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甲府都市計画区域の整備、
開発及び保全の方針の決定

山梨県の「都市計画区域マスタープラン」

「甲府市都市計画審議会」と言う諮問機関があります。その委員の構成は議会選出の委員と行政が選んだ「有識者」です。私もその委員の一人です。
平成16(2004)年2月28日の都市計画審議会では、以下のことが審議されました。
1−用途地域の指定の無い区域における建築形態規制の決定について
これは今まで議論してきたので全員一致で今回の案を決定。同時に甲府市ホームページでの意見聴取(公式掲示板を併用)も行ったという事で決着です。
2−甲府都市計画区域の整備、開発保全の方針の決定について
これは県が指定してきた都市計画区域、いわゆる都市マスについての意見聴取、あくまで「意見聴取」です。
3−甲府都市計画区域区分の変更について
敷島町の一部を加えるという事ですが、4haだけですからすぐに合意。

上記2.に関する山梨県からの資料は審議会の原則公開という原理にのっとり以下に掲載いたします。これに関する県庁のホームページは関連記事をリンクしておきますのでご参照ください。

山梨県庁のホームページ

甲府都市計画区域の整備、開発及び保全の方針の決定

平成16年2月
山梨県

都市計画区域の整備、開発及び保全の方針を次のように決定する。
目次(編者挿入)
1.都市計画の区域の名称及び範囲
将来の都市構造図(参考図面です。128KB)
整備方針図(参考図面です。147KB)
2.都市計画の目標
1)都市計画の目標年次
2)都市づくりの基本理念
 a.位置
 b.都市の現状
 c.都市の課題
 d.都市づくりの理念と方向性
3)将来の都市構造、主要な都市機能の配置
 a.中核拠点(中核地区・副次核地区)
 b.緑の拠点
 c.連携軸
 d.観光軸
 e.市街地等(商業・業務地、工業地、流通業務地、住宅地)
 f.農業地域
 g.森林地域
3.区域区分の決定の有無及び区域区分を定める際の方針
1)区域区分の有無
2)区域区分の方針
 (1)おおむねの人口
 (2)産業の規模
 (3)市街化区域のおおむねの規模及び現在市街化している区域との関係
4.主要な都市計画の決定の方針
1)土地利用に関する主要な都市計画の決定の方針
 A.主要用途の配置の方針
 B.市街地における建築物の密度の構成に関する方針
 C.市街地における住宅供給の方針
 D.市街地において特に配慮すべき土地利用の方針
 E.市街化調整区域の土地利用の方針
2)都市施設の整備に関する主要な都市計画の決定の方針
 (1)交通施設の都市計画の決定の方針
 (2)下水道及び河川の都市計画の決定の方針
 (3)その他の都市施設の都市計画の決定の方針
3)市街地開発事業に関する主要な都市計画の決定の方針
 (1)主要な市街地開発事業の決定の方針
 (2)市街地整備の目標
4)自然的環境の整備又は保全に関する都市計画の決定の方針
 (1)基本方針
 (2)主要な緑地の配置の方針
 (3)実現のための具体の都市計画制度の方針

1.都市計画の区域の名称及び範囲

名称・・・甲府都市計画区域
範囲・・・甲府市、敷島町の一部及び竜王町、玉穂町、昭和町、田富町の全域
面積・・・約12,519 ha
整備方針図(参考図面です。147KB)

2.都市計画の目標

1)都市計画の目標年次

平成12年(2000年)を基準として、おおむね20年後の都市の姿を展望しつつ、平成22年(2010年)を目標年次とした、おおむね10年間の都市計画の基本的方向を定めるものとする。

2)都市づくりの基本理念

a.位置

甲府市、敷島町の一部及び竜王町、玉穂町、昭和町、田富町の全域を区域とする甲府都市計画区域は、山梨県の甲府盆地中央部に位置し、東側は峡東都市計画区域、西側は韮崎都市計画区域、峡西都市計画区域、南側は市川大門都市計画区域、東八代都市計画区域に接している。

b.都市の現状

本都市計画区域は、北部の急峻な山岳地帯と南部の釜無川と笛吹川の間に甲府盆地の中央部をなす平坦地が広がり、荒川をはじめ多くの河川が流れている。本都市計画区域は、県庁所在地である甲府市を含み、県人口及び県従業者数の約1/3 が集中し、中枢業務管理、商業、高次の医療・福祉・教育、文化、情報など高次都市機能の集耕が極めて高い。

本都市計画区域の人口は一貫して増加してきたが、近年中心をなす甲府市における周辺の都市計画区域等への転出人口の増加などにより、人口増加率は鈍化してきている。周辺の都市計画区域においては、本都市計画区域の人口の拡散の影響を受け、宅地化が進行している地区もみられる。

本都市計画区域の商業は、区域全体の年間販売額が減少傾向にある中、近年の大規模店舗の立地等により昭和町と田富町では増加している。工業は、経済情勢を受け、製造品出荷額が減少傾向にある。農業は、経営耕地面積、農業粗生産額とも減少しているが、田富町の経営耕地面積に対する農業粗生産額は高く、キュウリ・トマト等の栽培は県内一の生産高となっている。

