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平成12年12月定例会 経済都市開発委員会 記録

平成12年12月議会「経済都市開発常任委員会」でのシビックコアについての質疑を集約して掲載いたします。全文知りたい方は甲府市役所議会事務局で情報公開条例にのっとり公開いたしております。

ここでは企画部の担当者を招致し、シビックコアについてたずねました。通常は企画部は総務委員会での質疑応答ですので、この委員会には関連問題での質疑と言う形で答えていただきました。(HTML編集は野中一二事務所です)

質疑要旨

シビックコアとは?
国の機関を中心とした官公庁の集約した高度利用
平成8年から国の合同庁舎の候補地を5つ選定し比較検討している状況
単なる商業施設、商業ビルよりも、官公庁の業務施設、できれば合同庁舎がよいのではないかということでスタートした
シビックコアは国が自主的に甲府の北口の用地を取得もしくは賃貸?
国に買ってもらうか、交換してもらう
周辺の国有地あるいは県有地、私有地、民有地に対し影響を与える?
甲府駅周辺は市街地活性化基本計画のエリアの中、その全体との整合性の課題がある
国の方で合同庁舎を建てていただかないことには、シビックコアにはなりません
協議するような団体、機関をつくり、そこで協議をしながら、その建設時期、規模、使用目的、そういうものを詰めていく
シビックコアというのはあくまで国の主導による、国の事業のような形にならざるを得ない?
まず地元甲府市が、都市の活性化、将来像をこう持つ、それが形としては基本計画という形に継承しています
そこに国の機能、これは活性化につながるものだと思っています
シビックコアを誘致するとしても、その周辺整備として甲府市はこう考えているということを言うべきではないか?
商業施設も一緒にそこにつくっていくことがシビックコアであります
このシビックコア計画、あるいはシビックコアを核とした北口の再開発に関しまして は、地元の人の心意気というのもぜひここで意をくんでいただいて、もっともっと身近な、ほんとに地元の人のための北口の開発につながるようにますます励んでいただきたい、ということを申し添えて、私の意見を終わらせていただきます。

○野中委員

 このシビックコアについてということなんですが、当然従来からも、この経済都市開発委員会の中で話題に上っていたことでもありますし、また私も何度か本会議の席でも取り上げた件がございまして、どうしてもこれは一度は聞いておかなきゃならないと、あるいは一度はきちんとした形をとっておかなきゃならないというふうにずっと思い続けていた問題ですので、今日はこちらの方に参上していただいたということでございます。

 もう一つ、事前に申しておかなきゃならないことは、昨日の私の質問の中にもありましたように、私は行政と市民が手を携えていくときに、間に入って最大限努力すると、こういうふうに発言しております。これは、とりもなおさず市民に対しましてはそれなりの市民の考え方を行政に吸い上げていただくようにということでございますし、同時に、行政が考えているということを的確にきちんと市民に伝えるという、その双方を持っていると。その点で、私がシビックコアについて誤解を持っていてはいけないということも含めまして、今日ここできちんと説明していただきたいと、こういう趣旨でございますので、その辺を十分御理解の上、御回答いただければなというふうに思います。

 もちろん、新都市拠点整備事業の事務所並びに都市整備部におきましては、シビックコアという概念とか、もろもろのことは聞いておりますが、あえて重複させて質問をしたいと思います。

