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平成17年自民党全国大会

先ずは平成17年1月17日、自民党本部で開催された全国大会青年部・局に出席してきました。

部局役員が約20名、それに対して全国からの参加者約100名と言うこの会議で、党本部9階の会議室は異常なほどの熱気が漂っていました。最初になるほどと思ったのは「頭の白い人は殆ど見かけない」と言う事、青年局と言えば当然でしょうが、日頃の地方での会議からすると「やっぱりね」と言った第一印象でした。

自民党全国大会
青年部・局長会議の様子

ここでの会議は実にさばさばした雰囲気の中、さすがに青年局の会議と言わんばかりにスピード感に溢れ、淡々と議事が進行してゆく姿には頼もしく感じられるものがありました。一つだけ苦言を呈すると、会議中の喫煙に対して鷹揚であった事、せっかく「健康増進法」が制定され、各地方の役所では庁内全面禁煙などの措置がとられる中でこれはいただけませんでした。まだまだ政治は男社会とでも言うのでしょうか、勿論一部には女性の姿も見られましたが、これからの男女共同参画社会を推進してゆかねばならない政治を志す方々の集まりとしては、ちょっと古い無骨な感じがしたのは私だけでしょうか(かく言う私もタバコは吸いますが、分煙意識はしっかりもっている「分煙推進者」ですから)

もう一つ、全国から集まった同士と言う事になれば顔も名前も知らない方々ばかりとなるのですから、自身の名刺をはさむタイプのホルダーを着用させて出身地域を明らかにするのは当然行うべきでしょうね。と、いつも余計な事を考えている野中一二でした。

全体の質疑の流れなどを聞いていると、全国やはり党員の減少に対しては共通の悩みのようです。しかしそれぞれの県では独自の取り組みを行っているところが目立ち、しかもそれらがまとめて発表されると同時に細部にわたってはしっかりとしたまとめで資料配布がされていました。

議題説明等に要した時間は約20分、良くこれだけの短時間でしっかりまとめ上げているなと言う感じは受けたのだが、そこから先へ、つまり一般市民への浸透についてはどのように図ってゆくのだろうか。これだけまとめ上げてある資料集があるのなら、なぜインターネットなどでの公開をしないのか疑問でした。まあ、考えてみると自民党と言うホームページには青年部・局のコーナーさえないのだから当然であるのか。もう一度自民党のページを見てみたら、やっぱりトップページには青年部・局のページは有りませんでした。

これは山梨でも同じ事ですが、いざ選挙となれば「君たち若い力で頼むよ」と言われつづけ、終わってしまい日常に戻るとなんとなく居場所がない。こんな感じを持っていましたから、う〜んこのあたりを変えてゆかないといけないなと独り言で思いつつ武部幹事長との質疑に入りました。これは結構消化不良、幹事長もたった30分じゃだめだなとおっしゃっていましたが、約10人程度の方からの質問に答えていた真摯な姿には熱いものを感じました。

その中でも東京都議会議員選挙が今年あるようですが、それに絡んで「東京が変れば日本が変る、今回の選挙に対する応援は如何か」と言う質問がありました。武部幹事長は「東京が変れば日本が変るというのであれば、区議や都議は本部を当てになどしないで一生懸命がんばってほしい」。これには会場から割れんばかりの拍手喝采、そうですね意気込みがあって、自身の力で日本を変えてゆこうとするならば、先ずは自身が最大限努力する事、ここから始まってゆくのでしょう。

あっという間の予定の2時間が過ぎ、続いて会場を8階のホールに移して、青年局・青年部、女性局合同全国大会へと続いてゆきました。ここではホールに入りきらないほどの党員が集結、第2部では立党50年記念講演として中曽根元総理の講演があり、20代から40代の世代が憲法改正の必要性を支持していることへの期待感を示していました。私はすでに50代で丁度はざまの年齢となりつつありますが、若い世代の方々が本気で今の憲法を読んでゆけばつじつまが合わなくなってしまっている個所がずいぶんとありますから。みんなの憲法ならばみんなに合った形に変えてゆく事が重要なのでしょう、時代錯誤であったり、現状不都合であるならば憲法にその姿を変えていただき、よりこれからの人々の生活に密着する形を作ってゆく事が今の時代に生きている私たちの務めではないかと感じた次第です。

