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「野中一二」の言いたい放題

2007年3月1日 祝辞

晴れて巣立ち行く卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。十八年間手塩にかけられたご父兄の皆様におかれましても誠におめでとうございます。

 校長先生をはじめ教職員の皆様、三年間のご指導誠にありがとうございました。真心こもったご指導のおかげで、本日無事に卒業式を迎えることが出来ました。

 そして、ご来賓の皆様方、関係各位、並びに地域の皆様方には日頃よりのご支援、ご協力を賜り、心からの御礼を申し上げると共に、変わらぬご支援を戴きますよう御願い申し上げます。

 さて、本日この甲府東高校を卒業する皆さんに、私が日頃よりモットーとしている「不期明日」と言う言葉を贈ります。

茶人、千宗旦が晩年に小さな茶室を立てました。その茶室の名を大徳寺の和尚につけてもらおうとある日、茶室に招待したのですがたまたま宗旦はその時間に急用が出来て留守にしてしまい、用を済まして急いで帰宅しました。しかし和尚はすでに帰った後でした、

その茶室の腰掛に「懈怠比丘不期明日(けだいのびく、あすをきせず) 」と書かれてありました。「私は怠け者だから明日は来られるかどうか解らないよ」という言葉です。

宗旦は深く反省し、この茶室の名前を「今日庵」と名付けました。「不期明日」とは「明日を期待しない」と言う事です。私達は仕事が終わらないと、つい「残りは明日にしよう」と考えがちです。しかし明日が確実にあると誰が保障できるのでしょうか。

大変な仕事ならその日の内に片つかない場合もあるでしょうし能力の差もあります。いけないのは「やり残した」と言う思いと「明日に頼む」という気持ちです、その日その日の仕事を精一杯やればそれでよいのです。

少なくともこの卒業式会場で共に卒業する同窓の志の顔を、そしてご臨席いただいた多くの方々を、そして今日まで見守ってくれた家族の一人一人を、ゆっくりと見ながらこの会場を去り、それぞれの新たな道へと踏み出して下さい。そうすれば、きっと思い新たに明日へと向かう勇気が湧いて来ます。

 結びに、卒業生の皆さんと東高校の益々のご発展と、本日ご列席いただきました皆様方のご健勝を心より祈念申し上げまして、甚だ簡単ですがお祝いの言葉とさせていただきます。

 本日は誠におめでとうございます。

平成十九年三月一日
山梨県立甲府東高等学校PTA会長
野中 一二

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