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野中一二の議会質問

平成27年3月定例会質問(予稿)

登壇して行う質問については事前通告制です。平成27年3月甲府市議会定例会で野中一二は新政クラブ代表質問に登壇することになりました。
3月3日(火)の午後1時開会、質問1番目です。

甲府市議会平成27年3月定例会は、2月25日(水)開会です。3月2日(月)、3日(火)、4日(水)に本会議質問があります。常任委員会は5日(総務委員会、民生文教委員会)と6日(総務委員会、民生文教委員会)に開催され、3月10日から予算特別委員会が17日まで行なわれ、19日に本会議、予算特別委員長報告があって閉会します。

質問原稿を掲載します。
 テレビ放映は初日と質問日、通常午後1時からCATV(デジタル10ch)で議会開始から終了まで休憩時間を除き生中継の予定です。
 インターネット中継もあります。

1.甲府のまちづくりについて
2.甲府の環境問題について
樋口新市長が誕生してから1か月が過ぎ、市役所の仕組みや予算についてすでに一定の理解をして来た事と拝察いたします。
私にとりましては議会での最後の質問でもあり、これからの甲府市はどのような発展を遂げてゆくのか思いをはせて質問をさせていただきます。

1.甲府のまちづくりについて

 私は16年間の議員活動の一つに「暮らしてみたい街づくり」というテーマを掲げて今日まで来ました。確かにテーマ性から見るといろいろな要素を含んでいて、これだというものがないような気がしますが、多様な甲府市民の要望をすべて網羅することなどとてもできない相談だというのが実感でした。

 しかしだからこそ最大公約数を見出し、それに向かって取り組んでゆくという醍醐味はだれ以上に感じてきたと思っています。往々にして地域要望最優先という事になりがちですが、それではすべての市民に対して失礼であると常に反省を繰り返し、地域間格差を是正し、やると決めたことはとことんやるんだという姿勢を貫いてきました。
その結果が甲府駅北口地区の現在の様子であり、ここには住民参加のまちづくりとはどのような姿なのか、そしてJR中央線甲府駅を核としたわが市の玄関のありようが表現されていると自負しています。
また羽黒地区で行った「道の協定」はまさに住民主体の区画整理と言っても過言ではありません。この事により住民の基本的な財産権が保護され、協定締結して頂いた方々の住宅の建て替えなどが円滑に出来る事となりました。同時に行われた筆界未定地解消も住民が動いてできた事例ですし、国土交通省内部に検討委員会が設置されたのも、この事例がきっかけになったものと理解しています。甲府市内ではその後2件の同様な事例があり、この事例の重大性を認識できるものとして今後の都市政策の一つの方向性を示すものと感じています。

 そこでお尋ねいたしますが、市長が描く甲府の都市像について、もう少し詳しくどの様な物なのかをお答え頂きたいと思います。

 市長は甲府市の人口減少社会到来に対して子供を産み育てやすい街の構築と言っておられました、そして、総合目標として「人、くらし、こうふ」を創るそれこそ笑顔あふれるまち甲府と位置づけしています。同時に初登庁に際して行政に「稼ぐという概念」を持ち込むと言っていました。
私が思うに、最大の甲府の売りは観光資源だと常々思っているところです。首都圏からはおよそ2時間で来ることができます、その上現在は特急の停車駅としての甲府駅があり、2027年にはリニア甲府駅が開業予定です。道路では2017年に中部横断道路によって関西圏から直接甲府盆地へ来られるようになります。しかもその前哨戦で東京オリンピックが開かれ、同時に開府500年という大きな節目が訪れます。

昨年のテレビドラマ「花子とアン」での集客効果を見てもお分かりのように、甲府は現在でも十分な見どころを持っているまちなのです。そこで観光に訪れていただいた他地域の人々にもう一度甲府に来ていただく、そして何度も足を運んでいただいて終の棲家に甲府を選んでいただくことが重要なのではないかと考えます。
しかし惜しいことにそれを十分に生かし切っていないというのが実感です、一例で示すと秋の紅葉は昇仙峡がきれいですと言われて来ては見たものの記念写真が取れないという苦情がありました。「山々はきれいに色づいていますよ」と説明がありましたが、それでは記念写真が取れません。そこである方が仙娥滝滝上の土産物屋が集まる場所に30本ほど紅葉を植えたところ、観光客は色づいたその木の下で記念の写真を撮って、大満足で帰っていただいたのは有名な話です。
以前から昇仙峡を間近に見てきた市民の方は、「あんなに山が色づいているのに」とため息をついていました。
また、甲府駅北口で始めたレンタルサイクル事業は非常に好評で、しまいには甲府出張のサラリーマンが晴れていればその自転車を借り営業に回り、雨の時はレンタカーを借りて経費節減をしていたという笑えない逸話も残しました。この自転車は電動自転車ですから武田神社などは言うに及ばず昇仙峡などでも見かけ、一番遠方へ行かれた方はなんと鰍沢まで行ってきた方がいたそうです。
このようにして観光資源を大切にしより有効に生かす工夫をし、且つそこにたどり着く手段の選択肢を広げる事で甲府の良さが一段と光ってくるのではないでしょうか。この事が甲府へ行きたい、甲府へ住んでみたいという人たちの輪を一層広げることになるのではないかと思えます。

