応してまいりたいと考えております。
74 : ◯野中一二君

◯野中一二君 そこで、私が気になったのは、執務室、各フロアへ行ってみると、最初のころよりかなりよくなりました。だけれども、どうしてもこの書類は非常に頻繁に使いますとか言って、それほど重要と思われないような何とか要覧とかが自分の身の回りに置いてあるんですね。それは従来の分散された庁舎とか、狭隘な庁舎では仕方なかったこと。でも、それが一日中そこへ手を出して必要な資料かどうかというのはもう一度考え直す必要が、こういう機会だからあるんじゃないかと思います。

 もう1つは、机の上に相変わらず卓上の蛍光灯が置いてあったり、卓上の扇風機が置いてあったり、何のために要るんだろうなと。この空調というのは、人の多さによって空気の量が変わる空調になっているはずですよね。それから、各フロアの電気も、外の明るさによって中の電気の光量が変わるようになっているわけですね。それでも満足いかないんだったらやむを得ませんけれども、ああいうふうな卓上に置いてあるものとか周りのもの、これこそ今後は管理者が気をつけて、適切な指示を与えて育てていくということが必要になる部分じゃないかなと思いますけれども、そのあたりをこれから先どうしていくつもりなのか、何か基準があったら、あるいはどうしていくかどうかということがおわかりでしたら教えてください。
76 : ◯総務部長(長田一弘君)

◯総務部長(長田一弘君) 要覧等の書類、そういったものにつきまして、現場を確認しながら、安全上支障のないように、収納をしっかり徹底するようなことも含めまして、指導をしてまいりたいと考えております。

◯野中一二君 きっちりと指導をして進んでいってください。

 この新庁舎の項目の最後になりますけれども、私が各セクションに歩いていくと、部長のところへ行くと、一番気になるのが部長席なんですね。何で部長席が区切られていなきゃいけないのかと。
これも今までは小さい部屋にいたり、ワンフロアでの業務ということになれていない、それも十分わかります。例えば今までがそうだったからということでもなしに、県内ですとちょっとないかもしれないですけれども、事務系の従業員が1,000人、2,000人といる大会社へ行ってみますと、ほとんどワンフロア、ばーっと何もないですね。部屋の中にパーティションで仕切ってあるというのはほんの異例な部分だけなんです。
それが部長席はみんなパーティションで仕切られていたり、ほかの間仕切りで囲ってあるとか、見えなくなっているんですね。あれは一体何なんでしょうかと思ったんです。

職員も常にその部のトップ、部長から見られている、あるいは課長から見られているということがありますと、緊張するんですね。それがいい仕事を生む1つの結果になるんです。それが何でわざわざそこをパーティションで仕切らなきゃいかんのか。僕は不思議でしようがないんですけれども、今後、そのパーティションの仕切りとかそういうものを庁舎内で取ることはあるんでしょうか。あるいは取る意思があるのか、それとも現在のままなのか、その辺を教えてください。
80 ◯総務部長(長田一弘君)

◯総務部長(長田一弘君) 部長席についてお答え申し上げます。

 新庁舎は、デスクの配置を組織によって変えずに全て標準化し、組織構成の変更があってもデスク配置を大きく変更せず、人のみが動く効率的かつ経済的なオフィスレイアウトを採用しております。

 御指摘の部長席の区画につきましては、部長室などとして個別の部屋を設置することなく、パーティションにより仕切りを設けておりますが、これは個室にすることで職員との距離が遠くなることなどの弊害を防ぐ必要がある一方で、部長席が各部署における総責任者として重要な意思決定を行う場所でもあり、また、接客時においても周りへの配慮が必要な場合があることなどから、一定の仕切りを設けたものであります。

 御指摘の職場の状況把握等につきましては、日常の職場の見回りや、直接職員を指揮監督する室長・課長などとの意思疎通を通じて、適宜適切に行ってまいります。

 今の時点ではこの状態を続けていきたいと考えております。

 以上でございます。
82 ◯野中一二君

◯野中一二君 私が以前、東京の会社をずっと何社も回っていたんですけれども、そのときに、それなりの規模の組織は部長席までは覆いはありません。取締役、もしくはそれ以上、その上、要するに役員クラス、それは個室がありました。部長席は個室がないんですよ。その部の長として、当然、部の総責任を負うわけですよね。日ごろ何をやっているか、誰がどういう作業をしているとかというのを、もちろん甲府市役所の場合には室長さんがいて、課長さんがいて、係長さんがいてとなっていますけれども、部長が常に責任をとるわけですから、例えば職員が何か不祥事をしたときには、市長と並んで部長が不祥事の責任をとりますね。そういうことがあるわけですから、その部の責任ぐらい、僕はそこで果たすべきだと思うんですね。だから、パーティションは絶対要らない。