本都市計画区域は、中央自動車道、国道20号、52号、140号、358号、411号等の道路が集中する県土構造の要衝にある。また、JR中央本線・身延線が通っており、甲府駅、竜王駅をはじめ11駅が位置している。

甲府市は、古くから本県の中心都市として、各種の高次都市機能が集積する市街地を形成している。近年は、市街地の拡大に伴い、周辺の竜王町、敷島町、玉穂町、昭和町、田富町の5町と一体となった都市圏として発展しており、本都市計画区域が県の中核としての役割を果たしている。

本都市計画区域の商業地は甲府駅周辺と昭和インターチェンジ周辺に集積している。近年は、甲府市中心市街地の商業機能の低下が進行する一方、周辺市街地の幹線道路沿道に大型店の出店が進んでいる。工業地は都市計画区域南部に比較的集中している。

既成市街地区は、人口の流出が進み、空洞化が進行している。市街化進行地域では、人口増加が続いている。

現在市街地外の都市計画区域東部では、幹線道路の整備等に伴い、人口の増加や都市的土地利用の拡大がみられる。

面的整備を行った地区を除くと、市街地内は全体的に道路、公共下水道等の基盤整備がまだ十分とはいえない。

c.都市の課題

本都市計画区域の課題を都市計画の視点から整理すると以下のとおりである。

○県都としての機能強化
市街地は、県都としての各種機能を担っているが、本県の自立的発展を図るため、今後とも本県の中核拠点として都市機能の強化を図ることが求められる。
○良好な市街地環境の確保
市街地内に人口や産業が集積しているが、道路、公共情報インフラ等の整備は必ずしも十分進んでいない。このため、中核拠点として快適な都市生活と機能的な都市活動を可能にする、良好な市街地環境の確保が求められる。
○適正な土地利用の推進
本都市計画区域の市街化の圧力が、周辺の都市計画区域にも及んでおり、甲府盆地全体として土地利用の混乱が懸念される。また、無秩序な市街化の進行は、効率的な基盤盤備や都市活動を困難にするばかりでなく市街地全体の環境負荷を増大させる。このため、中西部都市生活圏域全体の中で本都市計画区域の適正な土地利用のあり方を位置づけていくことが求められる。
○交通ネットワークの強化
本都市計画区域は本県の道路網、鉄道網の要衝に位置している。中核拠点機能を強化するため、この交通利便性を活かした中核地点にふさわしい交通ネットワークの強化が求められる。
○個性と魅力にあふれた美しい都市の形成
本都市計画区域は、特徴ある自然環境や歴史、文化、観光等の地域資源を有している。このため、これらの地域資源を都市の魅力として適正に保全を図るとともに、都市環境・景観づくりに活かし、個性と魅力にあふれた美しい都市の形成していくことが求められる。

d.都市づくりの理念と方向性

山梨県都市計画区域マスタープラン基本構想(以下、基本構想)では、「恵まれた自然環境の中で、県土の持続可能な発展を支え、すべての人が自立してその豊かさを実感できる都市の実現」を都市づくりの理念として掲げ、「豊かな自然の中で環境と共生する都市」、「すべての人が安全で安心して豊かに暮らせる都市」、「地域の特性を活かした美しく魅力あふれる都市」、「幅広い交流と活力に満ちた都市」が県の都市づくりの目標として掲げられている。

基本構想において、本都市計画区域が位置する「中西部都市生活圏域」は、「高次都市機能の集積した中核拠点の整備強化」「自然、歴史文化、特産物などを活用した交流促進と地域振興」等が示されている。

本都市計画区域の現状と課題、基本構想における都市づくりの理念等を踏まえ、「高次都市機能の集積した中核拠点にふさわしいにぎわいと風格のある都市」の実現を都市づくりの基本理念として定め、次のような基本方針により都市づくりを進める。

○高次都市機能の集積
県都としての機能を強化するため、中核拠点の都市基盤の整備と土地の高度利用を促進し、中枢業務管理、商業、高次の医療・福祉・教育、文化、情報などの高次都市機能の集積を図る。
○まとまりのある市街地の形成
甲府盆地の中心都市としての良好な市街地を形成するため、中西部都市生活圏域の都市構造を見据えた適正な土地利用を進め、周辺の田園環境と調和のとれたまとまりのある市街地の形成を目指す。
○ひと、もの、情報の交流促進
賑わいと活力に満ちた都市を形成するため、都市機能の集積や交通利便性の向上を進め、ひと、もの、情報の交流を促進する。
○地域資源を活かした個性と魅力にあふれた美しい都市の形成
個性と魅力にあふれた美しい都市を形成するため、自然環境、歴史、文化等の地域を特徴づける各種資源の保全に努め、これらを活かした都市づくりを進める。

3)将来の都市構造、主要な都市機能の配置

本都市計画区域の将来都市構造、主要な都市機能の配置は以下のとおりとする。

a.中核拠点(中核地区・副次核地区)

