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「野中一二」の言いたい放題

2008年12月29日 甲府盆地は穏やかに今年を暮れようとしている

盆地の朝
盆地の朝

あっという間に過ぎ去ってしまった今年、甲府盆地も今朝は穏やかに一日が明けた。
ただしこれは気象上のこと、昨日に始まった大蔵経寺山の火災は現在も燃え続け、先ほど確認したら群馬県からの支援ヘリ「あかぎ」が荒川ダムから取水して、およそ20分に1回の割合で放水している。

今年も議会で「千代田湖からの取水ができないのはいかがか」という質問がたびたびあったが、これはボート業者が船を係留するため湖にワイヤを張っているので(これは脱法行為)無理という事。ずいぶん前からこの問題も取りざたされているが、何せ県管理で行っている千代田湖、市議会では手が出せない。

写真でご覧いただければ今朝の天気がよくわかるのだが、帯のように空気が滞留している。これは放射冷却現象が発生し、空気の対流があまり行われていない状態だと聞いています、このようなときに最低気温が一気に下がる。今時かまどで朝ごはん焚いている家など無いですから、この澱みの様に見える空気層はたぶん排気ガスか水蒸気なのでしょう。昔の中国では王様がこのような景色を見て「食事の支度ができている」といって安心したそうな、現在では自動車から排出される排気ガスが地球温暖化現象を起こしているなどと考えてしまうのか。

白根3山
甲府盆地から白根3山を望む

とにかく今年は100年に1度の経済恐慌といわれているうちに終わりそうだ。 小生ブログでも「リーマンショック」、「アメリカ自動車業界の悪夢」などで後半にぎわった年だ。

以前の不況は1年以上かけジワリジワリとやって来ていたが、今回の不況は津波の如く10月以降押し寄せてきた感じである。これも時代の体感スピードが増したせいか、それともWWW(ワールド・ワイド・ウエッブ)時代のせいなのか、それらも考えている余地がないのが現実である。そんな中で、世界中の国々が保護主義に走ることだけは何としても食い止めたいが、それさえ世界が否定してしまうこととなりそうなのが現代ではないのか。

良きにつけ、悪きにつけ世界規模で進行している時代というものの恐ろしさを痛感した年でもある。これから先のわが国は一体どうなるのか、我が甲府はどうあるべきなのか、このような時こそ政治の力が試されるのではないか。大学で多くの人が学んだ政経という言葉は政治経済の略であり、政治と経済は一体化だと学んだのではないのか。ならばその試練を試すのが来るべき年ではないのか。などと思いを巡らすうちに今年も暮れようとしている。

どうかこのメールマガジン愛読者の皆様におかれましては、来るべき年がますますの良い年でありますよう心から祈念申し上げ、今年1年の購読に感謝しつつ本年最終号とさせていただきます。

メールマガジン『野中一二の人は石垣、人は城』 平成20年12月29日・第196号所収

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