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「野中一二」の言いたい放題

2005年9月12日 小泉劇場が大入り満員

昨日の投票で、小泉内閣が圧倒的勝利をもって衆議院の議席が変りました。

我が山梨県ではなんと7人もの代議士が誕生です。人口88万人の県で参議院も入れると9人もの国会議員を抱える県となりました。これをもっても今回の記録的勝利がどれほどの物かお解りになるでしょう、実は比例南関東ブロックでは次点の候補者までいたのですから、これはすごい。東京で満員となってしまい、明渡した票がこの南関東ブロックに流れていたら10人の議員が誕生するところだったのですから。これでは昨今の市町村合併で定数特例で一挙に増加した議会になりそうですね。ちなみに私としては県の行事などで全ての国会議員が壇上に上がったらその祝辞だけで会が終わってしまいそうで、さぞや県の担当者は頭が痛い事でしょうなどと考えてしまいましたが。

現在山梨県選出の衆議院議員各党は所属別議員の内訳が、自民党公認が3名、民主党公認が2名、無所属2名となっています。当然一区、二区、三区のそれぞれ公認組みは自民党選挙区支部長となり、国会においても自民党所属議員ということになります。では無所属議員はどうなるのでしょうか。

私の思うに官邸は絶対に党籍復帰はありえないと考えます、第一それぞれの選挙区にはすでに自民党の支部長がいるのですから、2人となる事は有り得ないのです。しかし報道では自民党に復党すると言っている議員さんもいるようですが、これは考えが甘いのではないでしょうか。するとこれからは無所属のままで行くのか、それとも他の党派に合流して国会活動を続けてゆくのかと言う選択になってくるのでしょう。

それにしても政権政党と野党では活動する条件が全く違いますから、これはかなり厳しい事になりそうです。特に国会では立法権において無所属ではそれは殆ど不可能なのではと理解しています、また各種委員会などについても無党派の場合はそれなりの制限があるのではないでしょうか。そうなると、次の任期までひたすら沈黙の日々が続くという事なのでしょうか、これは実につらそうです。

この様なこれからの出来事を注目してゆくだけで政治が面白くなってくると思いませんか、いっそ時間が許せばこれから国会中継は出来るだけテレビを見るとか、新聞で本日の行動を比較させるとか。あるいはインターネットで各人がそれぞれ表現していただくとか、ちょっとわくわくしてきませんか。

今回の選挙中一区の候補に対しては支援要請の文章や法定はがきと言った裏方の支援を続けてきました。同時に三区の候補に対しては、事務所立ち上げ以来裏方として、あるいは遊説にと選挙権はありませんでしたが自分なりに満足の行く支援が出来ました。

一体有権者はどのように今回の選挙を捉えていたのでしょうか。

これが実に面白い会話が随所でありました、といっても一言二言の遊説中などの会話ですが、「私はそもそも自民党だから、公認の候補に入れるよ」といった従来からの支持者が意外と多くいた事です。自民党すてたもんじゃない、中選挙区時代から続く代議士派閥でこの山梨を割り切って考えようとする地元マスコミの旧守的考えでは、とても理解出来ない言葉が続々出てきたのには驚かされました。中には若い方で「私は保守」とはっきり言い切った方もずいぶんいました、つまり浮動票になる若い世代の票は革新に動きやすいと言うのはまやかしだったのかも知れません。

それともう一つ、というかこっちが主題のようですが、「今回はわかり易くていいね」という意見が多かったのです。郵政事業の民営化賛成か反対か、多くの方はよほどこの様な公務員に対して不満を持っていたということなのでしょうか。

別名小泉マジックとも言われている一連の解散に至る流れ、そして党内での妥協を許さない厳しい措置、これらの動きにじつに敏感に反応を示したのはどうやら国民だった様です。「自民党をぶっ壊す」と言って総裁になった方ですから、それなりに厳しい措置を国民は期待していたのでしょう。それが実現し、その上にしがらみを断ち切ったという、何か大岡裁きに通ずるドラマが感じられたのでしょうか。実に気持ちよく賛成の意思表示をしてくださった方が多かったと感じています。

今回の解散と総選挙では、「せみが脱皮して羽ばたいた」と言う印象をもちました。

しかもそれが実に巧みに演出され、全てが「自民党が変った」という一つの方向へと流れてゆく仕組みに出来上がっていたのでしょう。従来イメージで先行していたはずの野党は、今回は全く手が出ないままジリ貧となってしまいました。そのくらい、今回の選挙による自民党のイメージチェンジは大成功したと思います。これからしばらくは「改革しないと自民党ではない」という縛りの中で新しい政党として躍進してゆく事でしょう。但し、ちょっとでも油断すると国民が見ています。それも自民党によって目覚めた敏感で賢い国民がです。

しばらくメルマガが発行出来ませんでした、お詫び申し上げます。今日から甲府市議会9月定例会が始まっています。そちらの様子も順次紹介いたします。

メールマガジン『野中一二の人は石垣、人は城』 平成17年09月12日・第113号所収

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