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「野中一二」の言いたい放題

2008年01月02日 新しい年を迎えて

2008年もスタートし、今年はどんな年になるのだろうか、あるいはどのような年にしたいなどと思いを馳せている皆様方だと拝察いたします。

私は、今年はあまり苦にせずあるがままで生きてゆきたいと考えております。

「最近の若者は」と言う言葉も随分と聞いてきました。しかしこの言葉、4,000年前のギリシャの遺跡にある風呂の壁から発見されているそうです。と言う事は4,000年経た現在も相変わらず最近の若者に嘆き続ける大人がいるんだと言う事ですね。つまり自分たちで成し得なかったことに対して、誰かのせいにすることでとりあえず自分の心はいったん落ち着くのではないかとさえ思えます。

この様な中だからこそもっと現実の今の姿を見つめる必要があるのではと考えます。社会的に見て4,000年前に比べて今のほうが格段と悪くなっているでしょうか、物質的な豊かさは昔のほうが良かったのでしょうか、精神的には昔のほうが恵まれていたのでしょうか。

それらを考えるに昨年を表す漢字に代表される「偽」と言う出来事も、例えば赤福やミートホープは今になって偽装を始めたのでしょうか。その大元となる品質表示法についても昨年から厳しく定めたというわけじゃないのにと思ってしまいます。

そもそも食品の賞味期限については「おいしく食べる事が出来る期間」と言う表現が付いているのですから、あとは販売責任と購入後の保存責任と言う自らの身を守るべき最低限の常識で判断すればよい部分がかなり存在するのではと感じてしまいます。

神戸牛だと思って食べていたのが別の産地の牛肉だったと言う事、むしろこの事件では判断できなかった自らの舌先と味覚に対して嘲笑したくなってしまいます。同時に極端な食品に対するブランド志向に対して、一生懸命育てた生産者が勝利を納めた事に拍手を送りたくなります。さりとて詐欺行為は許されることではないのですが、もっと自らを磨きあげればおのずとこれらも解消されるのではないでしょうか。

この様に楽観的にかつ前向きに考えてゆくと決して現代社会も悪くはないなと、それこそ野中一二流超楽観主義になってゆきます。

ちなみに節目の年と言う事で年表をひっくり返していたら実に爽快な言葉に出会いました。

『悲観主義が、星々の神秘を探究したり、未知の土地に航海したり、人の魂にふれる新しい扉を開いたことは、これまで一度もない。』

年の始めにふさわしい言葉ですが、誰の言葉なのでしょうかそこまで追求せずそのまま書き留めてしまいました。

メールマガジン『野中一二の人は石垣、人は城』 平成20年01月02日・第182号所収

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