活動 | 議会 | 街づくり | 環境 | 言いたい放題 | プロフィール | ホーム | 戻る

「野中一二」の言いたい放題

2002年11月24日 「公務員」の原点

枯葉の吹き溜まりにも霜が降りるようになって来ました。
 来年二月二日、どうやら知事選と市長選の同日選挙という色が濃くなってきました、これでますます多忙になる野中一二。メルマガの間隔があくことにつきましてもお詫び申し上げます。

 この話以前もどこかでしたことがありますが、民主主義の原点と「公務員」の原点の話になります。

 人間が一人もしくは一家族で自給自足をしているときには公務員も議員も要りませんでした。しかし隣の家と道路などで結ばれると、とたんにその道路の修理などで話し合いをすることが必要になってきます。そうして徐々に話し合いに参加する人々が増えてくるようになると、その時間もだんだんかかるようになって来ます。

 次第に複雑化する道路や水路の補修に対して、人々はお金を出して誰かを雇うこととするようになります、それのほうが効率的だからです。そうして広がりを見せてゆくこの集落の原点から、さらに拡大して隣の集落と接続が出来るようになると、そこで益々お金を出してでもみんなのために働く人々が必要になり、いよいよまとまりがつかなくなった所でそのような雇用者の代表を決めることとなります。これがいわゆる市町村長の原点と考えています。

 そして一定の規模以上になると、これら住民のために必要とされる組織の長と、住民側も代表者会を作り交渉するようになる、これが議会の原点と言うことになるのではないかと考えています。つまりここでは「住民の・住民のための・住民による」と言うのが原点にあるその組織(ここで公務員、つまり役所)と議会が正式に誕生し、そして住民の中から選抜されたそこに働く人々が、常に住民に顔を向けながら仕事をしてゆくと言う姿勢があって当たり前だと言うことになるのではないでしょうか。

 昨今の首長選にあたり、一部の集団が行ってきていることはまったく私には解せません。ただ自分たちの都合を優先し、県民の総意であるとか市民の総意であるといった事の原点から隔絶された話し合いの中で進んでいる、そんな気がしてなりません。でもきっと最後は住民が正しい判断を下すことでしょう、そしてそのことが正しく行われるための情報開示については、これはどんどんするべきでしょう。一部マスコミのように「内紛を面白おかしく伝えるだけの三文情報誌」には成ってほしくない、そんな憂いを持っています。

 それにしても今度の正月三が日はどうなるのかな。

メールマガジン『野中一二の人は石垣、人は城』 平成14年11月24日・第29号所収

[言いたい放題] [ホームページ] [戻る]
Copyright(C)2002 by NONAKA Ichini