市街地内に、中核拠点の中心をなす中核地区と中核地区を補完する副次核地区を配置し、各地区の特性に応じた都市機能の集積を図る。

・中核地区
甲府駅周辺と甲府昭和インターチェンジ周辺を中核地区と位置づけ、甲府駅周辺には中枢業務管理、商業・業務、教育・文化、医療・福祉、情報、交通結節点等、甲府昭和インターチェンジ周辺には商業・業務、流通等の都市機能の充実を図る。
・副次核地区
竜王駅周辺、田富町リバーサイド地区、玉穂町山梨大学医学部周辺を副次核地区と位置づけ、竜王駅周辺には商業・業務、交通結節点等、田富町リバーサイド地区には商業・業務、流通等、玉穂町山梨大学医学部周辺には商業・業務、医療、大学等の都市機能の充実を図る。

b.緑の拠点

舞鶴城公園、芸術の森公園、敷島総合公園、赤坂台総合公園、緑ヶ丘スポーツ公園、小瀬スポーツ公園、釜無川スポーツ公園、愛宕山広域公園、荒川緑地等を緑の拠点と位置づけ、都市内における緑の空間の充実を図る。

c.連携軸

・広域連携軸
中央自動車道、西関東連絡道路、甲府富士北麓連絡道路、新山梨環状道路及びJR中央本線・身延線を広域連携軸と位置づけ、県外及び富士北麓、東部、南部方面との連携強化を図る。
・地域連携軸
国道20号、52号、140号、358号、411号、県道甲府敷島韮崎線、県道甲府南アルプス線、県道敷島田富線、都市計画道路古府中環状浅原橋線、都市計画道路相生一丁目飯喰線等を地域連携軸と位置づけ、地域間や都市計画区域内の連携強化を図る。

d.観光軸

八ヶ岳、富士北麓、東部、南部へ至る軸を観光軸と位置づけ、観光資源の連携強化を図る。

e.市街地等(商業・業務地、工業地、流通業務地、住宅地)

市街地は、立地特性に応じて商業・業務地、工業地、住宅地などを配置し、土地利用の規制誘導や都市基盤の整備などを通じて、それぞれの土地利用にふさわしい市街地環境の整備や利便の増進を図る。

f.農業地域

集落地等は、良好な生活環境の確保と優れた田園景観の維持・保全に努める。また、甲府市東部、南東部及び南部、竜王町西部、田富町南部、玉穂町西部及び南部などの集団的優良農地は、環境・景観等の面からも重要なものであり、その保全を図る。

g.森林地域

都市計画区域北部の秩父多摩甲斐国立公園に連なる湯村山、要害山、愛宕山等の森林は、環境・景観・防災等の面からも重要なものであり、その保全を図る。

3.区域区分の決定の有無及び区域区分を定める際の方針

1)区域区分の有無

本都市計画区域は、区域区分(線引き)を定めるものとする。
その根拠は以下のとおりである。

本都市計画区域は、人口や産業が集中する県内で最も集積性の高い市街地を形成しており、今後も市街地の拡大の可能性が高いことが予想される。
このような中、本県の中核拠点にふさわしい市街地の形成に向け人口や都市機能の拡散を抑制しその集積性の向上と都市基盤の効率的な整備を図るとともに、市街地外の優良農地や優れた自然環境を有する土地を適切に保全していくため、開発圧力を想定市街地内に適正に誘導していくことが必要である。

2)区域区分の方針

(1)おおむねの人口

本都市計画区域の将来におけるおおむねの人口を次のとおり想定する。

年次平成12年平成22年
区分(基準年)(10年後)
都市計画区域内人口295千人おおむね304千人
市街化区域内人口262千人おおむね283千人

注:平成22年の市術化区域内人口は、保留された人口(注)を含むものとする。

(注)保留された人口
市街化区域の設定において、主な市街地規模の算定根拠である目標市街地人口の全てを具体の土地に割り付けることなく、その一部を保留した上で、市街化調整区域内の特定またはいずれかの土地について計画的な市街地整備の実施の見通しが明らかになった時点で市街化区域に編入することとしているが、この際保留した人口

(2)産業の規模

本都市計画区域の将来における産業のおおむねの規模を次のとおり想定する。

年次平成12年平成22年
区分(基準年)(10年後)
生産規模
工場出荷額7,825億円8,068億円
卸小売販売額13,457億円14,093億円
就業構造
第1次産業4.5千人2.6%4.0千人2.4%
第2次産業50.5千人29.5%49.6千人29.3%
第3次産業116.0千人67.9%115.7千人68.3%
171.0千人100.0%169.3千人100.0%

注:卸小売販売額は平成11年

(3)市街化区域のおおむねの規模及び現在市街化している区域との関係

本都市計画区域における人口、産業の見通しに基づき、かつ市街化の現況及び動向を勘案し、現在市街化している区域及び当該区域に隣接しておおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域を市街化区域とすることとし、市街化区域のおおむねの規模を次のとおり想定する。