 まず初めに、シビックコアというのは一体何だという、非常に簡単な質問ですけれども、そこから入りまして、続きまして、シビックコアを正式な話題に乗るためにはどうしてもアーバンスタディ構想というものを消さなければシビックコアは浮かんでこなかったということなんですが、当然、その間にも企画部の方ではシビックコアというものを考えておったというふうに聞いておりますので、その辺の、今度はいよいよアーバンスタディ構想というのは白紙撤回されましたので、シビックコアの整合性というのはいよいよ出てくるというところから、国に対してどういうふうな申し入れをしているのか。それから、過去にはシビックコアを博物館誘致のときに取り消したという経緯があるというふうに聞いておりますので、その一たん国に対して取り消したということが、またここで再び国に対してもう一度考え直してくれといったときに、きちんと前と同じような状態、もしくはそれ以上の状態で今後も継続できるのか、あるいはその可能性は残されているのかという点。それから、以前から今の収入役、前企画部長の段階から、甲府のシビックコアは全国で2番目にランクされているというふうに聞いておりますが、その2番とは一体どういう意味だと。1番がどこで、2番が例えば甲府でということであれば、平成13年度から中央省庁の統廃合がいよいよ始まる、来年ですね。それに応じて、例えば14年に甲府に来るとか、具体的な日にちがもしわかっているのであれば、その辺が一つ聞きたいところと。

 それから、シビックコアというのはあくまで国が自主的に甲府の北口の用地を取得もしくは賃貸して進むものだというふうに理解しておりますけれども、その形態は、例えば賃貸になるのか、取得になるのか、それから取得後の土地管理というのは、今回の新さいたま市ですか、それの事例なんかを見ましても、国が率先してみずからの敷地ということで緑地帯を広くとり、植え込みをつくり、その管理もきちんとしているというふうな情報も入っております。そういうところまできちんと国がやっていただけるのかどうか。あるいは一歩進んで、そこから先の周辺の国有地あるいは県有地、私有地、民有地に対しましても、それなりの影響を与えてくれるのかどうかという点です。

 それから、最後に、いわゆる県立博物館の誘致のときにも大騒ぎしまして、結局、来なくてもいい、代替で何か県から、かいじ国体のときの富士吉田のように大型の施設をもらうんだというふうな話も出ておりましたけれども、このシビックコアを誘致した後、市はそのほかを一体どういうふうにするつもりなのか。当然、新都市拠点整備地域というのは非常に広大な地域がまだ広がっておりますし、甲府駅の南口まで含めますと大変な広い土地が残っているわけですが、その辺まで一体市はどういうふうな、そこで絵をかいていらっしゃるのか、そのあたりを説明していただけるとありがたいなと。

○保坂委員長

 お願いいたします。

○企画部企画課長

 シビックコアの説明を基本的にしろということで、機会を与えていただきましてありがとうございます。

 過日も決算委員会の中で、若干私の方で説明させていただきましたが、シビックコアにつきましては、建設省の方が中心になりまして、平成5年の3月にそういう制度を設けてあります。それが官公庁、いわゆる国の機関を中心とした官公庁の集約した高度利用というものが一つあります。そのほかに、その建物の周りの都市基盤整備と、今度はその一定のエリアの中に民間の機関も入れて、いわゆる国の方とすれば官公庁の施設というのがまちづくりにも貢献するだろうと。できれば貢献する形で庁舎建設再建築をしたいということを持っていまして、それでシビックコアという整備制度を設けているわけです。

 それが平成5年にありまして、今までそのシビックコアで整理されたところが、先ほど委員の方から言われましたように、大宮、浦和、与野にあります埼玉の新都市、それからあと岡崎、釧路等々、先進事例としてはやっているところがあります。そのような中で、じゃ、甲府はどういうふうな形で来たかといいますと、予算を見ていただけばわかると思いますが、8年から11年まで社団法人の公共建設協会というところにシビックコアの計画を調査委託を出して、毎年報告を求めています。というのは、今、甲府の中にある国の出先機関が幾つあるか、それがどういう年度たって改築した方がいいなのか悪いなのか。建てる場合だとすると、例えば食糧管理事務所を持ってくるという場合には、建物を今度建てる場合には何年、20年とか30年使うという前提だと、一体その機能がどれくらいの面積、ボリュームが必要になるかという、何か我々としては収集しにくい情報の部分なんかがありまして、事前に実績のあります公共建設協会に委託に出して報告を求めております。

 その報告の主な概要ですが、まず現状の甲府市の地域実態というものについて、どういうふうな視点で見てくるのかと。それから、シビックコアを整備する場合、どこの地区を基本的な方向でもっていったらいいのか、そういうふうな考え方。それから、拠点形成するそういう整備する方向性。それから、その地区ですね。それから、一定のアイデアとしての跡地の利用等々、一つの考え方を出させていただきます。

