この会社は昇仙峡をより美しくし、もって観光客の来訪をとりあえず年間50万人増加させると言うところにあります。そのメイン事業は「電気自動車」による回遊によって現在の長潭橋上流部をすべて車両通行止めにして楽しんでいただくと言う事です。
今の日本には上高地でさえ一般車両の通行止めはされていますが、大型バスはそのまま入山が許されています。低公害のアルピコバスの間に挟まって真黒いディーゼル排気ガスを出すバスが堂々と走っている姿は決して歓迎できるものではありません。この教訓から生まれたのがこの新会社設立と言う事ですが、主体は甲府市でも、山梨県やその他の民間企業の力を借りなければこれは実現不可能な会社と位置づけられるでしょう。
数々の規制や付帯事項があり、しかもここは国立公園特別地域ですから簡単にはいろいろ手をつけるわけにはゆきません。だから行政主体の事業と言う形にならざるを得ないのです。「第三セクター」と言うのがふさわしいのでしょうが、この名前はどうも一般受けがよろしくない、そこで行政が主体となった民間会社が適切だろうなと感じているのです。
今昇仙峡の寿命はあと200年程度と言われています。大気汚染物質の影響や、川の浸食に弱い岩質の山肌、その他の自然現象などがその主因ですが、一番は人間による汚染でしょう。少しでも後世にこの美しい自然を正確に伝えるために、動き出さなければならない時が近づいているようです。
合言葉は4K 『環境・観光・感動・甲府』
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