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ごみ処理、水道水源保護条例を視察

2002年8月21日〜23日

今回の甲府市議会環境・水道常任委員会の視察は、2002年8月21日、22日、23日の三日間で行い宮城県白石市(水道水源保護条例について)、仙台市(生ごみの堆肥化施設)、福島県いわき市(水道水源保護条例について)であった。

平成14年8月27日 甲府市議会議員 野中一二
この文書は野中一二個人の視察感想文です。

いわき市の事例

車窓から太平洋を望む
仙台からいわき市までは常磐線の各駅停車で
2時間40分、途中の車窓からの景色

現在日本で一番面積の広い市で知られている福島県いわき市においては「水道水源保護条例」に付いてその検証を行った。これは宮城県白石市に続き、その異なる地域での現状をそれぞれどのように生かしているのかといったことを目的としているのである。

いわき市のおかれている現状は、昭和63年に遡るとより明確に理解できる、その年に開通した常磐自動車道により首都圏から大量に廃棄物が運ばれてきたのである。そしてご多分に漏れず多くのゴルフ場の開発ラッシュが水道水源林に数々の影響を与え始めた、当市の条例制定はこの辺りから出発した物と拝察できよう。

懇談
懇談

ちなみにいわき市の水道水源保護条例による保全地域は850平方キロメートルであり、全市の70パーセントをカバーしている。
その地区の中では25箇所の水道取水口があり、浄水場は20箇所ある。同地区には農業集落排水施設は5地区で755世帯が利用している、これは約2万の地区内生活世帯から見れば僅かではあるのだが下水道普及率が全市合計で38パーセント、その他は合併浄化槽と言う現状ではいささか止む終えないのかなと思える数字である。

またこの区域内にはゴルフ場1箇所と最終処分場5箇所がすでに存在し、最終処分場のうち1箇所については官営で、ほかの4箇所については民営である。ここの水質などの管理については環境部廃棄物対策課ということで今回の水道局の範囲ではないのだが、この5箇所の最終処分場については、定期的に調査をしているということであった(調査結果は1個所の管理型処分場は大丈夫であるが、その他の処分場からは鉄・マンガンが時折見られ、その都度注意しているとの回答があった)。

懇談
懇談

この保全地区は主には国有林・県有林ではあるが、民有林もかなり有るので森作りには苦労しているようである。そんな中で「水源サポーター」と言う組織を全庁的に展開しており、水道水源林の保護に活躍していただいていると言う話があった。

とにかくいわき市は大きい、1231平方キロメートルと言う広さはほぼ甲府市の10倍、人口は358,000人で甲府市の約1.8倍。甲府市では水道水源は表流水が1箇所、井戸が1箇所であるのに、いわき市は25箇所である。余談ではあったが昭和46年5市4町5村が合併して出来たこの市には、当初議員が333人いたそうである。常任委員会ともなるとそれぞれ50人体制(現在甲府市は8〜9人)で行い、事務局も大変な騒ぎの連続だったようである。

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