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2000年から未来の甲府へ 晩秋の昇仙峡と甲府市北部 その1

晩秋の昇仙峡と甲府市北部

はじめに

平成12年にまとめ上げた「2000年から未来−甲府北部山岳地帯編」でしたが、あれから5年が経ちその後の北部山岳地帯はどのように変化があったのか、しかもあのときに冊子にしたのは主に5月中旬から夏にかけて撮影した写真を使い、冊子にまとめていました。今回は秋の昇仙峡(昨年2回シリーズで「言いたい放題」でお届けしていますが)と、そこに至る「帯那山林道」、そして「水が森林道」を通って黒平へ向かう一日コースを紹介いたします。今年の最高の見頃は残念ながら終わっていますが、来年にかけて紅葉の追っかけを考えている方にぜひともお勧めです。

すべて車で走りますので、以前に申し上げたようにまず最低タイヤの空気圧をチェックです。その後ガソリンを満タンにして、そうそう、秋の夕日がフロントウインドウにまぶしくないようしっかりと固く絞った濡れ雑巾で拭いておきましょう。もちろん内側もしっかりと拭く事、せっかくのまぶしいくらいの綺麗な景色が台無しになってしまいますから。

このページはマピオンの地図などお手元で便利な地図を開いてお読みいただくと分かりやすいでしょう。

甲府駅から帯那山へ

まずは甲府駅からスタートです。北口から武田通りを武田神社を目指して進みます、途中山梨大学が視界に入ってきます、駅方向から見て左が教育人間科学部、右が工学部です。

左側の教育人間科学部入り口付近に古いコンクリート作りの小さい倉庫のような建物が見えるはずです、これがあの有名な「水晶館」で、昭和2年にこれらの貴重な収集品を火災等で焼失しないようにと不燃性のコンクリート建物として作られた時代物です。ここには水晶で作っためがねのレンズだとか、さまざまな水晶の原石などが展示してあり、山梨の水晶研磨の歴史をつぶさに見る事が出来ます。中には産出された鉱石や山梨の水晶採掘の資料など数多くあり、学術的な資料かつも非常に高いものがあります。山梨の水晶の特徴は鉱山や産出量が多いだけでなく、形態や美観が素晴らしい良質品を産するからであると言われています。無色透明で単結晶の大型水晶は他に類を見ないものですから、日本全国で取れた水晶ですがこの山梨が産地として定着したのでしょう。

時間があればここは見学する事が出来ます、しかしふだんは開館していませんので見学には事前の申し込みが必要です。一般の博物館ではなく、また専任の職員もいないため土日や祝日に開館することはできません。木曜日の午後か金曜日は、ほぼ見学できますが、それ以外の日に見学できる場合もあります。山梨大学教育人間科学部水晶館まで電子メールか電話(055-220-8218)で、お問い合わせください。と言う案内がありますからぜひ興味のある方は予約を入れた上で一度ご覧になることをお勧めいたします。まっ手間をかけないと本物は見られないって事でしょうか、あくまで大学の付属施設であり、教育目的でしっかり保存してあるのですからこれも致し方ないですね。

金子(キンス)峠から見た甲府盆地
金子(キンス)峠から見た甲府盆地

となりにNHK放送大学と書かれた建物がありますのでそこの信号を左折してください(山梨大学キャンパスの北側の道路です)。突き当りまで走って今度は右折、すぐの信号を左折するともう迷う事はありません。しばらく甲府の北部市街地を走ります、そうそうこの道は狭い上路線バスや観光バスが結構走っています、十分注意して走りぬけてください。

左手の大きな病院(花園病院)を過ぎるといよいよ峠道です、「和田峠」と言いますが、これが結構つづれ折が続く道で走りにくい道です。甲府は盆地なんだと言う実感が湧いてきますね、晴れていたら途中に眺望出来るスペースがあります、ここからの甲府盆地の眺めもすばらしいですから夕方から夜ともなればここでは多くのアベックの車が順番待ちです。

この峠道を登りきったところにあるのが「千代田湖」です、ここについては以前の初版で「千代田湖再生計画」として記述してありますので先を急ぎます。

この峠を上りきった三叉路を今回は右に向かいましょう、「帯那山林道」を一路目指します。しかしせっかく来たのだからちょっと寄り道です、途中の部落の中にある小さな立て札に注意してください、『左帯那山右大正池ユースホステル』と書いてあります。車では行き止まりですが、そこからは歩いて甲府市街地まで下れます。ここが「金子峠」と言われている場所で、その眺望は「甲府盆地を一望」と言う表現がぴったりです。私がまだ高校生だったころ、この道を友人とバイクで上ってきた事がありました。そのときと殆ど変らぬ眺望ですから歩いても十分楽しめるだろうなと思いつつ車をUターンさせ、先ほどの分かれ道まで戻りました。

帯那山林道の周囲の山々
帯那山林道の周囲の山々

いよいよ「帯那山林道」に入ります、ここからは千代田湖も眼下に広がる小さな水溜りのようにしかみえませんが甲府市から山梨市にかけての山々が出たり入ったりと視界を楽しませてくれます。山々は晩秋のたたずまいを残して唐松が黄色く色づき、道路わきには紅葉した木の葉が秋の日差しを浴びて輝いています。

道路面はすべて舗装してあり、スピードを出す必要もなくのんびりと秋のドライブを満喫出来ます。山の切れ目が次第に低くなり始め、そろそろ終わりかなと思ったころに解りにくいのですが『帯那山登山道の入口』と書いた小さい立て札が立っています。歩いてきているならば迷うことなくここを上ってゆくのですが今日はあいにく車です、そのまましばらく行くと以前ご紹介した「水が森林道」と出会います。時間が許すのでしたら迷うことなく左です、しばらく行くと道が広くなって駐車場になっている場所があります、そこからは帯那山までなんと1分ですよ。お弁当を持ってゆきましょう、ちょっと厚着して秋の終わりを満喫してください。

晩秋の林道
晩秋の林道

道中の解説が長くなりましたが、千代田湖から帯那山までわずか40分の走行時間です。甲府市にはたった1時間走るだけでこんなにすばらしい場所がたくさんあるんです、とは言うもののこの帯那山は山梨市なんです。山梨市ではここで5月になるとあやめ祭りを行っています、今来た「水が森林道」はここから先は冬季間通行止めになりますのでぜひ事前の情報収集を行ってください。帯那山林道についても冬季間通行止めですのであわせてご注意を怠らないでください。時間がない場合はここから太良峠に向かい、山梨市に下りるかそれとも積翠寺に下るかが良いでしょう。積翠寺へと下ってゆけば温泉もありますよ、その下が武田神社ですからゆっくりとした半日コースになりますね。

 
では十分に気をつけてお越しください。
2004年11月5日
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