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「野中一二」の言いたい放題

2008年6月22日 議会人事のあり方

6月議会も終わりホッとしているところであるが、今回ほど議会の様子について問合せを受けたのも珍しい。別の用事で行き会っても「処で大変だったね」などと、ついつい抽選で議長が決まったことに話題が触れてしまうのである。

詳しくは小生ブログで書いている。
http://d.hatena.ne.jp/nonaka12/20080619 写実的に記載するとこのようなことであった。

しかし多くの市民の共通する意見は「結局そこに行き着く過程があるはずだ、そこでは一体何が今まであったのか、あるいはなぜこのような形にしかならなかったのか」という事についての意見が一番多かった。これは事実であろう、同時に昨日閉会した国会の様子がダブって見えてきているのかもしれない。いわゆる「ねじれ国会」だが、残念ながら地方議会はそれによって条例が通らないという事はほとんどありえないから、それほど深刻ではないのだが。

私自身が当然の如く国にあってはまず国民のことを考え、その結果として政党があると考えている。そして地方にあってはまずその市民の共通する利益を最優先に考え、その後に意見を同じくする者同士が会派を構成すればよいと考えている。
当然国政政党に所属する地方議員がほとんどではあるが、その縛りは非常に緩やかであり、それがゆえに国政政党の考え方が地方議員からすべて聞くことができるかというとそれはあまり期待しないほうがよい。またその程度の縛りでないと地方での存在が難しくなってしまうのも事実ではなかろうか。ただしだからと言って闇雲に思想的背景が違う地方議員が共同歩調を取っていると、それこそ矛盾だらけになってしまう恐れがあり、そのあたりをどのように調整しつつ自身の地方政治家としての活動を続けてゆくかが実に微妙になってくる。

そのような中でそれぞれ所属の常任委員会における長を決め、そして正副議長を決めてゆく流れを作るのだから、これは実に複雑な思考が必要になってくるはずである。しかし、現在のほとんどの地方議会において、そこまで突っ込んだ思考行程を踏まえた上で人事を決めている議会はほとんどないと言い切ってもよいのではないか。難しく考えるとまだまだ続くのだが、そこまでひねって思考回路を働かせる必要もないのかもしれない。

議会はすべからく少数意見に耳を傾けつつも、多数を持って決する場である。
この一番底辺にある原理原則が働き、今回の事態になったというのが結論のようだ。ただし今回は双方賛同者は半数であったというのも事実であるから、これを忘れてはならない。

今日からの小生の活動も、わが事のようにもう一度反省しながら続けてゆこう。

メールマガジン『野中一二の人は石垣、人は城』 平成20年06月22日・第191号所収

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