 特に、甲府の場合につきましては、5か所ほどの選定をした中で比較検討して、特に甲府におきましては山梨県の顔でもあると。いわゆる甲府駅周辺、そこに快適性の向上だとか、独自性や歴史を持っている都市でありますので、国の考える意味での合同庁舎の候補地というものをとりあえず5つ選定した中で比較検討しているという状況の報告が出ています。

 しかも、今度は国の出先機関全部を一つというものではありませんで、当面15程度ありまして、例えば税務署だとか職業安定所とかという15機能、いわゆるその建物自身がもう改築しても、国の方でもいいだろうというところを選んでいただきまして、その建物の簡単に言うと床面積、その全体の床面積、建築ボリュームというものを一応想定しています。税務署等を入れるという前提ですと、1月から3月で大体三百四、五十台というふうなシミュレーションになってきています。

 国の方の状況から言いますと、甲府という位置は、先ほど2番目ということだったんですが、建設省の関東のエリアの中においては、甲府の方につきましては先に新都市拠点整備事業だとか、周辺の土地区画整理事業が始まっているエリアですので、順位的には上の方に順位を、たしか2番だったと思うんですけど、なっている状態で、私、引き継いでおります。

 現状はどうなっているかといいますと、そこら辺が国との交渉の中でやっていまして、なかなか順位というのは教えてもらえない状態になっています。といいますのは、やっぱり建設省の関東の部分での順位です。ですから、全体的、日本全国の中で改修を始めてきて、合同庁舎をつくっている状況がありますので、そこが何番かというのはちょっと難しい部分がありますが、ただし今までの、8年からの積み重ねをしているという部分においては、それほど低くない状況だろうなと。

 我々の方では、いわゆる30号街区の部分についてどういうふうに取り扱っていくのか。それから周辺地域ですね、例えば今、ベルクラシックの前の土地、いわゆる前のアーバンスタディ用地のところへもっていくにしても、その北側にある民間施設をどういうふうにしていくのか。それから、先ほど言いました駐車場と、それから全体の交通体系をどういうふうにしていくのか。今度は、あの甲府駅周辺は市街地活性化基本計画のエリアの中にも入っていますので、その全体との整合性、ここら辺の課題があるだろうなというふうな指摘の報告になっております。

 土地の、いわゆる国の方が持っている、例えば税務署が今持っている土地、あるいは食糧管理事務所が持っている建物と、例えば北口の用地等、市有地ですので、それとどういうふうにするかという手法は、基本的には買い取りと、それからいわゆる市有地を国に買ってもらうという方法と交換ですね。この2つ。賃貸借ということは、今のところちょっと僕の中では考えていない。ですから、国に買ってもらうか、交換してもらうということですけど、担当官と話をしているのは、ちょっと買い上げるのは非常に国の方も厳しいですねという感触を得ております。

 それから、県博との絡みで、中止をしたという状況につきましては、必ずしも中止をしたということではなくて、国の持っている出先機関の機能というのを、甲府のエリア、少なくともそのときも甲府の市街地活性化の中に、やっぱり機能として一定のものを持つ必要性というのは、今の私は必要だと思っているわけですから、全然ほかのところへ行ってもらうということを全く考えておりませんので、どこか適当な適地があればぜひということは、基本的に持っていたわけです。それは今も変わりません。ですから、国へ申し入れた段階においても、県博との確かに絡みはありますけれども、ぜひ、そうは言いましても甲府のエリア。なぜかといいますと、甲府の状況は、甲府にある国の財源というのはほとんどが県をカバーしている機能を持っている部分がありますので、ぜひそれは県都の甲府市ということで、このエリアの中に置いてきてもらいたいという話をずっと持ってきております。

