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「野中一二」の言いたい放題

2003年6月9日 今年も「水源林祭り」

宮島市長 平成15年度の恒例水源林祭りは「水源林植樹の集い」と題して、6月7日(土曜日)午前十時から式典が行われました。場所は御岳水源林森林浴広場で、約500人ほどが参加して開催されました。今年は「ぶな、みずなら、くり」の三種類合計400本が植樹され、その後それぞれがお弁当を広げて楽しいひと時が過ぎてゆきました。

恒例の「樹高あてクイズ」(この広場の周囲にあるモミの木の高さを推測するゲームです、根元から一番高い部分『これをカラスどまりというんだそうです』までの高さを目視で推定し、紙に書いて投票する方法をとっています)もあり、周囲の樹の高さをすべて調べ終わるのにはあと10年は大丈夫などと感じながら振舞われたトン汁に舌鼓を打たせて戴きました。

挨拶する宮島市長

宮島市長の挨拶の中に「この周囲の木の名前は12種類ぐらいわかりますよ」とあったので早速市長は結構物知りですねと聞いてみると、小さいときから植物がとっても好きだったとの事。80年先を見ながら植樹をしていますと言う言葉もあり、これって都市100年といっしょだなと思ったりのひと時でした。

特に最近の水源林の保護は、唐松を伐採し、本来あった広葉樹に変えてゆくといった大変な作業が続いています。ではその本来の木はどうしたのかと言うことですが、このあたり一帯は町村合併によって甲府市に吸収された地域でした。そして甲府市はこのあたり一帯の地主であった「大昭和製紙」からこの森を買収し、そして水源涵養林として育ててきたと言うことのようです。

参加された皆さん

又以前の巨木は甲府市が戦災にあった折、その復興資金などを捻出するため、又以前の山梨県民会館を建設するための資金として売却されたと言う話を聞いたことがあります。その後は全国的に「唐松」を植林した、これは成長が早いと言うこととまっすぐに伸びてくれるからというのが大きな理由だったそうです。しかし水源涵養林としてはまったく不適切だったそうです。この唐松は紅葉し、落ち葉が下にたまると雨水はその上をすべるように流れてしまうんだそうです。そのため最近では昔のような広葉樹混合樹林帯に作り変えるというのが一般的だそうです、それにしても大変な作業です。

「飲水思源」という言葉をあらためて思い出しながら帰途につくことにいたしました。

メールマガジン『野中一二の人は石垣、人は城』 平成15年06月09日・第42号所収

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