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「野中一二」の言いたい放題

2001年11月3日 本会議場で

 本日たまたま見ていた杉並区のある区議会議員さんのホームページに「当選して初めて入った本会議場の立派さに圧倒された」という記載がありました。私の場合はどうだったのか、今月でちょうど二年半が過ぎ多少議員生活にもゆとりがでてきましたが「当選して初めて入った本会議場は威厳があるがしみだらけだった」という感想が残っています。昭和三十六年建設の甲府市役所はすでに耐震上も問題があり、新庁舎建設基金も積み立てているのですが(平成十三年度予算では計上せず)議場についてもアカ(垢)じゅうたんではないかと思えるような代物です。でも本当はそこにいる議員たちそれぞれの資質の問題でしょう、何について議論がなされているのか、どんな議論が展開されているのかです。

 ちなみにこれまで行政視察と言う事で常任委員会での視察が三回ありましたが、今年の愛知県碧南市、同豊田市はまだ一〜二年しか経過していないので当然きれい。昨年の行政視察は岡山県岡山市で、これも素晴らしい。その前は新潟県新潟市、群馬県前橋市で、やはり素晴らしかったのを覚えています。そして議会事務局が対応してくれるのですが、みんな議場を見せてくれる。でも甲府は見せているのでしょうか、それとも視察にきた方が最初から見ないのかどちらなのでしょうね。

 私は議会と言うのはそれなりに権威があったものと捉えています。例えば行政が予算をつけたとしても議会承認が無いと執行できないわけですから、行政職員は「議会対応」という行動をとる事となります。その予算をつけた事業が本当に市民のためになる事業で、市民から強い要請がある事業だとしてもです。そしてその議員は4年に一度の選挙と言う洗礼が待っている。これをじゃんけんぽんの論理という方がいます、つまりグーしか持たない市民はパーしか持たない行政に対して弱い立場にいるとしても、そこにチョキしか持たない議員がいる。パーの行政はチョキの議員に弱いが、議員のチョキはグーの市民に負けてしまいます。この理屈を使えばよいと言う事なのだそうですが、「行政が市民に対して威圧的である」なんてのはもう時代錯誤もはなはだしい事だと思います。ますます地方の時代になってゆく、その時にいわゆる旧来型の議会対応などしていてはその地域が取り残されてしまうでしょう。これからは市民・行政・議会がそれぞれ自分達の役割を自覚し、共学の心で望む必要があるのではないですか。

 でも素晴らしい議場を見学すると何かがっかりするのは私だけではないようです。議場もですが、市役所何とかしましょう。今のままだと「地震がきたら市役所から離れろ」という騒ぎが起きないとも限りません。

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