 それ以後もぜひ、県博の結論が出た後も、国の方においては同じような状態で建設に向けてぜひ協力してくださいという形でのお願いはずっとしてきております。

○企画部企画課長

 それでは、シビックコア以外のものも関連がありますので、ちょっと説明をさせていただきます。

 あの地域にシビックコア、あるいはシビックコア的な計画をする、なぜ進めたのかということからちょっとお話をさせていただきますけれども、あの地域につきましては、委員御指摘のとおり、大変重要な地域、山梨県の中心にある甲府駅、商業やら政治やら、あるいは交通があそこに全部集まっているんですけれども、その中に非常に大きな空閑地がある。3万平米を超えるのではないかと思いますけれども、そういう地域が大変な重要な地域に非常に大きな空閑地があるということで、甲府市としてはぜひ一体的な、総合的な整備ができればよいというふうなことで、何らかの総合的な計画をつくっていきたいということがそもそもございます。

 それが、例えば再開発になるのか。区画整理は単なる基盤整備ですから、まちづくりとはちょっと異質でございまして、その後に一体どのような総合的な計画があの地域に必要なのか、求められているのかということになりますと、これはやはり商業施設を民間が自由につくっていくというよりも、むしろ県なり、市なり、国はちょっと難しいでしょうけれども、公共団体が関与して計画的な開発をすることが望ましいのではないか。

 いろいろ考えて、やはりこれは単なる商業施設、商業ビルよりも、官公庁の業務施設、できれば合同庁舎がよいのではないかということでそもそもスタートしたわけでございます。

 途中で博物館が浮上してまいりまして、御質問がありましたけれども、その関係はどうなっているんだということですけれども、そもそもアーバンスタディ構想というのは清算事業団から取得をする際に、その条件というふうな形で浮上した計画、じゃ、甲府市がつくったんじゃないのかということですけれども、そういうことではありませんで、一応、取得する際に、当時の状況とすれば、アーバンスタディ構想があったと。経済情勢が変わってまいりましたので、単なる業務施設、商業施設だけではなくて、公共団体の業務施設の方が望ましいのではないか。そういうものを核にして、その周りに商業施設なり、あるいはそれに付随した施設なりを一体的に整備していく、こういうことの方が望ましいのではないかということでシビック計画が浮上してきたわけでございます。

 アーバンスタディ構想との、一緒に進んでいたんじゃないか、どっちがどうなんだという御質問ですけれども、これは清算事業団との関係もありますから、その取得の経緯がありますから、アーバンスタディ構想はやめました、すぐに、じゃシビックコアの方がいいと思いますということにはなかなかなりにくいわけでして、はっきりシビックコアでいくんだよというゴーサインが出るまでは、どうしてもそれがちょっと消しにくいという事情もございました。しかし、時間がたちまして、清算事業団も鉄建公団にかわりましたので、大分条件も緩和されたんだろうというふうなことで、今度は一応はアーバンスタディ構想については、現在の状況、将来を見通してもちょっと難しいんではないかということで、シビックコアが中心になったということでございます。

県の方で博物館が違うところに行っちゃったんで、その後の土地はどうなるんだろうということでございますけれども、そういうことですから、私どもとすれば、とにかく国の方で、建設省の方で合同庁舎を建てていただかないことには、シビックコアにはなりません。したがいまして、どうしても建設省のゴーサインがなければなりません。 それ以外のことにつきましては、その規模、例えば何階にするのか、国の方でどのくらいの床面積を使うのか、残りを国が使うのか、市が使うのか、あるいは民間に渡すのかというふうなことが必要になるわけでございます。

 そういったことは、これから建設省と詰めていく必要があります。最初から計画をつくって建設省に持っていくのではなくて、つまり、協議するような団体をつくりまして、機関をつくりまして、そこで協議をしながら、その建設時期、規模、使用目的、そういうものを詰めて、それに従いまして、例えば駐車場がどのくらい必要なんだとか、あるいはその公園が要るのか要らないのか、今計画しているような多目的広場で間に合うのか間に合わないのか、というふうなことをこれから計画していく、協議していくということになる予定でございます。

