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鹿児島県鹿児島市

平川動物公園について

平成24年4月25日 新政クラブ視察記録

2012年4月24日・熊本県熊本市 熊本駅西土地区画整理事業 → 25日・鹿児島県鹿児島市 平川動物公園 → 26日・ かごしまプロモーション推進室かごっま屋台村
平川動物公園視察
動物園へ入って正面のアフリカゾーン

大正5(1916)年、地元の企業である鹿児島電気軌道(株)によって日本で4番目の動物園として開業したこの平川動物公園は、以前は鹿児島市鴨池遊園地(現在のダイエー鴨池店の場所がそこである)にあり、昭和3(1928)年に鹿児島市が買い取ったという古い歴史を持つ動物園である。
現在の場所は鹿児島県鹿児島市平川町で、昭和47(1972)年に移転され新たに開業したものである。
(奇しくも甲府動物園が日本で4番目に出来た公立動物園であり、しかもそれは戦後の話であり、それまでは台北動物園、京城動物園の次の6番目であったそうだ。鹿児島動物園は民間であったためにカウントされていないと言うのが実情のようだが、歴史とはすごい物である)

平川動物公園視察
案内図
動物園概要
 面積 31.4ヘクタール
 飼育動物数(平成24年3月31日現在)
  哺乳類 80種 551点
  鳥類  42種 393点
  爬虫類 11種  27点
  合計 133種 971点

職員数
 飼育係 27名、臨時職員2名
 管理係 園長1名、職員4名、臨時職員2名、嘱託職員4名、合計40名

入園料 500円/小中学生100円/未就学児・70歳以上無料(平成23年度からの新料金体系)
駐車場使用料 大型400円、小型200円

歳入(23年度概数)
 入園料   1億7000万
 遊具使用料   5500万
 駐車場使用料  2900万
歳出     5億
つまり総費用の半分は自前で算出していると言う事である。

今回のリニューアルに至った経緯は開園後35年が経過し、飼育施設の老朽化が見られた事が一番の原因であった。
 その他、展示方法の見直しが必要であった(種目展示から動態展示へと変更)
 飼育環境の改善が必要であった
 入園者の利便性向上が必要であった(観覧ポイントの変更)
などが主な理由としてあげられている。
そしてついに平成17(2005)年からリニューアル事業の推進が始まり、平成27(2015)年度までに完了するとの事である。
1、総事業費43億円
2、財源
(1)合併特例債(95%充当、70%交付金措置)
(2)国庫補助金(バリアフリー関係)
(3)市債
この様に合併特例債の活用なくしてこの事業は考えられなかったとしている。
同時に費用削減を目的として、24年度より飼育係も公園公社への委託になり、市の職員も出向になっている。

この様に書かれたイラスト原画の通りに檻が作られています。
平川動物公園視察
ただ、まだ実際は慣れていないのか、渡した木の上は歩いていないようです。

リニューアルに伴い、入園料も値上げを行なった。当然議会などから反対もあり、値上げをするとお客さんがこないのではないかとのことであったが、来園者が増加するなど今では自身を持って勧める動物園作りを目指しているとの事である。

今後は九州新幹線全線開通という追い風を受け、駅から1時間近く離れた郊外にあるが、博多地区あるいは関西地区などこれからPR活動を行っていくとしている。
今ではとにかく来て初めて動物園の完成度にびっくりされる方が多いようだ。実際その展示方法もさることながら、ゾーンで区切り、そこの動物たちを限りなく元環境のまま展示すると言う新しい手法は、従来の動物園の感覚を完全に覆している気がする。また、公園内勾配を8%以内にするように工夫するなど、来園者に対して細やかな配慮も怠っていない。

ここまで来ると以前お邪魔した旭川の旭山動物園以上かもしれないと感じた次第である。同じ展示方法を採用しているのだが、後発の利もあろうが来園者が楽しいという原点をしっかりと捕まえている。同時に動物が楽しくいてくれる事という命題もしっかりとクリアしているのが素晴らしい。

平川動物公園視察
開放的なオリ

わが甲府市では市立動物園のリニューアルを期待する市民の声も多数あり、新庁舎完成後遊亀公園内の建物整理を含め、それなりの改善をしてゆかねばならないと思える。但し人口規模や財政規模から考えるに、この様な大規模改修は不可能に近い物がありそうだ。しかし、以前から話題に上っていた中道町米倉山地区などの話もあるのだが、来園者の利便性・親しみやすさなどを配慮すると、現在地の模様変えでも行けるかもしれないとも考えられる。今回の視察は次なる動物園の新たな方向性を示す大きな足掛かりになる視察であった。

平川動物公園視察
サルたちのゾーン
平川動物公園視察
市民が寄贈してくれたホワイトタイガー、
子供が生まれ、それがまた話題で来園者を増加させている。
平川動物公園視察
全部で10頭いるコアラ、しかしこれだけだと不足だそうだ。
平川動物公園視察
水中でえさにありつく白クマ、
但しまだ寒いのかあまり積極的に水中には入らない

動物園の関係者の皆様、あいにくの雨の中でしたが非常に丁寧で解りやすい説明をありがとうございました。心より御礼申し上げます。

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