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「野中一二」の言いたい放題

2006年9月23日 昨日の経済建設常任委員会

昨日の常任委員会はちょっと変則で行いました。通常提出議案の所管委員会分審査を最初に行い、続けて所管委員会における様々な問題を議論するのですが、昨日は委員会を一旦そこで終了し、その後に勉強会と題して「甲府中央卸売市場」の現状について議論したのです。

なぜ一旦委員会を終了して勉強会に切り替えたのかと言いますと、通常の委員会ですと課長以上の出席ですが、今回は係長までを出席させたかったこと。議員の質疑は委員会のままだと所管に対して一人1回(1回の中でその所管に係わる質問を全てし尽くすと言う事、もちろんそこでは何度でもその事を繰り返しいろいろな角度から質問する事もできる)しか出来ないのですが、委員の意識を高めるため何度でも質問できるようにしたかった事。議事録を残さずに行いたかった事。最後は委員長の私もいろいろと発言できるようにしたかったと言う事なのです。

甲府の市場は、最盛期から見るとその取扱高が激減しています。水産物では平成3年のピークから14年連続右肩下がりで、平成17年には15,585トンにまで落ち込んでおり、ピークのほぼ半分となっています。青果においては平成8年以降毎年開設以来最低と言う数字が続き、平成17年では56,444トンとピーク時の60パーセントまで落ち込んできています。

消費動向調査によればほぼ70パーセントの消費者がこれらの食品をスーパー、コンビニで購入しているのが現状で、青果店、鮮魚店などの専業小売店での購入は10パーセント程度まで縮小してしまっているのです。そして残念ながら大型店の全国チェーンになればなるほど、甲府中央卸売市場を経由しなくなっているのです。

もちろんこれにあわせて市場管理職員の数も24名から12名へと半減させているのですが、経営としては赤字状態が続き、益々厳しくなってくる予想を立てているのです。国では5項目の基準を出し、そのうち3項目が該当すると中央市場ではなく規制の緩やかな地方市場へと移行するよう指導がきてしまいます。

現在の甲府中央市場はスレスレ、時間の問題かと言われてしまっています。しかし、ここでの組合業者からの意見は、地方市場だと良い荷物が入らなくなると言う意見が圧倒的に多く、なかなか官民一体になっての話し合いは進んでいないのが現状と言う説明でした。

その様な中で浮上したのが、家賃の改定が全く行われておらず、ほぼ全国平均の半分しか戴いていないと言う現実です。いわゆる賃貸業でもある市場として、これは最悪のパターンではないかと言う意見が続出しましたが、なんとなく諦めムード。これではまずいと言う事で一層中に入って戴いている組合の方々と話し合いをするように指導し、一方議会でもこのことを重大視して今後の方向性について行政当局と共に協力しつつ進めてゆくと言う事で終了しました。

甲府市の産業部がこの市場を抱えている部なのですが、実は産業部にはもう一つ「産地直売所」も抱えているのです。ちなみに今回の合併で甲府市となった中道町の農産物直売所は年間売上が1億円を超えるようになったという喜びのニュースが 入ってきたばかりです。しかしここで売れれば売れるほど市場の取引は減少してしまうんです、全部とは言いませんが大型量販店でお買い物なさる方々は、是非野菜は中道町の直売所でお求め下さい。

メールマガジン『野中一二の人は石垣、人は城』 平成18年09月23日・第151号所収

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