地図などでお解かりのように敷島町は南北縦に長く、水資源についても南部の敷島地区については豊富な地下水が利用できている。実際、昭和39年(1964)に業者に依頼して行った調査でも、地下80〜120メートルにおいて多量の地下水を確認しており、テスト井戸の結果を見ても有り余るほどの地下水の自噴を確認している。よって、敷島町ではこの地下水源を利用して、町内での自力水道敷設計画が研究されている。しかし北部三区はいわゆる「かご地」で井戸を掘っても水は出ず、現在においては「清川簡易水道」、「睦沢簡易水道」、「吉沢簡易水道」の3箇所の簡易水道を持って給水している。これらの簡易水道も平成21年度を目標年次に定め、清川・睦沢統合水道を進捗させている。(月刊誌『水道』平成13年11月号参照)
敷島町史によると、甲府市上水道との関係について記載した部分には、『文禄3年(1594)、甲府用水を荒川から取水』という記載がされている・・・しかしここでは水争いの記載は『不明』としている。
その後の記載を年代順に追ってゆくと、
現在の敷島町については97%が甲府市水道局によって給水され、残りが簡易水道による給水区域である。これらの事柄を考えるに、古来農耕民族であった日本においては、いかに水が貴重であったか。
「水田は、人類が2000年の歳月をかけて繰り返してきた水耕栽培の原点です」、改めて水田を見ませんか。
メールマガジン『野中一二の人は石垣、人は城』
平成14年1月24日・第3号所収
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