年次平成12年平成22年
区分(基準年)(10年後)
市街化区域面積5.467haおおむね5.471ha

注:平成22年の市街化区域面積は、人口の保留フレームに対応する市街化区域面積は含まないものとする。

4.主要な都市計画の決定の方針

1)土地利用に関する主要な都市計画の決定の方針

A.主要用途の配置の方針

本都市計画区域における市街地の現況及び将来の動向を踏まえ、秩序ある都市の形成を誘導していくために、主要な用途の配置方針を次のように定める。

a.商業・業務地

ア.中心的商業・業務地

中核地区である甲府駅を中心とする商業・業務集積地は、行政・金融・商業・業務・情報・文化等の中枢機能が複合する中心的商業・業務地として、また同じく甲府昭和インターチェンジから甲府中央卸売市場にかけての国道20号沿道及びその周辺は、商業・業務が集積する中心的商業・業務地として、その機能の強化を図る。

副次核地区である竜王町駅周辺、田富町リバーサイド地区、玉穂町山梨大学医学部周辺は、中心的商業・業務地の機能を補完する地区として、商業・業務機能の強化を図る。

イ.一般的商業・業務地等

幹線道路沿道などの既成商店街は、主に近隣に日用品を供給する一般的商業地として、商業機能の改善整備を推進する。また、湯村地区は、温泉宿泊施設などを主とする観光商業地として、その機能の強化を図る。

b.工業地

甲府南部、西下条、国母、釜無、一町畑の各工業団地などの既存工業集積地を、工業地として、生産環境の維持増進を図る。

c.流通業務地

甲府昭和インターチェンジから甲府中央卸売市場までの国道20号沿道、田富町山の神地区を流通業務地として、流通業務機能の強化を図る。

d.住宅地

市街地内の住宅地は、主に低層住宅を中心とする住宅地として、良好な居住環境の確保を図る。商業・業務地周辺や幹線道路沿道などの住宅地では、地区の特性に応じた居住環境の確保を図る。

B.市街地における建築物の密度の構成に関する方針

中核地区である甲府駅周辺及び甲府昭和インターチェンジ周辺の中心的商業・業務地は高密度とし、その他の商業・業務地、流通業務地は中密度とし、工業地は低密度とする。

住宅地については、低密度を基本とし、商業・業務地周辺、幹線道路沿道、公営住宅団地等は中密度とする。

C.市街地における住宅供給の方針

良好な宅地・住宅を供給するために、土地区画整理事業や市街地再開発事業等により面的整備を促進し、それぞれの地域の特性に応じて、低層住宅あるいは中高層共同住宅の建設を促進する。

市街地の中心部では、人口の定着と回復を図るため、土地の高度利用を進め、中高層の賃貸住宅や分譲住宅を中心とした住宅の供給を促進する。

D.市街地において特に配慮すべき土地利用の方針

ア.土地の高度利用に関する方針

中核地区である中心的商業・業務地は、その機能を高度に集積するため、都市基盤施設の整備を進め、土地の高度利用を図る。特に、甲府駅周辺は、諸機能が集中する県都の中心部にふさわしい土地の高度利用を進める。

イ.用途転換、用途純化又は用途の複合化に関する方針

甲府駅を中心とする商業・業務地は、中核地区としての機能強化とともに居住環境の再生・整備を図るため、住宅・商業の混在に対し土地の高度利用に合わせた建築物の用途の転換や複合化を促進する。

甲府昭和インターチェンジから甲府中央卸売市場までの国道20号沿道とその周辺は、商業・業務・流通の機能強化を図るため、住宅・商業・工業の混在の解消に向け用途の転換を促進する。

住宅・工業混在地区は、都市環境の向上を図るため、地区特性に応じた用途の転換または街区単位の用途の純化等を促進する。

幹線道路沿道は、その道路機能に応じ地区の特性にふさわしい用途に転換を図る。

ウ.居住環境の改善又は維持に関する方針

都市基盤施設が不十分な市街地は、市街地開発事業等の面的整備の促進により、居住環境の改善を図る。

建築物が密集した市街地は、基盤施設の整備とあわせて、建築物の過密状態の解消による日照、採光、通風等の居住環境の向上あるいは土地の高度利用と建築物の不燃化の促進など、地区の特性にふさわしい良好な住宅地への改善を図る。

計画的に整備された住宅地や良好な居住環境を有する住宅地は、今後とも良好な居住環境の維持・増進に努める。

新たな市街地においては、計画的な市街地形成を進め、積極的に良好な居住環境の形成に努める。

エ.市街地内の緑地又は都市の風致の維持に関する方針

市街地内の公園緑地、社寺境内林、荒川等の河川緑地等は、市街地内の貴重な緑として積極的な保全・活用を図る。

甲府市北部の森林や荒川、武田神社周辺などの自然的要素に富んだ土地や住民にとって郷土意識の高い土地が存在し良好な自然的景観を有する地区は、その地区の土地利用の特性に配慮しながら、風致の維持に努める。

