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「野中一二」の言いたい放題

2006年1月9日 平成18年消防出初式

消防出初式

毎年恒例の「消防出初式」が、本日小瀬陸上競技場第3駐車場で開催されました。幸いにも山梨県は昨年末から積雪はほとんど無く、特に甲府は雪による障害は全くありません。元旦以来あちらこちらの会合や互例会でも「甲府は恵まれていますね」と言う話が良く飛び出します。特に記録的な被害を出している今年の豪雪では、ちょっと北風が強く気温が上がらない程度で、本当に甲府に生れていて良かったなあと実感しているところです。

この消防出初式でも、式辞や訓辞の中はもちろん、来賓の祝辞でも地域の安全と安心を守ってくれている地域消防に対しての謝辞が目立ちました。昨今子供が被害者となるような物騒な事件や、高齢者が被害者となってしまうような社会的な事件がよく報道されていますが、これら一つ一つに対しても地域消防の果たす役割は益々重要になってきているのでしょう。

本日の特筆すべき事項は「挨拶が非常に短かった」と言う事ではないのでしょうか、一番長くても県議会議員を代表しての挨拶ぐらい、国会議員の方々や市議会議長はほとんど1分になるかならないかの時間。甲府警察署所長による挨拶に至っては、速読で時短に協力していたのですから驚きでした。実際出初式は屋外で、しかも一番寒い季節ですからこれはありがたい、私が感じる以上に会場に整列している各地区の消防団隊員などは本当に感じたのではなかったのでしょうか。

それにしても開式から1時間ほどたつと、じっと座っているだけですから足元から冷えてきます。まあこれも新年の節目行事だから致し方ない、以前タイツを履かずに座ってしまったときは本当にこたえましたから、それ以来準備万端です。

甲府市には「甲府消防記念会」と言う無形文化財の組織があり、木遣りとはしごのりを毎年披露して戴いています。この方々は日頃はとび職の方がほとんどで、夏場でも合間には練習を重ねているとの事。たまたま私の知り合いがこの中で親方を務めていらっしゃって、以前は「サマーINきたぐち」のお祭りの折に毎年好意で披露して戴いていました。

そんな事で久しぶりに仲間の皆さんの元気な笑顔を見て、相変わらず伝承されているすばらしい技術を拝見させていただきました。鶴亀(はしご乗りの方が、片手で子供を高くかざす演技)では、会場に見学に来ていた大勢の方々から爆笑と大きな拍手が寄せられていました。このような伝統は今後も継続して残していっていただきたいものです。最近では縁起がよいということで結婚式にこの木遣りをうたって頂く事もあるそうです、これなんぞ日本の文化としてその心ごと是非伝承して下さい。

都市化が進むとこのような地域の交流さえ殺伐としてしまうものです、甲府市でもご多分に漏れず中心部での高齢化による団員不足や、郊外における新興住宅街での団員の確保難など、この地域消防が抱える問題もいろいろあるようです。これからの町づくり、いかにして地域のコミュニケーションを図りつつその開発に取り組んでゆくのか、といったようなソフト面での取り組みについても配慮が必要になってくる時代なのでしょう。甲府は田舎なんですと威張って言えるような町でもいいんじゃないでしょうか。

メールマガジン『野中一二の人は石垣、人は城』 平成18年01月09日・第125号所収

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