1月18日

明けて本日は新高輪プリンスホテルで党大会です。第71回定期大会、さらに今年は立党50年を迎える記念すべき大会との事でした。

自民党全国大会
全員で日の丸を振って

参加者総数約3000人とありましたが、もっと大勢の方がいらっしゃったのでしょうか、兎に角ものすごい数の党員党友で溢れていました。山梨県関係者は正面右より、前から6列目という絶好の位置に指定されており写真をとるのにも実に都合のよい位置でした。しかもこの最前列は歴代首相が座っていますから実質5列目ということでしょうか、コンサートだったらS席間違いないところです。

始めに幹事長党務報告が武部幹事長より行われ、党情報告、政策報告、運動方針案、党則改正予算・決算、結びと一気に進み、続いて来賓として神崎武法・公明党代表、奥田碩・日本経団連会長、笹森清・連合会長の順にあいさつがありました。

続く小泉総裁年頭演説では、自由民主党は一部の地域を代表する政党ではない、一部団体を代表する政党でもない、国民全体の発展と繁栄を考える国民政党であるという立党の原点に立ち返って、これからも不断の改革を進めていかなければならないと言う大前提と、新憲法制定という草案を年内にまとめ上げて行くと言う課題について決意表明があり、国民とともに歩み、国民の信託をこれからも引き続き得られるような改革推進政党として進んでゆくと言う方針説明がありました。

その後スペシャルスピーチとして中山恭子前内閣官房参与が拉致問題を実に簡潔且つ心から参加者に訴えかけ、私も昨年行った青年局全国統一行動の「拉致疑惑の早期解明」を街頭演説したことを思い出しながら、思わずもう一度こぶしを握り締めたところでした。

自民党全国大会
中年の星

続いてアテネ五輪アーチェリー銀メダリストの山本博先生が自らを「中年の星」として、20年ぶりにメダル獲得に至ったエピソードを聞かせていただきました。話の途中、最前列の森前総理も、小泉総理も肩を震わせて笑っているのには思わず同感。今年からは「スーパー中年」と称して全国のくたびれた中年のおっさんを勇気付けてゆくと決意を表して会場を沸かせていました。

最後は各都道府県ごとに紹介があり、日の丸の小旗を振ってそれぞれブロックごとにアピール、壇上に上った武部勤幹事長が「行くぞ!」と呼びかけに参加者が日の丸の小旗を手に「オー!」と応え、会場くまなくアピールしていました。

昨日からの一泊二日を通じて「ここにいるのはすべて党員・党友なのだ」、だから盛り上がってあたりまえで意識の上でも同調出来て当然なのだという事でした。会議の席でも反対者は存在せず、大会でもみなが一定の方向を向いている。ここで味わった事がすべてではなく、むしろこの雰囲気のほうが異常なのだと言う事を冷静に見つめる必要があるようです。

帰路につく車中で今回配布された詳細資料をすべて目を通しました、プロパガンダの世界とはこの様にして形成されるものなのだと、但しこの力の結集はきっと何かに結びついてくるのだという事も含め、実に考えさせられた2日間でした。

現在の日本における政治風土は、明治維新の黎明期を経て、戦後の動乱から立ち上がってきた多くの先人の手によって成し遂げられてきた事についてはここで語るのは野暮でしょう。しかしこれからの私たちの子供や孫の世代がどのような世界観を持ち、いかにして社会的基礎を築いて行くのかに対しては、あらためて重大な責任と義務を果たしてゆかねばならないと感じました。

ましてや今後すぐにも訪れようとしている超高齢化社会における住民の連携や、小さな単位としての地方の時代の集合体として成立する国家の意義。あるいはこの地球が一つとなって考えてゆかなければ明日の人類は存在さえ危ういと言う地球的規模での現実。

ここに際してたった一つの個体としての私はどのようにすべきかなど、政治に課せられた極めて広範囲な且つ恐ろしく深い問題に対して、これからのこの国を思う事は実に多難だなと感じた次第です。それにしてもこの様な大きな大会を体験できた事は、今日からの自分にとっては非常に大きなプラス要因の一つでした。

甲府市議会議員 野中一二 平成17年1月19日


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