歴史的価値の高い武田氏館跡や甲府城跡などの史跡の周辺では、その歴史的環境にふさわしい景観の形成に努める。

E.市街化調整区域の土地利用の方針

ア.優良な農地との健全な調和に関する方針

甲府市東部、南東部及び南部、竜王町西部、田富町南部、玉穂町西部及び南部などの集団的優良農地は、市街化を抑制し、その保全を図る。

イ.災害防止の観点から必要な市街化の抑制に関する方針

河川の下流部や合流部等で溢水・湛水のおそれのある区域は、市街化を抑制する。

甲府市北部の丘陵部等で降雨時に落石及び斜面の崩壊等の危険性がある区域は、市街化を抑制する。

ウ.自然環境形成の観点から必要な保全に関する方針

甲府市北部の秩父多摩甲斐国立公園に連なる湯村山、要害山等の森林及び釜無川、笛吹川、荒川等の河川空間は、保全を図る。

エ.秩序ある都市的土地利用の実現に関する方針
○市街化区域に近接又は隣接する地区の都市的土地利用に関する方針
市街化区域に近接又は隣接し、かつ自然的社会的諸条件から市街化区域と一体的な日常生活圏を構成していると認められる地区であって建築物の立地が相当程度進んでいる地区のうち、条例により指定した区域内においては、一定の開発を許容する。
○農村集落地等の居住環境に関する方針
農村集落地等は、建築物について田園環境と調和した適正な密度とするとともに支障ある用途の排除に努め、良好な居住環境の維持・保全を図る。
○計画的な市街地整備の見通しのある地区に関する方針
都市計画区域東部等については、住宅地を中心として、計画的な市街地整備を予定しており、土地区画整理事業や地区計画等による整備の見通しが明らかになった段階で、農林漁業との調整を行い、保留人口の範囲内において、随時市街化区域に編入を行う。
なお、その他の都市計画上必要とする計画的な市街地整備の検討を行う区域については、土地区画整理事業や地区計画等による整備の見通しが明らかになった段階で、農林漁業との調整を行い、保留人口の範囲内において、随時市街化区域に編入を行う。

2)都市施設の整備に関する主要な都市計画の決定の方針

(1)交通施設の都市計画の決定の方針

A.基本方針

ア.交通体系の整備の方針

本都市計画区域には、中央自動車道が通り、西関東連絡道路等の整備が進められている。

本都市計画区域の道路網は、骨格を形成する東西、南北方向の国道及びこれらを補完する県道を中心に構成されている。

甲府市の中心市街地は、県都として多くの都市機能が集積するため、自動車交通が集中している。また近年、甲府市と周辺地域との結びつきが強くなり、国道20号、国道358号、県道甲府敷島韮崎線、県道甲府南アルプス線、都市計画道路相生町一丁目飯喰線等に交通渋滞が見られる。

本都市計画区域には、JR中央本線・身延線が通っており、それぞれ3駅、8駅が位置する。平成12年の駅利用者数は、甲府駅が約33,800人/日、続いて竜王駅が約4,000人/日となっているが、竜王駅と南甲府駅を除いた駅利用者は年々減少している。

このように、本都市計画区域では、中心市街地における自動車交通の混雑解消や周辺地域から中心市街地へのアクセス向上等、自動車交通需要への適切な対応が求められている。

また、環境負荷の軽減、高齢社会への対応から公共交通機関の利用促進等が課題となっている。

このような課題を踏まえ、本都市計画区域の交通体系は次のような基本方針のもとに整備を進める。

○広域道路の整備促進
中核拠点として県外及び県内各地との連携を強化するため、自動車専用道路や国道等の整備を促進し、各地からのアクセスの向上を図る。
○都市の骨格となる道路網の整備
中核拠点にふさわしい道路網を形成するため、中心市街地の活性化にとって重要な役割を果たす内環状道路や市街地中心部へのアクセス道路及び中核地区間を結ぶ道路等、都市の骨格となる広幅員道路の整備に努める。また、中核地区と副次核地区、副次核地区間を結ぶ道路の整備を進める。
○都市内の交通環境の向上
市街地内の良好な居住環境の確保と中核拠点機能の強化を図るため、市街地の特性に応じた道路整備を進める。
特に、中心市街地においては、地区の活性化に向け、土地の高度利用の促進と公共空間の確保のため、街区レベルでも広幅員道路の整備を進める。
○公共交通機関の利用促進
市街地内の交通利便性の向上や賑わいのある市街地の形成のため、駅周辺整備による交通結節点機能の強化、市街地周辺や周辺都市でのパークアンドレールライド用駐車場等の配置により、公共交通機関の利用を促進するとともに、市街地の広幅員道路を利用した新たな公共交通機関の導入をはじめとする交通マネージメントの検討を進める。
○災害に強い道路の整備
災害時における避難路、輸送路、ライフライン、延焼遮断空間などを確保するため、防災に配慮した道路の配置、幅員、構造物などにより、道路の防災機能の強化を図る。
○人にやさしい交通環境の整備
高齢社会に対応した人にやさしい交通環境の整備を図るため、公共交通機関の利便性の向上やバリアフリー化を促進する。
○美しい沿道景観の形成
個性と魅力にあふれた美しい都市を形成するため、道路整備にあわせて、道路緑化や電線類の地中化を推進するとともに、建築物や看板等も含めデザイン等に配慮した良好な沿道景観の形成を促進する。
イ.整備水準の目標
・県都への自動車1時間到達
県内各都市から県都甲府市の中心部まで1時間以内の到達可能範囲の拡大及び到達時間の短縮を目指して、今後とも新山梨環状道路、西関東連絡道路及びインターチェンジアクセス道路等の整備を進める。
・市街地内の都市計画道路の整備率
本都市計画区域のおおむね20年後の市街地内の都市計画道路の整備目標は次のとおりとする。
施設名平成12年
(基準年)
平成32年
(20年後)
市街地内の都市計画道路の整備率(注)49%約71%