 それから、国の博物館を取り消して2番目になったんだということでございますけれども、そういうふうなことではありませんで、これはシビックコアはずっと続いているといいましょうか、計画にございましたけれども、その上位計画といいましょうか、それに優先するものとして博物館を計画をするということで国の方にも報告をし、了解をしていただいておりますので、その博物館がなくなった時点で、また国の方には御報告申し上げて了解をいただいているということでございます。

○野中委員

 その中で、今ずっと大体のアウトラインを、平成5年から本日に至るまでのラインをお話いただいたんですが、ちょっと私が誤解していちゃいけないなと思うので、これはどっちが正しいか、間違っているかということはともかくとしまして、今は中心市街地活性化基本構想というのがあって、シビックコアという単体の構想というのはもう既に外れているというふうな理解を実は私、していたんですけれども、そうじゃないということですかね。以前そんなことをちらっと聞いたことが、シビックコアという基本的な構想というのはもうあり得ないんだというふうなことをちょっと聞いたような記憶があったんですけれども、それは僕の記憶の間違いですか。

○企画部企画課長

 シビックコアが消えたということはございません。それは一時、博物館の後になったということはございますけれども、それとて、国の方にはそういうことで一時その国との協議を中止してください、あるいは国との御相談は暫くの間御猶予くださいということでお願いしたということでございますから、消えたということではありません。事実、県との協議を、今年に入りまして9月以降行っておりますけれども、その中におきましても、県の方にも、あの地域についてはシビックコアを考えているんだというふうなことを申し入れておりまして、協議の対象となっておりますので、そのようなことはない、今現在進んでいるというふうにお考えいただきたいと思います。

○企画部企画課長

 ちょっと補足説明的にさせていただきたいのですが、事務的に、厳密に言いますとシビックコア地区整備制度という形でやる場合には、計画を立てるわけですよね。計画を立てた一定のエリアの中に、いわゆる都市基盤整備も含め、民間施設の活用もここだとか、観光施設はここだと、それからここは両方だというものをつくって、それは建設大臣の認可を受けるという手続が必要なわけです。ですけれども、たまたま今、シビックコアと同じような言葉になっちゃっているんですが、その制度に乗らないでそういう建設大臣の手続をとるという、そういう計画を、そういう意味での構想や計画を立てるということでなくて、地域の活性化に貢献するという、そういう建設大臣の認可をとるよりも若干緩い形での、国の方が考え方を。なぜかというと、厳密の計画をつくって、時の流れで必ずしも計画どおりいかない、財源的な裏づけですね。それから、国の方も我々の方も持っている部分がある部分でありますので、余りきっちりしたものでなく、それだと今までやってきた以外のところの都市がやっぱり手を挙げなくなってきたという実態があるものですから、若干、何といいますか、基本的には国の方でその地域に貢献するという趣旨を、それはベースに持ってはいますけれども、必ずしもその建設大臣への申請を出してという形でのものではないやり方が、今、建設省の方で考えているんです。ただ、我々の強みとしては、もともとが土地区画整理、それから新拠点整備という地盤形成をするという手を挙げている、認可を受けているところですので、その部分はほかの都市よりは強い、我々にとって有利な条件だろうなと思ってはいます。

 基本構想の中には、そういう意味でシビックコアの整備を目指すという形での表現にされて、その制度にのっとってという意味合いでは、若干ニュアンス的に違うことで進んでいる。そういう意味での補足です。

○野中委員

 その辺で、シビックコアがきちんとしたある程度体系づけられたものであるというふうなことであるとすると、シビックコアというのはあくまでこれ、国の主導による、国の事業のような形にならざるを得ないということですね、当然、国の合同庁舎をつくるわけですから、そのベースの部分が。そういうことなんですが、そうすると、市独自としてのまちづくりとか、あるいは都市づくりとか、あるいは100年後を見据えた甲府市はこうあるべきだというふうな考え方がそこに今後はどのように反映されてくるんでしょうかね。その辺は……。

