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九州視察紀行−福岡市・鹿児島市

会派視察・2003年7月15日〜17日

機上より
機上より

甲府市議会新政クラブ 参加議員
依田 敏夫、上田 英文、原田 英行、福永 稔、駒木 明、桜井 正富、山村 雄二、野中 一二、清水 仁、輿石 修 以上10名

視察先−福岡市役所(7月15日)−鹿児島市役所(7月16日)

15日まだ目の覚めやらぬ早朝5時15分、甲府中央卸売市場に集合。峡西交通のバスに乗り一路羽田空港に向かった。途中都内に入って一部渋滞したものの、所要時間2時間30分で無事に羽田空港に到着。9時15分定刻で飛行機は離陸、一路福岡へと向かった。途中の機中からは上がブルー、下が白のツートンカラーの世界が続き、すっぽりと日本列島が梅雨雲に覆われている様子が良くわかった。
 

調査内容

福岡市議会前にて
福岡市議会前にて

福岡市役所(15日)

1.新・基本計画について

議会事務局員の説明
かつて甲府市水道局に視察でいらしたとのこと、帰りの身延線が長くて苦痛だったという裏話も披露していただいた。(福岡市ホームページ

基本計画担当職員
椎原 総務局企画調整部企画課長、古賀 係長、両名が担当

人口 1,367,000人で、現在は微増中。都市面積340万平方メートルに62万世帯。
明らかに高齢化が見られるとはいうものの、甲府市とは比較にならないほどの高齢化率である、この福岡市は九州全域から人が集まってきているとのこと。いわゆる東京への集中と似ているのではないか、甲府市の場合は周辺町村に特に若年人口が流失しているというのにである。これらの基本データをしっかり見据えながら、基本計画を立てている。

基本構想は昭和62年(1987年)に策定。15年計画を立てて、それにのっとり推進している。

今後については少子高齢化が進む中、展望と課題を見つけてゆく必要があるとしている。同時に「アジアのゲートウエイ」東アジアが発展する中、取り残されてしまっているのではという危機感を市として非常に持っていたことがうかがえた。
このような時代だからこそ落ち着いて長期計画を持つ必要があるのではないのか。明治維新、太平洋戦争後に匹敵する大転換・大変革の時代であると位置付け、と言う二文で締めくくっているのが今回の基本計画である。

●自治と自律の時代に向けて
●安全・安心の確保
●環境への配慮
●都市活力の向上
●アジアを中心とした国際化の推進

九州の中の福岡という大きな視点に立った新計画を立てようとしている。

福岡市役所にて
福岡市役所にて

市民との共働

しっかりとした投資をしよう
生活基盤整備の着実推進2025年以降人口が減少してくると推測

全体としてはグランドデザインの提示にとどめ、個別計画は別途に設定。15年ではすぐに変化してしまうのではないかという危惧も感じられたが、この都市の成長速度から見るとこれ以上長い計画はムリがあるのかもしれない。よって4年単位でローリングしながら決定するように個別計画を行ってゆくとしている。

行政評価の活用 PDCA、身の丈に沿った展開。
「成果指標」を基本計画に乗せている。

基本計画ということで細部にわたる問題というよりは一定の方向性を打ち出すこととする。

市民意見の聴取については全体として10000件以上の意見を市民から数種類の手段で聴取し、採用意見についてもであるが不採用意見についてもその理由を附加して市民にフィードバックした。 都度、素案作成の段階から始まり、完成までにそれぞれの意見を十分盛り込んでゆくことができたという。

2.福岡市の国際化の取り組み

国際化への対応

福岡市役所にて
福岡市役所にて
協力と競争をキーワードに掲げ、まだまだこれからであるという認識。
アジアとの掛け橋となる都市を目指して行く。
東アジア、特に中国を中心とした北東アジアの国々との結びつきを中心に考える。
福岡市新方式といわれるごみ処理方式を中心にアジアへの貢献を。
博多港・アイランドシティ・福岡空港の整備充実。
都市経営の基本の中に盛り込んでゆく。
アジアの交流拠点都市づくり
多文化共生の地球市民の都市づくり
アジアにおける学術・文化・人材育成の拠点都市づくり
アジアの諸問題に対する国際貢献
東アジアのビジネス・物流都市の構築

このことが始まったのはアジア大会の誘致に失敗したことから始まっている。 「福岡」という知名度がないのではないか。

ハード面

ソフト面

福岡市に於いてはその地理的特長を十分発揮して、特に東アジアの国々との連携を図るということを市の施策目標に掲げている。この都市の規模と地理的要因をフルに活用すればこそできることであろう。しかしその中に九州の中の福岡という大きな視点に立った新計画を立てようとしていることは地方自治体としてすばらしい発想である。とかく地方自治体は「自分の地区の利益を最優先」に考えるケースが多いのだが、ここでは違う。さすがに政令指定都市である。特に福岡市は中小企業が多く、大企業については支店が多いと言う経済基盤に立脚して作られている。

昨今問題になっている少子化・高齢化という問題については、その職員数に於いて業務委託化の推進は全国的に見ても早い方である、であるから政令指定都市としては同時に最も職員数は少ない。来るべき人口減少化の時代に対しても十分対応できると確信しいてるようである、確かに人口問題というのは難しいものもあるようだが、福岡市は中小企業が多く、今後の経済発展と元気のある地方自治体を目指して今回の総合計画を決定していると締めくくりの説明をしていただいた。

鹿児島市視察紀行 −追録−太宰府天満宮の門前町

平成15年7月19日 甲府市議会議員 野中一二

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