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「野中一二」の言いたい放題

2004年6月17日 憲法改正問題とは

過日(6月14日)自民党山梨県連青年局主催の「土曜政治講座」で、自民党衆議院議員 葉梨 康弘党青年局次長の講演を聞いてきました。実に面白い話でした、「憲法問題」がこんなにも実はわかりやすいものだとは思いませんでしたね、講師の葉梨議員の話しがテンポ良く流れた所為でもあるかもしれませんが。恐るべし自民党、国会議員たる人の底力でしょうか、父君の後を継がれた2世議員だそうですが、さすがに元警察庁と言った感じでしたね。

現状憲法の改憲論者も護憲論者も、いずれも軸足を戦前に置いているのではないかということから始まりましたが、その講義の中でその他気のついた点だけを私なりに羅列してみます。

◎現状の憲法では「なんでも出来てしまう平和憲法」となっている、
戦争放棄とあるが、言葉だけの問題だとすると「事変」とすれば良い事となる。日清事変、シナ事変などである。
◎徴兵制は憲法違反にならない。
◎自衛隊も軍隊ではないから9条2項の外である。
これではそのまま1928年の国際連盟に戻ってしまうのでは。
特に海外から見るとこれは不気味にうつってしまう、村山内閣でさえ自衛隊を認めたではないか。
◎子供は宝と言う意識が無い、児童虐待ランクでは世界最低に近い。買春など等。
◎当初アメリカは土地に対して「狭い国土であるから国の所有権とし、利用権を与えるようにすべし」と提案していたそうだ。
◎ここで言う権利(特に人権)を勝ち取ったのではない、与えられたものだ。
だから数々の権利侵害があり、世界的人権小国となってしまっている。
◎教育基本法に至っては、その目的を日本を民主的、文化的な社会として確立し、その後世界に向かって平和と人類の福祉に貢献する。
これでは手段が日本の確立、目的が世界平和?そんな馬鹿な。
◎日本において地域消防などの活動に手を貸さず、海外に出てボランティアを行う。
これはどう考えてもおかしい、自分の国も守らず、世界に行くのがかっこいいのか。
◎本来的な共同社会のルールを無視し、地域社会のつながりを否定し、
はけ口として北朝鮮や公務員をたたく、何故にそれら問題の解決に対する手助けをするという考えが浮かんでこないのか。
◎外務省のあり方がちょっとおかしい、
外国と仲良くするのは上手だか、日本人を守るのは下手だ。以前の戦争は全て自国民を守るという正当防衛で軍隊を派遣していたではないか、宣教師が殺され、そしてその周囲にいる人々の生命を守るという口実で。
◎マスコミによるプライバシー侵害は、知る権利の行使ではなく、報道の自由・保証でもない。
1億総ワイドショー化させてしまったのがマスコミ、とすると国民の権利の主張に対する義務は「国防の義務」となる。愛国心=軍国主義ではない、アメリカは国民に対して愛国心を強制しているが、日本は強制していない。但し過去には台湾、韓国にこれを強制した。ここにも2千年来外国の侵略を受けていない純粋培養民族感が出てくる。
◎これからの日本は「あるべき国家像」を自分達の責任の名において示してゆかねばならない時代がきている。
世界的多極化が進んだこの時代、地域紛争のルールがなくなっている。右肩上がりで無くなったこの時代、新しいゼロサム社会の規範としての憲法を見直し作り直す必要があると言える。
◎その中では利己、利他の区別をしっかりとつけ、個の持つ多様化した価値の発見を必要とするような新時代憲法が必要なのではないか。
このようなさまざまな思考がめぐった講演でした、講師の葉梨議員にはありがとうございました。

今回のメルマガ、あえて論点整理をせずにこのまま発行いたします。改めて皆様とも考えてゆかなければならない、とっても大切な事です。

メールマガジン『野中一二の人は石垣、人は城』 平成16年06月17日・第72号所収

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