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「野中一二」の言いたい放題

2005年3月21日 3月議会での出来事、まとめ

予算特別委員会も終了し、後は22日に委員長報告を残すだけとなりました。

今回、昨年に続き予算特別委員会の委員として、委員会での発言をまとめて報告さ せていただきます。

始めに発言したのは「歳入・総務費」でした、ここでは市税収入に占めている「タバコ税」について、14億1千万円の歳入見込みである事です。
 しかもこれが昨年より増加していたのです、市役所内全面禁煙、県庁内全面禁煙などなど、愛煙家にとっては実に肩身の狭い思いをしているところでありながら、増加しているのは一体何が根拠かと問いただしました。結果は女性の喫煙率が上がっているとの事。ならばこれだけの歳入がありながら、政府の進めている「健康増進法」に基づけば、「禁煙の勧め、ではなく分煙の勧め」なのだからもっと喫煙者に配慮すべきと言う発言をしました。
 現在市役所内では、喫煙者は屋外に出て、雨風をものともせずにじっと我慢して一服の喜びを味わっているのですから、この冷たい仕打ちを何とかすべしと注文をつけておきました。

2番目の大きなタイトルは「民生費(いわゆる福祉に関る事)」の項目でした、実はこの款については野中一二としては初めての発言ではないでしょうか。

 市税収入が288億円である中で、この款の支出は95億円の市税を投入する事となるのです。実質ベース33パーセントを占めるこの支出で、市民満足度は充分に得られているのかを確認しておく必要がある、と言う発言をいたしました。これには担当職員は答える事が出来ず、いきなりの部長答弁となりました。
 実際この福祉予算と言うのは毎年右肩上がりが続いている分野です、それにもかかわらず市民からはこれで良しと言う話はなかなか聞こえてこない、むしろ担税者(195,000人市民一人当たり、148,000円納税して戴いている勘定になるのです)と受益者のそれぞれの思いは乖離してゆくようにさえ感じているのですが。これからの時代、一番難しい部分になるのでしょう。
 もう少し詳しく言いますと、民生費、衛生費、国保特別会計、老人保険特別会計、介護保険特別会計で、甲府市予算総額1,435億円の内52パーセントを占めているのです。しかもその内の市税収入にかかる割合の内から支出する部分はなんと71パーセントにもなっています、一般財源としての市税はこれらを引くと約84億円しか残っていないのです。

3番目の大きなタイトルは「甲府駅周辺整備事業」でした。

 ここでは今まで一生懸命取り組んできた「駅北口再開発」を含め、この事業の正当性を発言いたしました。一部の党はこれを大型公共事業と位置付け、以前から身の丈にあった事業を行うべきだと言って反対しています。そこで今回はこの事業の総額を2つに分け、区画整理事業と、拠点形成事業と説明があったことから、私も2つに分けて質問いたしました。
 確かに区画整理事業は総額369億円と言う予算のもとで進行しているのですが、その中身は市税としての一般財源は15パーセントの55億円だけなのです。しかもこの事業は予定として22年間(平成3年〜平成25年)、すると国・県負担金と、市税での市民負担は年間1,294円/市民一人当たりなのです。(これは国・県負担金をそれぞれ国民数・県民数で割り、市の一般財源負担金を市民総数で割って合計するとこの金額になります)
 これでも大型公共事業なのか、しかもこの駅周辺は、戦後の開発から面整備が進んでおらず、朝日町ガードや横沢ガードと言った甲府市域の南北をつなぐ動脈でありながら、その周囲は緊急車両も入れないような地域なのです。このことを声を大にして発言いたしました。
 そして続いて拠点形成事業としての駅北口開発については、同様の数字から導き出して市税での市民負担は年間690円/市民一人当たり、と言う発言をいたしました。
 この発言で結構反対している党の方は矛先が鈍った感じでしたね、この様な数値による武装も時として必要なのではないでしょうか。(2004年4月27日「進む北口開発」もご参照ください)

全体の流れは思いのほか順調で、充実した予算審議が出来たと感じています。10日間にわたる審議でしたが、勿論ここに記載した部分だけではありません。その他にもほぼ全ての分野において重要な部分は追求しておきました。
 教育委員会での発言については「産経新聞」さんが記事にしていましたね、甲教協への補助金は県費でまかなうのが筋、もしどうしてもその必要性を認識しているなら、研修費と言った明確になる費用として計上するべきだと言う発言でした。この様な特別委員会は、この予算と決算の2つです。まっ時として大切な「予算」と言う部分から軸足がはづれる発言もありましたが、大目に見ておきましょうか。

3月議会が終わればいよいよ桜の追っかけですね、今年は何処から始めようかと思案中です。

メールマガジン『野中一二の人は石垣、人は城』 平成17年03月21日・第96号所収


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