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「野中一二」の言いたい放題

2003年7月4日 甲府都市圏での市町村合併の姿

昨日の新聞によると「中巨摩東部5町から知事あてに要請書が提出された」とあります。その内容は「甲府市が水道問題などで合併に対して阻害の動きあり」、これらの事を県として適切に指導して欲しいというのが雑駁な内容でした。冗談じゃないです。

例えば広域組合、現在は甲府地区として甲府市、敷島町、竜王町、昭和町、田富町、玉穂町で構成されています。そして今住民投票を行おうとしている敷島町と竜王町、双葉町については、敷島、竜王は甲府地区広域事務組合ですが、双葉町は峡北広域行政事務組合で日頃の安全と安心を守っています。このように現行の事務組合を度外視して合併を推進してゆくこととなると、其処に暮らしている住民の不便さはどのようなものとなってくるのか考えただけでも恐ろしいものがあります。

例えば急病で救急車を呼んだ時、今まででしたら大体どこから来るのか見当がついていますが今度は分からない。職員にしても従来の担当だとおよその見当がつきますが、今度は全く分からないといった事実も想定出来ます。

ましてやこの3町で合併をする場合、新しい事務組合の枠組みはどうするのでしょう。例えば甲府地区としては願ったりで分離して頂く、そして峡北地区は双葉町が外れると塩川の右岸だけとなり効率がよくなるので喜んで分離して頂く。すると新しい町で独自に消防と救急業務を行う必要が出てくるわけです。出来ますかね

このような費用と人手がかかる救急業務と消防業務だけまさか甲府地区の広域事務組合に加入したいなんて都合の良い話が出てくるのではないでしょうね、だとすれば私は断固阻止します。甲府市民の大切な生命財産を率先して守れるかどうか、完璧に出来たらそして余裕があったら手を貸してあげるのも良いでしょう。

しかし先ず自分の事は自分でやっていただくというのが地方自治体の原点ではないのでしょうか、そんな議論が聞こえてきませんね。

県が出している合併のシュミレーションには双葉町は敷島町といっしょになるパターンと、現在の峡北組合10町合併に入るパターン。つまり二つしかない、これが選択肢なんですか。この辺りから検討する必要性がありますね。

そして甲府市が登場する地区や、その周辺の枠組みの解説文には全て甲府市の影響で大きくなった町としっかり書いてあることを知っていますか。冷静に議論することが必要ですね。

もう水道の事については言いたくありません、「甲府市水道局には地面を傷つけないようそっと配管を抜いてもらったらどうだ、そう木の根っこを抜き取るように」と言ったある水道給水区域のえらいさんがいました。これを聞いただけで「こんな議論はうんざりだ」と感じた野中一二でありました。仮にこれが出来ても、新しく埋設する水道管が無ければ住民はその間水が飲めないんですよ。このことが分かって言ったのでしょうか。

メールマガジン『野中一二の人は石垣、人は城』 平成15年07月04日・第43号所収

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