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埼玉県越谷市

越谷レイクタウン「新たなまちづくりについて」

2009年03月24日 新政クラブ会派視察報告

われわれ新政クラブは昨日23日に3月議会を終え、明けた24日は日帰りでの街づくりについての視察を行った。
平成21年03月25日 甲府市議会議員 野中一二
越谷レクタウン視察

朝7時に甲府駅を出発、しかし電光掲示板には「中央線快速電車は信号機トラブルのため遅れが出ています」という内容、仕方なくとにかく来た電車を乗り継いでJR武蔵野線南越谷に向かうこととした。結局着いたのは9時30分、この駅で越谷市の職員の方と待ち合わせを行っていたのだが、運よく待ち合わせ時間の10分前に到着した。

その後市役所へ移動し、都市整備部都市計画課副参事石崎様からDVDを使って「越谷レイクタウン」の簡単な説明と、これも簡単な質疑を行った。

越谷レクタウン視察

その後は現地へと向かい、元荒川から水を引き込み、通常1.5メートル最大深6.0メートルという幅で洪水調節を行う大相模調整池の畔へ着いた。この調整池は39.5haという広さを持ち、最大調整水量120万立方メートルという貯水能力を持たせることで、下流の中川の洪水対策を行いつつ新たな居住空間を創出している。

実際この調整池の畔に立つとその大きさが際立ってくる、対岸に新築中の地権者たちによるアパートや住宅の建設現場がはるか彼方に見えていることで十分理解できるし、夏にはこの池で花火大会が開催できるであろう。ちなみに東京ドーム80杯分という大きさでも理解できるのではないか。

しかし、この閉鎖水域では「ユスリカ」が大量発生し、今年の夏に向かって蚊の繁殖域の藻を岩場から取り除くという作業が行われていた。抜本的な対策はなかなかないのだが、すべて完成した後中川への放流が始まると少しは改善されるかもしれないが、大変な作業がこれからも続くことが考えられる。

越谷レクタウン視察
越谷レクタウン視察
住宅

現在はまだ600世帯ほどしか居住者がいないということであるが、平成25年の事業終了時点では計画戸数は7,000戸、居住人口で22,400人の新しい街が出来上がってしまうと言う。すでに区画整理された分譲地は販売が始まっているといい、マンションなどの集合住宅についてもその分譲は非常に好調だということである。ちなみに1戸建て住宅は、およそ6,000万円程度だと言っていたが、東京駅までおよそ42分で着いてしまう好立地である。

越谷レクタウン視察
歩行者用バリア

事業認可平成11年12月24日、事業終了が平成25年、総施工面積225,6haという全体計画はわが市では考えられないことであるが、随所に散らばっている開発センスの良さは十分吸収し、参考に値するものであった。

一例で表現すると、道路に立っている歩行者バリアは、通常は逆U字型のパイプを2本もしくは3本並べてしまうのだが、ここでは1本のバリアとそれを包むように横U字型のパイプを張り付けている。

越谷レクタウン視察

あるいはコンクリートなどの塀は禁止とのことであるが、金網で囲ったポールの内部に自然石を詰め塀の目印や玄関先の目印などとして使っているなど、随所に光る工夫がなされていて、実に人にやさしい感じを醸し出しているのには驚かされた。

駅前には古墳があった場所を上手に利用し、大きな公園として開放されている見田方遺跡公園があり、取り囲むように歩道と自転車道がついた6メートルほどの遊歩道が囲んでいる。

圧巻は日本一のショッピングモールといわれる「イオンレイクタウン」である。

越谷レクタウン視察
イオンレイクタウン

越谷レイクタウン駅からすぐに続くこのショッピングモールは「かぜ」「もり」の二つの区画に分かれていて、すべて歩くとおよそ1.5キロメートルも続いている。しかも内部は3階建てで、540店舗の各種ショップが軒を並べているのである。もちろん途中の入り口は随所にあり、駅から直通のバスが運行しているが、この日はとにかくすべて歩いてみることとした。

私の足で(時速4キロより少し早く歩いている)約2時間、途中の一部については3階まで回らずにひたすら歩いた。ここはもっとじっくり位置決めをしつつ、数日かけてすべて回るほうがよいだろう。外からは肌寒い日であったからかあまり感じなかったのだが、大勢の人でいっぱいであった。平日平均で15万人、休日では25万人が訪れるというこのモールは魅力あふれるお店の数々と、活気があふれている。これからの消費の現場に来ているようなとてつもないエネルギーに満ち溢れている場所であった。

ちなみに山梨県ではこれ1つですべて終わってしまうようなものであろう、さすがに首都圏4千万人の真っただ中にあるすごさを感じた次第だ。

開店当初は駐車場の不足を随分と心配したというが、実際オープンした後はJR武蔵野線を利用して来店する方が意外に多いので、不足感は感じなかったそうである。これは日頃から移動手段を縦横に発達した公共交通に依存している人々の感覚的なものだと思うのだが、これについても甲府という場所での移動手段を改めて考えさせられるものである。

このモールについてはいろいろと述べるより来ていただいたほうが良いと感じたのでこの程度にとどめさせていただく。百聞は一見にしかずである。

帰路は相変わらず電車の時間が不安定であったので、先に来た車両に乗り込み、埼京線経由で新宿に出て、一直線に帰甲した。
最後に一言は、「疲れた」であった。

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