 もう1つは、パーティションがわざわざローパーティションになっているわけですね。普通の間仕切りがこのくらいだとすると、このくらいの高さ。座っていると見えないんです。だけれども、立ってみると、例えば「おーい、総務部長」と上だけひょっと出てくるので、実に嫌らしい高さになっているんですね。あれは何とかならんもんかと。僕は絶対に取るべきだと思いますけれども、もう一度、つけておく理由を説明してください。
84 ◯市長(宮島雅展君)

◯市長(宮島雅展君) 再質問にお答えをします。

 嫌らしいと言われると、私も困っちゃうんですけどね、いろいろ考えてあの高さにしたんです。まだ使用期間が1カ月ちょっとしかたちませんで、もう少し長く使ってみて、いろいろ考えてみたいと、そんなふうに思います。

 ただ、組織でいえば、部長さんは会社でいえば取締役ですからね。だから、専務取締役と常務取締役が副市長、あるいは常勤監査役、また、教育長あたりになるんじゃないでしょうかね。だから、それなりの方々が来て、議員さんを初め、面談をするときもありますんでね、応接セットみたいなものも置いてお話をしなきゃならんような区切られた場所も必要なんですよ。もう少し長い目で見させていただきたいと、そんなふうに思います。
86 ◯野中一二君

◯野中一二君 今の話、わからんでもない部分も十分あります。だけれども、今1カ月の使用期間だと。それから先ほど市長も言っていますけれども、庁舎内にはいろいろ不都合を感じられる部分もあるということでございますので、そういうものを見直すときに、一度パーティションを取るというのを選択肢の中に1つ入れておいてほしいなということで、ここは要望にしておきます。

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2.甲府の街の活性化について

 庁舎の問題はこのくらいにしまして、次の問題に行きます。これは質問の順序を変えさせていただきますので、回答もよろしくお願いします。

 日本という国全体が人口減少社会に突入している中で、甲府市だけが人口を増加させる、こんなことは非常に不可能だ、難しいと私は考えます。甲府のまちの活性化についてですが、人口を増加させることが難しいのでは、観光客に優しいまちをつくり出すということで交流人口が増加するというのも1つの手ではないか。これも先ほど斉藤代表が質問していましたけれども、私は観光客ともう1つ、周辺からの流入客、これもまだまだ十分呼べる素養、素質があるなということを甲府のまちに感じておる最中でございます。まちのにぎわいというのは、ただそこに住んでいる人たちがつくり出すものだけでもない。訪れてくれる方がつくり出す、それだけのものでもないと考えています。やはり相乗効果、それぞれの方がそれぞれの目的で、それぞれの立場でまちのにぎわいというのをつくり出していくんじゃないか。

 以前聞いた話でございますけれども、日帰り観光客というのは、その観光地へ1日4,900円しか落とさないそうです。ところが、宿泊観光客は1万6,000円消費していくそうです。この宿泊観光客を最初から狙って、宿泊パックで観光地が商品を売り出す、こんなことは難しいんじゃないかと。特に甲府のまちでそれをやるというのは非常に難しい。ですから、それを誘うためにも、まず1回来ていただく。それはB−1グランプリでも何でもいい。まず1回甲府のまちへ来ていただいて、それがチャンスとして、そのときに甲府市のまちは心地よい、非常におもしろいまちじゃないか、いいまちだねということを感じていただいて、次の宿泊観光へ導くということが非常に大切なんではないでしょうか。

 そのための観光施策というのはいろいろな形のものがあると思います。1つには、レンタルサイクルであったり、さまざまなスポーツイベントであったり、市民マラソンなんかもそういうのになるかもしれません。そういうふうなもろもろのものを展開していくことで、甲府のまちが楽しいまちだねということを思ってもらえるかもしれない。そして、一時的に甲府のまちへ住んでもらえるかもしれない。1泊で帰っちゃったものが、1カ月ぐらい滞在してくれたら、これはありがたいですね。最後についの住みかとなってくれる、ここまで考えることは難しいとは思いますが、大成功です。