(注)市街地内の都市計画道路の整備率:市街地内で都市計画決定されている道路の計画延長に対する整備済み延長の割合

B.主要な施設の配置の方針

a.道路

ア.自動車専用道路

国土レベルの連携を図る中央自動車道、近県と連絡する西関東連絡道路、県内を二分する中西部都市生活圏域と富士北麓・東部都市生活圏域の連絡強化を目的とする甲府富士北麓連絡道路及び甲府市と周辺市町村との連携を目的とする新山梨環状道路の各自動車専用道路により、広域的な自動車交通を処理する。

イ.主要幹線道路

国道20号(甲府バイパス)、国道52号、国道140号、国道358号、国道411号を地域の骨格を形成する主要幹線道路とし、地域内の円滑な交通処理を行う。

ウ.幹線道路

主要幹線道路を補完し地域内の交通を処理する幹線道路のうち、中心市街地の骨格となる内環状道路として、都市計画道路古府中環状浅原橋線、都市計画道路愛宕町下条線等を位置づけ、中心市街地の道路機能強化を図る。

市街地中心部へのアクセス道路として、県道甲府精進湖線、県道甲府南アルプス線、県道甲府敷島韮崎線等を位置づけ、周辺地域から市街地中心部へのアクセス向上を図る。

中核地区と副次核地区及び副次核地区間を結ぶ道路として、都市計画道路相生一丁目飯喰線、県道敷島田富線、都市計画道路昭和玉穂中央通り線等を位置づけ、拠点地区間の連携強化を図る。

また、新山梨環状道路北部区間へのアクセス道路として、県道甲府昇仙映線、県道敷島竜王線、県道甲府山梨線等を位置づけ、インターチェンジアクセス機能を強化する。

エ.交通広場

鉄道利用者のバス、自動車への乗り換えを円滑にするため、交通結節点である甲府駅、竜王駅等は、交通需要に応じて交通広場の整備を図る。

b.鉄道等

鉄道等の既存公共交通機関の利便性の向上を促進するとともに、市街地の広幅員道路を利用した新交通システム等の導入を検討する。

c.その他

中心市街地において、既存施設の有効利用も図りながら、駐車需要の質・量に応じて、公共・民間の適切な役割分担による自動車及び自転車等の駐車場駐輪場の整備を促進する

また、竜王駅、小井川駅周辺等において、パークアンドレールライド用駐車場の整備を目指す。

C.主要な施設の整備目標

概ね10年以内に整備または整備着手を予定する施設は、次のとおりである。

道路種別路線名
自動車専用道路新山梨環状道路北部区間(甲府市、敷島町)
新山梨環状道路南部区間(都市計画道路1.4.3甲府外郭環状道路、玉穂町、田富町〉
新山梨環状道路東部区間(甲府市)
主要幹線道路国道20号(都市計画道路3.3.6 甲府バイパス、竜王町)
国道52号(都市計画道路3.3.1 和戸町竜王線、甲府市、竜王町)
国道411号(都市計画道路3.3.1 和戸町竜王線、甲府市)
幹線道路県道甲府南アルプス線(都市計画道路3.3.2 塩部町開国橋線、甲府市)
県道甲府精進湖線(甲府市)
県道甲府八代線(甲府市)
県道甲府市川大門線(都市計画道路3.4.8 古府中環状浅原橋線、甲府市)
県道甲府昇仙映線(都市計画道路3.4.10 高畑町昇仙峡線、甲府市)
県道敷島竜王線(都市計画道路3.4.14 島上条山宮線、敷島町)
県道敷島田富線(都市計画道路3.4.11 田富町敷島線、敷島町、竜王町〉
県道韮崎櫛形皇宮線(都市計画道路3.4.8 古府中環状浅原橋線、田富町、玉穂町)
県道竜王芦安線(都市計画道路3.4.22 竜王八田線、竜王町)
県道緑ヶ丘運動公園線(新山梨環状道路北部区間アクセス、甲府市)
都市計画道路3.4.3 相生一丁目飯喰線(甲府市)
都市計画道路3.3.5 愛宕町下条線く甲府市)
都市計画道路3.4.8 古府中環状浅原橋線(甲府市)
都市計画道路3.4.9 善光寺町敷島線(甲府市)
都市計画道路3.4.20 田富西通り線(田富町)
都市計画道路3.4.27 昭和玉穂中央通り線(昭和町、玉穂町)
交通広場甲府駅北口駅前広場(都市計画道路3.3.5愛宕町下条線)
竜王駅南口駅前広場(都市計画道路3.4.28 竜王駅前線)
竜王駅北口駅前広場(都市計画道路3.4.29 竜王駅北口線)

