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「野中一二」の言いたい放題

2007年7月15日 参議院議員選挙に見る議員の選び方

12日に公示となった参議院議員選挙ですが、選挙の原点から少しこれを考えてみたいと思います。

はじめになぜ「公示」なのかご存知でしたか、これは天皇の国事行為として、「国会議員の総選挙の施行を公示」が定められているからです。その他の選挙では公職選挙法により選挙管理委員会が告示することになっていますから「告示」となる訳です。

その定数は衆議院議員480人、参議院議員242人となっているのが現状です。ここでは2000年に両院共定数削減を国民から問われ、衆議院20名、参議院10名をかろうじて削減したのです。

そして選挙期間は衆議院議員選挙が12日間、参議院議員選挙は17日間となっていて、この間各候補者は様々な手段で自身をアピールしようとします。(実際はこの期間中だけなんて言う事はあり得ませんね、ある意味ではこの期間は最後のお願い期間とでも言いますか、選挙運動の集大成的な期間です)

選挙の原則は民主主義の精神がフルに生かされています、選挙は民主主義の根幹だからです。たとえば日本国憲法の「選挙の3原則」とは次の3つを指し、
 1.普通選挙 選挙権は、一定の年齢に達したすべての国民に与えられる
 2.平等選挙 選挙人一人に一票。性別・財産・学歴などでの差別はない
 3.秘密投票 誰が誰に投票したかが、絶対解らないような方法で選挙が行われる

そして次の2つが保障されています
 1.自由選挙 選挙人の自由な意思によって行われる
 2.直接選挙 選挙人が直接代表者を選ぶ

この中でも世界中ではずいぶん違った選挙方法があるようで、平等選挙に絞ってみるとアメリカなどでは申し出がないと選挙権は与えられません。またある国では投票へ行かない場合は罰金がある場合も存在しています。この様に民主主義の成立過程が国によって異なっている場合は、当然のようにその根幹たる選挙の方法も異なってきているのです。

そのような中で一体「だれに投票するか」という行為ですが、「比例代表」と言う制度はその政党に全幅の信頼を置いている場合は成立するのでしょうが、これは良いがここはダメと言うとこれはずいぶん複雑になってしまいます。

今回の参議院議員選挙につけて大勢の方と選挙の候補者について話す機会がありました。この様な話をするくらいですから意識が高い方々が多かったのですが、それでも○○さんから頼まれて・・と言う感じの方がずいぶん多いことに気が付きました。

当然私自身の選挙でもその様な紹介を依頼する訳ですから決して侮ってはいないのですが、全国選挙となるとその推薦母体がどこであるのか、その中でどの様な地位にいた方なのか等ちょっと興味を持つとずいぶん奥が深いものだといった感じがして来るものです。

一方地方区などの場合は紹介・依頼が圧倒的に多くなり、どうしても候補者本人の姿勢といったものが見えにくくなりがちです。しかし基本はその人の人間性それがあっての紹介・依頼と言うことに尽きてしまいます。

常に明日は我が身の私にとってはこのようなことを考えさせられるのも明日の糧なのでしょう。

メールマガジン『野中一二の人は石垣、人は城』 平成19年07月15日・第172号所収

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