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「野中一二」の言いたい放題

2004年8月14日 荒川紀行

8月13日、かねてより計画していた荒川くだりを決行しました。

「荒川くだり」と言っても、船に乗ったり、いかだに乗ったりして下るわけじゃないんです。単に上流から下流にかけて、全行程一度は見てみたいと思っていたのです。幸い今日も甲府盆地は晴天、ちょっと暑いかなと思いましたが、デジカメ、手帳、携帯電話、手ぬぐいを持っていざ出陣です。

まずは愛用のバイクにガソリンを入れて、昔ありましたね「車はガソリンで動くのです」と言うコマーシャルが、出発目的地の金石橋(山宮町と、隣の敷島町を結んでいます)土手まで向かいました。

荒川

この橋の場所は昇仙峡観光に訪れる方はほとんど通る場所ですね、甲府市内から走ってゆくと北に向かい始めて山すそが一番迫ってくる場所です。そして土手ぎわの車両通行可能な場所をひた走ります、最後までほとんどの場所がそうでしたが、土手の上を走れるようになっている場所が意外に少ないのです。河川敷には立派な舗装済みの「サイクリングロード」は完備しているのですが、当然バイクは駄目。仕方なくそのような場所は近くの道路で土手迄行ってあとはそこから歩く、そして写真をとってまた戻る、ほとんどこの連続でした。

金石橋から千松橋は一昨年終了でしたか、山梨県が敷島町内に入っている農業用の送水闇渠の付け替え工事をする際、河川敷を使ってそのほとんどを工事していますからとっても整備が行き届いていて綺麗でした。ただしこの工事そのものはいわくがあり、敷島町内を走っていた暗渠の上に住宅を建ててしまって地下構造を破壊した部分が多すぎ、とても復旧ができないと言う事のようです。いったい建築許可などを出している行政は何を考えていたのでしょうかね。それはさておき、この区間を「荒川河川公園」と呼んでいます。

千松橋から音羽橋、そして陣場橋、中央線ガードと下ってゆきますが、この辺りは河川敷も広く、春の桜がとっても綺麗だった事は4月6日のメルマガでも紹介しています。あの時と同じようにテニスコートでは少年たちが、そして隣の芝生では家族でしょうか、ソフトテニスを楽しんでいました。対岸の看護大学も春とは違って緑に囲まれていて、とっても涼しげでした。

この下流からしばらくは土手が車両通行可能になっています。しかし中央線のガード下は雑草が生い茂っており、なんかそぐわない感じです、しかもここで一旦サイクリングロードは途切れてしまい、うえの狭い道路に出ないと下流には行けません。確かにこの橋は桁下も低く通行するにはちょっと不安にもなりますが、所詮車両通行は出来ませんから問題なし、何とかしてくださいよJRさん。

荒川
右に大きく蛇行して、一番好きな区間

いよいよアルプス通りを越え一路荒川橋へ向かうと、途中「飯田歩道橋」と言う徒歩もしくは自転車専用の歩道橋があります、この脇には県立中央高校、県立女子短大、市立西中学校と学校が多いのでその通学用にかけたのでしょう。この上にたつと真夏の日差しが照りつける中で川面を流れるさわやかな風には感動すら覚えます、何も用事がないときにでも、一度この橋の上にたってしばらくぼんやりするのも良いでしょう。

そのすぐ下流に「貢川」が合流しています、ここで水質的には一気に悪化してしまうのですが、これは貢川の上流にあたる町がいまだ公共下水の整備が行き届いていないと言う事なのでしょうか。

まだまだ土手の上を走れます、この荒川橋から次の飯豊橋まで、そしてその下流の千秋橋の間は、私の最も好きな区間の一つです。川幅も広く、途中セギがあるので水がたまっている場所もあります、なんと言っても右に大きくうねって流れる様は悠久の時を感じる事が出来ます。

ここで川の「右岸、左岸」はどっち側、と言う事について説明いたします、これは上流に立って下流を見て左が左岸右が右岸と言う事に決まっています。地図を見るときなどにお役立てください。

千秋橋を過ぎるとなんとなく川の周囲も町並みが変わってきます、そして新平和橋を過ぎてしまうと一気にのどかな田舎の風景となります。

荒川の鯉
鯉がいるのがわかるでしょうか

彩火橋(国道20号線甲府バイパスの橋)周囲では、河川敷は一坪農園のようなありさまになってしまいます。これは本当はやってはいけません、河川敷は大雨などで水があふれたときでも、障害になるようなものを設置してはいけない事となっているのです。木を植えるのはもってのほか、堤防の真上に桜の木を植えるのはもっとも危険と言われています。桜の木は堤防の劣化をもたらし、40年程度で老木となってしまい、枯れるときに根が堤防を破壊すると言われているからです。よく見ていただくと桜の木が植えてある場所は堤防本体でなく、その脇とかに必ず植えてあります。その桜ですが、やはり川面と桜の花は良く合うんですねこれがまったく。

いろいろな事を考えながら、下流大国小学校の脇にある大国歩道橋の上では上流にはサギの集団、そして橋の下と下流には100匹を超える大きな鯉が泳いでいました。きっと学校の生徒がえさをあげているんでしょうかね、こんな下流にもすばらしい景色が広がっていて、そして生き物たちがしっかり生活しています。

荒川の最終
荒川の最終 ここから先は国土交通省管理

今日走った荒川の河川敷、本気でここを花壇にしたら日本一の花壇になるだろうな と感じながら、およそ3時間の荒川の旅を無事終えました。

メールマガジン『野中一二の人は石垣、人は城』 平成16年08月14日・第78号所収

マピオンの地図−甲府、地図上部の「能泉湖」(荒川ダム)や市街地を経て「甲府南IC」近くで笛吹川に合流しているのが荒川です。昇仙峡、能泉湖については、メルマガ記事の「いよいよ秋真っ盛り」や、「2000年から未来の甲府へ PART−2」・「北部山岳地帯編」もあります。

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