 そこで、市長の言われた「稼ぐという概念」の具体的なものはどのような事なのか、目標とその具体例をお示しください。その上で人口増加対策についてご説明いただきたいと思います。

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2−甲府の環境問題について

 「捨てればごみ、生かせば資源」などと言う標語をひたすら地方自治体は作り続けてきた時代は終わり、ミックスペーパーなどの分別回収は当たり前の時代となっています。甲府市ではプラスチック包装の分別回収にも取り組む意欲を示しているようです。

私も初当選以来環境問題には思い入れがありました。たまたま友人たちの中に山梨大学の先生方がおり、ただ集まって酒を飲み放談するのではなく夢に尽くそうという事で「夢尽会」という名称の会を作り、毎月集まっていました。そのような話の中で自然に環境問題を語るようになり、総合市民会館を借りてシンポジウムを開いたりしていました。これがきっかけで「ごみをいただきます」と言う冊子を作り、配布をさせていただいたのです。その後第3版にはおよそ300ページにもなってしまい、話題性もあり200校ほどの全国の中学校へ送らせていただいたものです。
その中の話題には「リサイクルは正しいのか」という事も入っていました。愕然とするタイトルでしたが、ペットボトルや牛乳パックのリサイクルにはとてつもない費用が掛かり経済性を無視したものが流通することで経済社会を壊しかねないという事です、簡単には説明しようがないのですがそれでも我が国ではリサイクルという言葉に恐ろしいくらい反応してしまっているのです。特に地方自治体にあってはその本質を知っていても口にするわけにはゆかない、あるいは本質を知る努力をしていなかったと言うのが現状であったと理解しています。
幸い甲府市の若い職員たちは意欲を持って先端の手法を取り入れようと努力している様ですが、私が思うに甲府市ではまだまだ行政が行っている事業の中でまだまだ「廃棄物」を減少させることができると私は感じています。
一例で申し上げると下水汚泥は発酵と言う工程を経てバイオガスを取り出し、利用することで資源を回収することができ、その後は環境部で管理している焼却工場で処理することでその廃棄量を激減させることが可能です。また日常行っている家庭ごみの回収から「生ごみの分別回収」を行うことで、焼却量の25パーセントを減少させることができます。このような外的要因からの廃棄物について今以上に進めてゆくことで廃棄する物の相対量を減少させることができると考えます。

 今後の甲府市はどのような方向へ進んでゆくのでしょうか具体案はまだ見いだせないと思いますが、市長としてのお考えをお示しください。

 広く市内を見渡すと「都市計画上から見た環境問題」と言う言葉が出てきます。別の言葉で表現すると「都市環境」と言う言葉に置き換えられますが、前出甲府で暮らしてみたいと思わせるにも甲府が環境の整った町でなければなりません。季節には四季があるように甲府へ行くと四季が感じられる、と言われたらいかがでしょうか。
甲府の夏は暑いけど夕方のさわやかさはいいね、と言われたらいかがでしょうか。このように感じて頂く町に仕上げてゆくのも都市計画上の大きな仕事だと思います。これらが本当のまちづくりだと言っても過言ではありません、「くらしてみたいまち」と言われている先進地にあっては、様々な生活の利便性はもちろんですが、そこで触れる空気が非常に重要な要素なのではないかと感じています。この甲府をそのような町に仕上げてゆくことは、住んでいる人々はもちろん、そのリーダーの示す方向性が非常に重要であると確信しています。

 そこで市長の考える甲府の都市環境とはいったいどのようなものであるか、お聞かせいただきたいと思います。

 抽象的な事ばかりでお答えにくいことばかりですが、最後に都市環境を考える「歴史物語都市」として「のぼり旗禁止条例」と言う具体的なことについてお尋ねいたします。

おそらく来る開府500年、甲府動物園開園100年、その前に甲府大好き祭り、信玄公祭り、そして直前となっている統一地方選挙など、こののぼり旗がそれぞれ大活躍することになると想像しています。しかしこののぼり旗、威勢が良いのは理解しますし非常に目立ち目を引くことも承知していますが町の風情と言う点では大迷惑なのではないでしょうか。

観光客はのぼり旗を見に来るのではなく、その町の姿もしくはその祭りを見に来るのです。単に目立つだけでよいのであれば建物壁面を奇抜に塗装すれば済むことです、しかしそれは嫌だが目立つようにするためのぼり旗を立ててほしいと望む住民や商店主はいないでしょう、そのくらいのぼり旗は目立つものです。自動車を運転していてのぼり旗に気を取られ危うく事故を起こしそうになったという話もよく聞く話です、風に揺れる旗の間から急に人の姿が見えて驚いたなどと言う話も耳にします。祭りなどで目立つようにしたいというならもっとほかの努力をすればよいことです。
屋外広告物の規制は県の許認可権だというのなら、県と歩調を合わせて規制すべきだと思います。少なくとも歴史物語都市を目指す甲府にはのぼり旗は必要ないと感じています。建物外壁や屋外広告物に対して大きさや色を規制し、甲府らしさを醸し出すというのならそれ以前にのぼり旗禁止条例を制定するべきであると思いますがいかがでしょうか。

以上が第1弾の質問です。

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このページは質問予稿ですので、質問内容は変化しますことをお含みおきください。

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