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「野中一二」の言いたい放題

2007年9月3日 マスコミがいけない

新聞やテレビでは連日横綱・朝青龍の報道を目にしない日はなかった。もういい加減にしてくれと言う感じだ。そして最後には安倍総理に向かって「朝青龍の問題をどのようにお考えでしょうか?」と、よくも一国の総理にそのような質問を投げかけたものだと感心するばかりである。

そしてモンゴルから伝えたあるテレビ記者は「日本とモンゴルの国際問題」とまで言ってのけたには仰天。もうちょっと冷静になれないものか、例えば、治療に帰ったモンゴルでサッカーをする横綱を見て「偽診断では」と、最初に骨折と診断書を書いた医師の責任は?と疑ってみなかったのだろうか。そしてなぜモンゴルであれだけ取材するのなら、最初にその医師の診断書を見て医師名を特定し、その疑惑を晴らすと言う事に注力しなかったのか不思議である。相撲協会や親方の態度は確かに釈然としない。ならばその体質を暴く事から始めるべきで、こぞってモンゴルへ取材に行くのはその次ではないか。

今、マスコミが国民に伝えるべきことはもっと別にある。にもかかわらず「みんなで渡れば怖くない」とばかりにこぞってモンゴルへついて行ったその態度は別の角度から見て実に許せない物がある。

今マスコミに取材してほしいのは、たとえば女性を射殺して自らも拳銃で自殺した警官に対して、何と1,200万円もの退職金が支払われる制度があったこと。しかもけん銃で死んだ場合は殉職扱いで2階級特進すると言う話。幸いと言うか立派と感じてしまう両親だが、この受け取りを辞退したと言う話。これらは今後も国民の知らないところで続けられてしまう制度であるにもかかわらず、その実態については驚くほど知らされていない事が多いのである。

一例ではあるがこのような社会の不条理についてもっとせっせと取材して記事にしてほしいと感じているのは私だけなのか、あるいは日本と言う国が遥か天平の時代から「上意下達」で来ているので、あまりおかみのことは詮索しないほうが良いという風潮があるのか。いずれにしても実に嘆かわしい報道体制である。

この様な時は「インターネット」が実に小気味よい回答を出している場合が多い。

例えば今回のこの事件でも実に様々な方が私と同様の意見を持っていたり、あるいは批判的ではあるががらりと変わった批評を書いているのが目につく。とてもマスコミの文筆家では歯が立たないと感じてしまう物が多い、実に多いのであえてその代表作をここで掲載するのはやめておきたい。どうかこのメルマガをお読み頂いた方は、検索で「朝青龍」と入力し、ちょっと段をずらしてどこでも良いので読んでみてほしい。もしかすると日頃のマスコミ記事がばからしくなってくるほど広くて深い内容が出てくるはずだ。

小生甲府大好き祭りと、サマーINきたぐちの準備の日に大汗をかいて着替えもしなかったら、立派な夏風邪をひいてしまいこのメルマガもちょっとお休みをいただいておりました。もう体調万全ですが、おかげで盆前に引きしめた(本人だけがそう思っている)中半身が、すっかり元に戻ってしまいました。せっかく食欲の秋に向けて体力づくりをしたのに水泡に帰してしまいました。

残念ムムム

メールマガジン『野中一二の人は石垣、人は城』 平成19年09月03日・第175号所収

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