○企画部企画課長

 私の説明が不足だったかもしれないですけれども、原則的な流れというのは、まず地元である甲府市が、甲府市の都市の活性化、将来像をこう持つ、それが形としては基本計画という形に継承していますし、片一方では、甲府駅周辺であれば土地区画整理事業という形で持っている。そういうものがまずあって、そこに国の機能ですよね。いわゆるさっき言いました税務署だとか、法務局だとか、という機能をそのエリアの中で、いわゆる官公庁が一つあるということも、これは活性化につながるものだと思っていますので、まあ、人が集まりますからね。そういうものを、じゃ、甲府市としてはこことここへ持ってきてもらいたい、そういうものが今までのシビックで委託を出して研究してきたものだと思います。

 例えば建てようとする、国で考えているのが建築ボリュームとして延べ床面積が大体1万7,000平米ぐらい、そうしますと大体2,000平米でいきますと8階か9階建てぐらいの建物になる場合に、下の床土地がどれくらいなければいけないのかということもやっぱり考慮しなきゃいけないだろうと思うんですよね。ですから、我々とすれば国の方に、建物自身は国の主導で、向こうの使いやすい建物になると思うんですね。そうすると、その位置とか周辺というものは我々の方から希望とか協議の中で持ってくるというものだと思います。

○野中副委員長

 ここに一つの案を私が3月議会で出しているんですが、30号街区を甲府市、それから山梨県で買ってくださいと。それは何のために買うかというと、今、北口の土地区画整理事業で集めた減歩用地として、あそこにお祭り広場という公園用地が4,800平米あるということを言っているんですね。それを今の30号街区は、いずれにせよ、もう遺跡が出ちゃっていますから何もつくれないというと、そこへ公園用地というものを移し返すというか、そういうことをすることによって、甲府市が清算事業団から取得した今の北口の用地1万1,000平米が全部使えるじゃないかと。そうすると、今の建築基準法特例を採用しなくても、3万6,000平米ぐらいの床面積のものはそこにつくれるんだよといいうことを私、言っていまして、その中で、シビックコアを仮にここで実現させたとしても、平成10年5月の段階で533人の国家公務員が入ってくるだけだと。そのときにたまたま同じ平成10年の5月1日時点で、甲府市役所の本庁舎、当時はまだ隣の穴水ビルに教育委員会やなんかがあった時点で、市役所の本庁舎にまつわる職員が833人だったと。そうすると、市役所がその当時、この議会棟を入れても1人頭25平米で、同じぐらいの国家公務員の数に対しての平米数を与えたとしても、新しい建築基準法の特例を使わなくてもそこへ十分入るぐらいの大きなものが建つよという話をしていたんですね。

 そんなふうなことを考えまして、30号街区をぜひ甲府市と県で買ってくれないかなという話もしていたんですが、そういう気持ちとか、あるいはそういうところまで、要するに甲府市としてその周辺を考えたときに、ここまではやっぱり手をつけるべきだろうとか、ここまできちんと整備をするべきだろうという範囲の中に、例えば今言った30号街区であるとか、それから当然これは私、今回言った甲府駅周辺整備に関する県市協議会というのが行われまして、その席で、甲府市はシビックコアをやりたいんだということを県に対しても言ったわけですよね。そうすると、じゃ、県有地も含めて、甲府市はこういうふうに考えるけどどうだというふうな、やっぱり自治体の責任として、甲府市の意見というものをもっともっと強く出していくべきだと、そのシビックコアを仮に誘致するとしてもですね。シビックコアが来るとしても、その周辺整備としてそういうふうな、甲府市はこう考えているんだよということを言うべきなんじゃないかなというふうに思うんですけれども、今の辺はいかがですか。

