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「野中一二」の言いたい放題

2005年3月31日 合併区域の上空視察

ヘリコプターで視察しました

年度も押し迫った30日、午前中かけて「ヘリコプターによる上空からの視察」と言う事で、来年3月1日に誕生する「甲府市(上九一色村北部、中道町、甲府市)」の様子を上空より視察してきました。幸い当日は風も無く絶好の上空からの視察日和、私が所属する会派「新政クラブ」の議員さん方は全員参加と言う事となりました。

昇仙峡覚円峰
昇仙峡覚円峰を左下に見ながら荒川ダム方面に向かう

実は全国合併が数々行われている中、新市域の全てについて上空から視察しようと言う事は未だに無いようです。これからの一帯の町づくりについて、もっと大所高所から見つめる必要があるのではないかと考え、今回のヘリコプターを使っての視察となったわけです。しかも今回の視察は全て実費で行う事と、これについては一部の方から「遊覧飛行ではないか」と言う意見があった事を受け、公費である政務調査費を使わずに独自で視察しようと言う事に決定したのです。

実際飛行を終えてそれぞれの意見を聞いたところ、「百聞は一見にしかず」、「上空から見た甲府盆地からは、今までと全く違う観点で新市の構想が描ける」などの意見が圧倒的でした。12名を3班に分けての飛行となりましたが、それぞれ地上に降りてきたときの充実した笑顔が全てを物語っていました。

その第1班として私を含め4人が乗ったヘリは、最初甲府市の西側を通り一路昇仙峡へと進み、出来れば黒平の地区を上空から見たいと思ったのですが、あいにく昨日来の天気で4千フィート近くは気流が悪いとの事で先ずはこの一帯の北部山岳地帯を周回。昇仙峡覚円峰を上空から見ながら荒川ダム周辺を飛行、その後帯那山方面に向かい、千代田湖の上空を飛行後甲府市の中心部へと向かいました。この間平均時速はおよそ220キロメートル、高度150メートルを維持しつつ「甲府駅周辺整備事業」を進めている駅の上空を旋回しつつ現状を確認する事といたしました。

甲府城と駅周辺整備事業区域
八ヶ岳、湯村山をバックに甲府城と駅周辺整備事業区域

本年6月頃からは工事が始まる予定の「歴史公園」や、県によって整備された甲府城を写真に収めながら、これが数年後にはこの空地がすっかり整備されるのだと思うと感慨無量です。

続いて身延線に沿って南下しつつ環境センターの上空を通過、小瀬スポーツ公園の様子を見ながら大津の下水道浄化センターを旋回と言うコースを取りました。この間には今後予定されている市街地への編入予定地500haの現状を確認しながら、快適な生活の線をどのように引いてゆくのかしばし考えさせられました。その後は中道町米倉山の上空を通過し、上九一色村の沢筋へと進路を向けて行きました。

中道町米倉山
中道町米倉山を真上から見て

この辺りになると一面に広がるのは畑作地帯です、この辺りから新しく甲府市になる「中道町、上九一色村」となる訳です。県立考古学博物館や銚子塚古墳の様子が手に取るようにわかり、あの問題となった米倉山の姿さえ上空からは一望に手にとるように理解できる、これが大所高所から見た甲府の合併市域の姿なのだと実感でした。そこから上九一色村に山間を向うとすぐに役場のあたりに到着、確かに人間の歩行という行動では実感できない全体像が眼下には広がっているのです。

上九一色村役場
上九一色村役場辺りの様子

今後は、合併を行った後はいったいどのような方法でここに広がる自然と営みの調和を図ってゆけばよいのか、実に意義深い視察ではなかったのでしょうか。離陸からあっという間の30分が過ぎ、予定の時刻を少し回ったところで甲西町にあるヘリポートに到着となりました。まだまだ物足りない、あ〜もっともっと仔細に見たいところがあったのにという余韻を残して次の組にバトンタッチでした。

以前から繰り返して伝えてきた私の気持ちです。「空から見ると、市も町も村もどこにも線など引いてない」人々は自由に往来し、自由に生活しているじゃないか。いったいこの平成の大合併といわれる仕組みはどのような基本があって、どのような思惑の中から生まれてきたのだろうか。巨大な都市があってもよいではないか、非常に小さい村があってもよいではないか。それらがお互いに自主自立ができるなら、暮らす人々が何不自由なく暮らしていけるならそれが一番よいことなのだろう。

そこで政治の思惑が表面に突出してはいけない、暮らすと言う意思があって自らだけの力で成し得るのだったら妨げとなってはいけない。ただし、何かの理由でそれらが成し得ないなら、そこで政治が主導する必要があるのだろう。今後の甲府圏域のすばらしい未来を夢見ながら、本日の上空からの視察を無事終了いたしました。


本日のこの記事から、愛用のパソコンに兄貴分が一緒に仕事をしてくれることになりました。この強力な助っ人で、従来いやになるほど手間のかかった画像処理が、一挙に解決してくれるでしょう。

メールマガジン『野中一二の人は石垣、人は城』 平成17年03月31日・第97号所収


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