 中心市街地活性化といいますけれども、このような複合的な、甲府市に住んでいる人だけに頼らないというまちづくりもありだと私は思うのですが、これについてお考えを聞かせてください。
88 : ◯産業部長(保坂照次君)

◯産業部長(保坂照次君) 観光による甲府のまちの活性化についてお答えをいたします。

 観光客の誘致には、地域の魅力をおもてなしの心と自信を持って観光客に伝えることが重要であります。

 本市では、観光客の誘致を図るため、観光キャンペーンの実施や県内外の提携都市等との交流による観光PR、インターネットを活用した観光情報の発信など、さまざまな事業を実施しております。

 また、富士山の世界文化遺産登録を目前に控え、富士山周辺を訪れる観光客が増加することが見込まれる中、甲府市から見た富士山の絶景ポイントの紹介や、富士山フォトコンテストの実施により、観光客の方々に本市に足を運んでいただけるよう、新たな取り組みを計画しております。

 このような取り組みにより、多くの観光客の方々に本市においでいただき、地域の皆様と交流することや、本市の有するすぐれた眺望、景観、美しい自然環境、さらにはジュエリーや印伝などの地場産品の魅力に触れることで、再び甲府のまちを訪れていただけるものと考えております。

 今後におきましても、本市にお越しいただいた観光客の皆様をおもてなしの心でお迎えし、甲府のまちを心地よく感じていただくことにより、交流人口の増加を図り、甲府のまちの活性化につなげてまいります。

 以上であります。
90 : ◯野中一二君

◯野中一二君 非常にいい答弁だと思いますよ、型にはまったね。だから全然そこから進めない。もう少し進んでほしいんですけどね。
私がさっき言った甲府のまちってなかなか捨てたもんじゃないよという部分があったんですけれども、今現在、甲府のまちの中で営業しているお店で、飲食店なんかが何軒かあります。全然宣伝はしなくて結構です、町内会費は払いますから黙っていてくださいみたいな感じで、多くのお客さんを甲府市内外から呼んでいるお店が現にあるんですね。そういうところは、ああ、いいんだな、甲府市って思わせるところ。それが複合的に何軒も実はあるんです。全然それをつなごうとしないんですね。
ある洋服屋さんでも、別にイオンモールになんか行かなくてもいいと。甲府市でここにあるからいいと。その人の好みにぴったりと合ったものを専門で売っているお店があるというんですよ。その人はそこしか買わない。そういうお店が甲府市の中に1つや2つあるんですよね。あるいは3つ、4つあるんです。そういうものを集めろとは言わない。そういうところへどういう人が行っているかということだけはリサーチできるわけですね。
行政がやれる範囲というのは、そういうところのリサーチと、どういうものを売ったらどういう人たちが買っているんだということのリサーチだけだと思う。そうしたら、それをつないであげればいい。誰とつなぐのかって、それは一般のほかの人たちにこんなものをやっているところがあるんだよという程度のことはお手伝いできると思います。それ以上のことはできないと思うんですね。

 そこで、前段のほうへ戻るわけですけれども、山梨県の富士山、世界遺産に登録されそうな今日、果たして甲府市は市外・県外から来た人に優しいまちかどうか、今改めて検証する必要があると思います。
自家用車を使って来る人にとって、今はカーナビゲーションがついていることを前提に考えればいいと思います。バスなどを使って団体旅行で訪れる観光客、これもバスが目的地まで連れていってくれますから、改めて考える必要はないと思います。
しかし、公共交通機関などを利用して甲府市にやって来る方にとっては、余り利便性がすぐれているまちではないと私は考えております。

 どういうことかといいますと、自動車の目線でつけられた道路看板、道路標識、それは幾つもあります。こっちに行くと武田神社、こっちに行くと韮崎市、こっちに行くと松本市、石和町はこっち、そうじゃなくて、甲府駅でおりて、自分の足を頼りにこのまちを見ていきたいという人は、武田神社へ行くのに歩いていけないんですね。甲府駅をおりて歩いていく人は珍しいと思います。その人たちのための例えばレンタルサイクルが非常に便利であるということもやってきた。だけれども、それを案内するための看板、武田神社まで例えばここから何キロメートル、何百メートルですよという歩行者用の看板がないんです。