○企画部企画課長

 一つは30号街区を購入して、あの隣のお祭り広場といいましょうか、多目的広場と言っておりますけれども、あそこと交換するつもりがあるのかということですけれども、これは内部の方で検討をいたしております。確かにそのとおりでありまして、一体的に1万1,000平米ぐらいの大きな土地になりますので、利用価値も広がるでしょうし、それからどちらかというと歴史遺産というんでしょうか、発掘されてしまいましたので、記録保存という方法もありますけれども、このことは公共事業の再評価委員会の中でもそういうふうな方向で検討しろという提言もいただいておりますので、30号街区が本来、公共施設として、あるいは遺跡を生かした公園のような形で整備されれば、これが理想ではないかというふうに考えております。このことは、県との協議の中でも議題に上っておりまして、現在、その協議を進めております。

 ただ、多目的広場、お祭り広場との交換ということになりますと、これは都市整備部の管轄になるんですけれども,都市整備部の方とも協議をいたしましたけれども、あそこにもう既に計画が出されて、それが大臣の認可を受けておりますので、これは審議会の方々の御意見も伺わなければなりませんし、地元の方々の意向もございますので、そちらの方がいい、はい、じゃすぐにというふうになるのかどうかということも今後の検討課題というふうになっていくのではないかと思っております。

 いずれにいたしましても、30号街区につきましては、そういう方向で整備できるかどうか、ただいま検討している段階でありますから,将来、それが結論はいずれ、いつということはちょっとこの席で申し上げにくいんですけれども、出されていくんだろうというふうに思っております。>

 それから、市街地活性化になるのかどうかというふうなことで、確かに合同庁舎だけですと533人というふうなお話がありましたけれども,特に土日につきましてはいなくなるわけですから、活性化にちょっと不利な状況になるわけですけれども,シビックコア、あるいはシビックコア的というふうな説明をいたしましたけれども、それのために周りに商業施設が義務づけられていると申しましょうか、商業施設も一緒にそこにつくっていくんだということがシビックコアでありますから、これは合同庁舎だけでなくて、その周辺の空閑地も含めた、あるいは民有地も含めた計画づくりの中で、あるいは商業ビルなり、あるいはアミューズメントセンターみたいなものがそこにつくられて、土日にも賑わいのできるような地域になるというふうなことが理想ではないかというふうに思っております。

 それから、県との協議ですけれども、これはただいま、1回準備会を開きまして、11月ですか、2回目の会議を開きまして、まだ会議を始めたばかりですけれども、これは単なる情報交換の場ではないというふうに私ども思っておりますので、甲府市としての要求というふうなものを積極的にその会議に出していく。その会議の中でそれをたたいて、県として協力してもらえるものは一体何なのか、指導やら、あるいは援助なり、助成なり、そういうものをいただけるように、積極的にその協議の場で発言していきたいというふうに思っております。

○野中副委員長

 じゃ、あらかたのお話をいただいたので、まだこれで常任委員会最後じゃありませんから、まだまだあと3月議会、来年の議会も残っていますので、楽しみにしたいと思いますけれども、このシビックコア計画、あるいはシビックコアを核とした北口の再開発に関しましては、私も今回の議会で言わせていただいたように、まちづくりコンペというものを提案して、まさに地元の声を上げようというふうなことも、なかなか前へ進まない。どういうふうにいくんだという計画が見えて、それが12年たったら終わっちゃったみたいな、いつもちょっと時代錯誤をしているような部分があって、すべて業者が決めるから、あんたたちはあとで判こを押しなさいと、こういうふうな形でまちづくりとか地域づくり、人の心というのは動くものじゃないというふうなことをどうしても見せたいと思って、地元の人と話をしながら進んできたわけで、その辺の地元の人の心意気というのもぜひここで意をくんでいただいて、もっともっと身近な、ほんとに地元の人のための北口の開発につながるようにますます励んでいただければなということを申し添えて、私の意見を終わらせていただきます。

他の委員から次のような質問が出ましたのでこれも記載しておきます。

○国のどこの機関と話をしているのか、もしわかれば教えていただきたい。

○企画部企画課長

 国とか、建設省の出先機関であります関東地方建設局に営繕部がありますけれども、そこと話をしております。

午後 2時52分 散 会

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