(2)下水道及び河川の都市計画の決定の方針

A.基本方針

ア.下水道及び河川の整備の方針
i)下水道

本都市計画区域の下水道は、昭和29年から整備を始めた甲府市における単独公共下水道事業が先行し、下水道普及率(注1)は平成12年度末現在で90%となっているが、竜王町、敷島町、玉穂町、昭和町、田富町については釜無川流域下水道関連(昭和町の一部は甲府市の公共下水道に含まれる。)として昭和61年度から事業に着手し、平成5年4月に一部供用開始をした状況であり、下水道普及率は39%となっている。
行政区域全体の排水処理状況の進捗を示す指標の1つである生活排水クリーン処理率(注2)は、80%となっている。
このような状況を踏まえ、本都市計画区域では、甲府市公共下水道、釜無川流域下水道及び関連公共下水道の整備を推進し、生活環境の改善、公共用水域の水質保全を図る。

(注1)下水道普及率:人口(行政区域)に対する、公共下水道を利用できる人口の割合
(注2)生活排水クリーン処理率:人口(行政区域)に対する、公共下水道を含む生活処理施設が整備された人口の割合

ii)河川

本都市計画区域は富士川水系に属し、北の山間部に源を持つ釜無川と笛吹川が区域界に沿って流れ、区域最南端で合流する。笛吹川の支流としては、区域を縦断する荒川の他、濁川、平等川等が流れている。
近年、都市化の進行に伴う自然の保水・遊水機能の低下により、河川の合流部や下流部で溢水・湛水等の水害が発生しており、流域の治水安全度を確実に高めることが求められている。また、地域と一体となって育まれてきた河川は、景観や生態系への配慮も求められている。
このような状況を踏まえ、本都市計画区域では、必要に応じた治水対策、親水性、環境に配慮した河川整備、内水排除対策を進める。

イ.整備水準の目標
i)下水道

おおむね20年後の下水道普及率を次のとおりとする。

 平成12年
(基準年)
平成32年
(20年後)
甲府市単独公共下水道普及率90%99%
釜無川流域関連公共下水道普及率39%約86%
73%約93%
ii)河川

本都市計画区域の河川は、当面は降雨強度おおむね50mm/時間に対応できるよう親水性や環境に配慮した治水施設の整備を進める。

B.主要な施投の整備目標

i)下水道

釜無川流域下水道及び関連公共下水道は、市街地内の整備を重点的に進めるとともに、市街地外についても計画区域の整備を進める。

甲府市公共下水道は、現在の市街地内での整備がおおむね完了したことを受け、市街地外についても計画区域の整備を進める。

ii)河川

おおむね10年以内に整備または整備着手を予定する主要な河川は以下のとおりである。

河川名 荒川、鎌田川、山王川、濁川、相川、平等川、十郎川、貢川等

(3)その他の都市施設の都市計画の決定の方針

A.基本方針

庚棄物処理施設は、庚棄物処理に関する上位計画及び関連計画に基づいて、適正に施設の整備を進める。

3)市街地開発事業に関する主要な都市計画の決定の方針

(1)主要な市街地開発事業の決定の方針

甲府駅周辺などの甲府市中心部や甲府昭和インターチェンジ周辺は、土地の高度利用と都市機能の更新をはかるべき地区として、市街地再開発事業や土地区画整理事業を促進する。

木造密集市街地などの市街地は、土地区画整理事業等の市街地開発事業を促進し、土地の有効利用が可能となるよう都市基盤施設整備と街区の再編及び居住環境の改善を図る。

市街化が進行している区域や新たな市街地は、地区計画等とともに土地区画整理事業等の市街地開発事業を検討し、無秩序な市街化を防止し、良好な居住環境の形成に努める。

(2)市街地整備の目標

おおむね10年以内に実施することを予定する主要な市街地開発事業(施工中を含む。)は、以下のとおりである。

なお、下記以外の地区においても、市街地開発事業実施の条件が整ったものは、その事業を実施する。

事業種別市町村名地区名
土地区画整理事業甲府市甲府駅周辺地区
大里地区
琢美・富士川・相生地区(都市計画道路和戸町竜王線沿線)
工業団地造成事業玉穂町医大南部地区
甲府市大津・西下条地区

4)自然的環境の整備又は保全に関する都市計画の決定の方針

(1)基本方針

ア.緑地の整備又は保全の方針

本都市計画区域は、北部に山岳地帯、東部から南側にかけて農地が広がり、釜無川や笛吹川をはじめ多くの河川が流れている。本都市計画区域は、山林・水面等の自然地や農地等、自然的土地利用が全体の約5割を占めている。