 小さい標識というのは、歩道へ立てられる程度の幅30センチメートルかそこら、そのくらいの小さい標識でいいと思う。もっと小さくてもいいと思います。ここへ行ったら武田神社、ここへ行ったら甲府城とか、昔、至る何とかという道標がくいで立っていましたね。あの程度の道標でいいと思うんですけれども、そういうものを甲府のまちは、観光客を呼ぶ、あるいは周辺町村から人を呼ぶとしたらつくっていくべきだと思いますが、それはいかが考えますでしょうか。

 例えばそれに伴って、名所旧跡ではないんですけれども、左に曲がって200メートル行ったところに甲府市役所がありますよとか、甲府駅北口を再開発したときにつくった立て看板が随所に立っているんですね。薄っぺらなもので大きくないけれども、あの地図と案内図は非常に評判がいいんですね。
あの看板は便利だねと言う人がいるし、県外の人が来ても、ここにベルクラシックがあるんだねというふうにはっきり言えるんだそうです。あの看板は非常に利用価値が高いし、値段的にはそんなに高くないものなんです。ああいうもの、あるいはそれよりもっと小さいものでもいいけれども、例えばこの先100メートル行くと左に甲斐駒ヶ岳がきれいに見えるポイントがありますとか、写真を撮るならそこでお撮りくださいみたいな、そういう優しさ。くどいと言われるぐらいのぎりぎりの選択ですね。そういったものがあってもいいと思うんですが、それについてはいかがお考えでしょうか。

92 : ◯産業部長(保坂照次君)

◯産業部長(保坂照次君) 案内板の設置についてお答えをいたします。

 案内板は、観光客や市民の皆様が目的とする観光地や施設等へ円滑に到達できるよう支援するもので、随時その整備を行っております。

 歩行者向けの案内板に目的地までの距離や景観ポイントなどを表示することは、歩いて観光地や施設等を訪れる皆様の利便性の向上はもとより、本市のイメージアップにもつながるものと考えております。

 こうした中、本市の玄関口であります甲府駅におきましては、甲府駅北口の整備にあわせ、観光地や施設等の案内板の設置を行ったところであり、甲府駅南口においても、山梨県と取り組んでおります甲府駅南口周辺地域修景計画において、回遊性を高めるための案内板等の設置が計画をされております。

 今後も、案内表示が必要な観光地や施設等につきましては、観光客や市民の皆様の目線に立ち、わかりやすい案内板の整備に努めてまいります。

 以上であります。
94 : ◯野中一二君

◯野中一二君 わかりやすい案内板、さっきもちょろっと言ったんですけれども、おせっかいと隣合わせなんですね。そうならないように、わかりやすい案内板を細かく随所にというは非常に努力の要る作業だと思いますけれども、ぜひそれは続けていってほしいと思います。

 例えば名所旧跡とよく言いますけれども、名所旧跡だけでなくて、甲府市役所はこっちとか、遊亀公園、動物園だよということで、いろいろな動物の絵を書いた看板を、ここ、左に曲がったら何百メートルとかいうところでつけてくると、まちの中が楽しくなりますよね。そういった努力も必要なんじゃないか。場合によっては、150メートル先、おいしいきび大福がありますとかいって、有料看板にしてもいいと思うんです、そういうCMを入れた甲府城はこちらとかいう看板があっても。そんなことは可能なのか不可能なのか、その辺の考え方をお聞かせいただければありがたいと思います。
96 : ◯産業部長(保坂照次君)

◯産業部長(保坂照次君) 案内板への広告の掲出についてでございますけれども、案内板への広告の掲出につきましては、本市に現在事例がございませんので、他都市の取り組み状況等も調査をする中で検討してまいりたいと、そんなふうに考えております。

98 : ◯野中一二君

◯野中一二君 本市に事例のないことを他都市の事例を参考にしてやるというのは、僕は考え方が違うと思うんですよ。他都市が本市の事例を参考にしてやるんだったら、本市はどうするかといったら、本市は今しかやるときがないんですよ。それこそ法律に触らん部分でやるのは今じゃないかなと、そんなふうに考えますが、意欲を聞かせていただけますか。

100 : ◯産業部長(保坂照次君)

◯産業部長(保坂照次君) 今現在でこれをやるやらんの判断は私にはできませんので、先ほども申し上げましたとおり、他都市の取り組み状況を調査しながら検討してまいりたいと、そんなふうに考えております。

101 : ◯議長(佐藤茂樹君)
◯議長(佐藤茂樹君) ここで暫時休憩いたします。
                午後3時32分 休 憩
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