また、甲府市は、古くから本県の政治、経済、文化の中心地として栄えてきたことから、文化財、史跡等が多い。

都市基幹公園等の大規模な都市公園は比較的整備されているものの、身近な公園緑地が不足している。また、市街地内を通る道路や公共施設の緑化は十分とはいえない状況である。

このような、状況を踏まえ、本都市計画区域においては、中核拠点に相応しい風格ある都市とうるおいのある市街地環境を形成するため、地域の特徴ある自然的環境の保全をはかるとともに、都市公園等の整備や道路、公共公益施設等の緑化を図る。

また、これらの配置にあたっては、レクリエーション機能や防災機能の確保にも配慮するとともに、河川や樹林、公園緑地等をつなぐ水と緑のネットワークの形成に努める。

イ.整備水準の目標

本都市計画区域のおおむね20年後の市街地内の1人あたりの住区基幹公園及び都市計画区域内の1人あたり都市公園等の整備目標は次のとおりとする。

 平成12年
(基準年)
平成32年
(20年後)
市街地内の住区基幹公園の目標水準1.4 m2/人1.8 m2/人
都市計画区域内の都市公園等の目標水準7.1 m2/人7.7 m2/人

(2)主要な緑地の配置の方針

ア.環境保全系統
・都市の骨格を形成する緑地
都市計画区域北部の森林や釜無川、笛吹川、荒川等の緑地は、都市の骨格となる緑地であることから、その保全を図る。
・優れた歴史的風土
信玄堤や武田氏館跡等の歴史的価値の高い史跡等と一体となった緑地は、保全とともに観光、文化などの面で活用を図る。
イ.レクリエーション系統
・都市の拠点的な公園等
週末レクリエーション利用等に対応する既存の敷島総合公園、赤坂台総合公園、緑ヶ丘スポーツ公園、小瀬スポーツ公園、釜無川スポーツ公園、愛宕山広域公園等の都市基幹公園・広域公園の機能充実を図る。
・身近な公園緑地
市街地内では、日常生活に密着した憩いやレクリエーションなどの場となる身近な公園緑地の整備を推進する。
・水と緑のネットワーク
公園緑地、街路樹、河川などを緑の空間として一体的に整備を進め、水と緑のネットワークの形成に努める。特に、中心市街地では、舞鶴城公園や点在する身近な公園、濁川、藤川等の河川、街路樹等を活用したネットワークの形成に努める。
また、荒川、笛吹川、釜無川には堤防、河川敷等を利用してのサイクリングロードが整備されていることから、これらの機能充実を図る。
ウ.防災系統
・避難地等
災害発生時の避難や復旧活動などのための主要な公共空地として、公園緑地の整備及び防災機能の向上を図る。また、市街地内の公共公益施設や民間施設の緑化、道路緑化を促進し、市街地の延焼防止機能の向上を図る。
・災害l公害の防止
北部の森林地域は、災害防止の観点から保全をはかる。また、工場の敷地内緑化を促進し騒音・振動等の緩和に努める。
エ.景観構成系統
・自然的景観
市街地北部の森林や釜無川、笛吹川、荒川等の河川及び甲府市東部、南東部、南部、竜王町西部、田富町南部、玉穂町西部及び南部などの集団的優良農地は、本都市計画区域の主要な自然的景観を形成していることから、今後とも保全に努める。
特に、愛宕山、護国神社、荒川、和田峠等の各風致地区は、都市における貴重な自然的景観として、地区の土地利用の特性に配慮しながら、今後とも風致の維持に努める。
・都市景観
甲府駅前や平和通りなどの都市のランドマークとなる主要駅周辺や幹線道路沿道で街路樹などによる修景を図るとともに、公共公益施設や民間施設の緑化を促進し、中核拠点にふさわしい緑の空間の形成に努める。

(3)実現のための具体の都市計画制度の方針

ア.都市施設としての公園緑地の整備

本都市計画区域の都市計画公園等は、以下のとおり配置し整備を図る。

種別配置方針
住区基幹公園街区公園、近隣公園、地区公園は、既設の公園の機能強化を図るとともに、公園の誘致距離等を考慮し、市街地内に重点的かつ適正に配置する。
都市基幹公園総合公園、運動公園は、既設の敷島総合公園、赤坂台総合公園、  に利用できる位置に配置する。
その他の都市公園既設の愛宕山広域公園、舞鶴城公園、荒川緑地等の機能強化を図るとともに、自然的環境等の特性に応じて適正に配置する。
イ.風致地区等の指定目標及び指定方針

本都市計画区域の風致地区等の指定方針は、以下のとおりである。

種別配置方針
地域制緑地愛宕山、護国神社、荒川、和田峠等の各風致地区は、地区の土地利用の特性に配慮しながら、その維持を図る。

編注・スキャナー読み取りの関係で誤字・脱字がある場合はご容赦ください。

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